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皆さまの1日を5%元気にするビジネス系メルマガ『カレッジサプリ』
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令和5年4月11日(第3335号)
新入社員には「会社らしさ」より「自分らしさ」を意識させたほうが、定着率がよい?!
ー論文『The Powerful Way Onboarding Can Encourage Authenticity』からの示唆ー
株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 2231字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、新入社員研修の実施。
「仕事の進め方」についての1日研修でした。
”仕事とはなにか?”
という問いについて、
「お金を稼ぐもの」という
新入社員の方のコメントが一番多く、
「自己を成長させるもの」などの
意見は比較的少なめだったことが
興味深いところでありました。
もちろん、社風なども影響があるのでしょうが、
「現実的」なのが現世代の特徴なのかな、
とも思った次第。
とはいえ、新しい視点や意見に触れて
私も楽しい時間でございました。
*
さて、本日のお話です。
昨晩、人・組織に関わっている
同世代の友人の方と、お食事にまいりました。
(Mさん、ありがとうございました!)
その際に、
「一歩踏み出すこと」
から得られるチャンスと、
同時に不安について色々話をしており、
改めて、
”迷ったことは、
基本やったほうが良い”
という行動する大切さを
感じさせられたように思いました。
今日は個人的なエピソードではありますが、
そんなテーマで思うところをご共有させていただければと思います。
それでは、まいりましょう!
タイトルは、
【「一緒のクラスの人に声をかけられなかった話」から思うこと】
それでは、どうぞ。
■先日、お食事をしたMさんより
こんなお話を聞きました。
今春、お子さんの卒園式にあたって、
父母を巻き込んだ
卒園イベントをやろう、
という企画が立ち上がった際に、
幹事として手を挙げた、
というお話です。
■Mさんは、
仕事がたいへん忙しい方です。
そんな中でなぜ手を挙げたかというと、
「◯◯保育園の父母会」
という名目のグループなのに、
実際にはお母さんしか参加をしていない、
この現状がおかしいと感じたから、
だそう。
お母さんも働いていて大変そう、
その中でイベントの企画をしている。
その現状を見つつ、
会社では「女性活躍推進」と謳い、
自分も伝える側なのに、
”父母会なのにお母さんばかり”
という状況や前提に対して、
疑問も持たずにいる。。。
この現状はおかしいのではないか、
会社と家族の行動も一貫していないのでは
そして、社会も一貫していないのでは、と思い
「幹事、自分がやります」
と手を挙げた、とのことでした。
*
そして結果として、
卒園イベントが終わった後
イベントを企画したチームのお母さんから
「本当にやってよかった!」
という声が多数もらえて、
今後の20組の家族の、
生涯に亙る思い出になったそう。
やってよかったし
本当によい機会になった、
、、、
そんなお話を聞いたのでした。
■そして、この話を聞いた後、
ただただ
「素晴らしい・・・」
と保育園世代の子供を持つ親として
思うと同時に、
『「やったほうが良い」と思うことに
踏み出す大切さ』
考えさせられたように思いました。
Mさんも、現実問題、
「やったほうがいいけど、
仕事が忙しいし・・・」
という気持ちも持っていました。
でも、そういうことは
「やった後振り返ると
ほぼほぼ「やってよかった」
と思うものだよね」
そんな話は納得・共感したのでした。
■一方、言うは易しで、
実際できるかというと
そういうわけでもありません。
そのお話を聞きながら
私の中では、ある出来事を思い出していました。
(Mさんのエピソードに比べて
些細なお話ですが)
*
2週間ほど前の週末の話。
近所の大きな公園に
子供を連れて家族でお出かけをしました。
すると、同じ場所に
同じ保育園の
同じクラスのお子さんと、
そのお父さんお母さんがいました。
どうやら、向こうは気づいていない様子。
に妻が気づいて
「あれ、◯◯くんじゃない?」
と私に耳打ちをしました。
「ああ、そうだね、、、」
つかの間の沈黙が流れます。
■保育園のコミュニティは、
両親同士は認知はしていても
近づく機会はなかなかありません。
とはいえ子どもたちは
長い時間ともに生活をしているので
時にケンカもあるだろうし、
または地域の助け合い(情報交換も含め)などから
親同士も、接点はないよりもあったほうがよいのでは、、、
と個人的には思い、
妻ともそんな話を
時折していました。
■ゆえに、その状況では
折角の機会だから
踏み出したいところでした。
気持ちとしては
「やあやあ、こんにちは。
たんぽぽ組の紀藤です。
よくこの公園には来るんですか?」
くらいの声掛けはしても
よかったかもしれません。
*
しかし、妻と私は
顔を見合わせながら、
(でも、家族の時間を邪魔するのも
悪いかもしれないしな、、、)
という、本当は休日モードで
よそ行きモードのスイッチをONにして
誰かに話しかけるのが面倒くさい、
(要はビビった)
という自分たちの本音を包み隠して、
まごまごしているうちに
そのご家族は去ってしまったのでした。
、、、という週末のお話。
■この一連のことについて、
『「やったほうが良い」と思うことに
踏み出す大切さ』
と重ね合わせつつ、考えていました。
もしかすると、
そうした声かけで
不思議なつながりができて、
よい地域のネットワークに
つながったかもしれない。
もちろん、よそよそしい感じで
終わってしまうこともあるかもですが、
もしアクションせず
後悔をそこに残していたとすると
あったかもしれない可能性を
妄想し続けることになってしまいます。
そしてそれは、
ちょっと言いすぎかもしれませんが
『自分の可能性に対する背徳行為』
のようなものであるのかも、
そんなことを感じたのでした。
■やったほうがよい、
と思えることは、
基本アクションをする。
迷ったら、やる。
当たり前のようですが、
こうしたスタンスを常態にすること
改めて大切にしたいな、
そんなことを思った次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
森の分かれ道では、人の通らぬ道を選ぼう。
すべてが変わる。
ロバート・フロスト
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【編集後記】
4月の走行距離75キロ。
筋肉メシが継続中です。
体重がこれからどうなるのかが楽しみです。
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