配信日時 2023/01/03 13:46

鬼が弾く/街角ピアノ/老後破産/等を観て思うこと【カレッジサプリ】

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令和5年1月3日(第3238号)


鬼が弾く/街角ピアノ/老後破産/等を観て思うこと


株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 1596字/読了時間2分)


■こんにちは。紀藤です。

箱根駅伝に没頭している
2日、3日目でございます。

選手たちの安定した走りを
正面から捉えたカメラから見ていると、
実に緩やかに走っているように見えます。

しかし、実際は
1キロあたり3分ちょっとという
想像を絶するペースです。

洗練されるほど無駄がなくなり
むしろ簡単に見えてくるものだと、
走ることの奥深さを感じさせてくれます。



さて、本日のお話です。

このお正月で、
体調を壊したことをきっかけに(いいことに?)

NHKオンデマンドと
Amazonプライム、Netflixの
お世話になっておりました。

今日はその中で見た作品と
学びというほどでもないですが、
感想について、ゆるりとご紹介させて
いただければと思います。

タイトルは、



【 鬼が弾く/街角ピアノ/老後破産/等を観て思うこと  】



それでは、どうぞ。



■年末年始にて見た作品は

『First Love 初恋』
『街角ピアノ 渋谷』
『鬼が弾く 左手のピアニスト』
『心の傷を癒やすということ(全1~4話)』
『チェンソーマン(アニメ)』
『老後の資産がありません!』
『告白』
 
などでした。

本当は論文をバリバリ書いている予定でしたが、
ずっと38度を超える発熱が続いており、

潔く諦めて、なんとなく気が向いた作品を
見ることにしました。

不思議と、胸キュンのピュアなラブストーリーを観た後は、
暗めな作品(=告白)を観たくなるのが不思議です。
心の闇でもあるのでしょうか(苦笑)


■その中で、
何となく自分が選んだ共通のテーマが

「老後」

だったことに、
振り返って気づきました。

多分これは、

老後2000万円問題、
年末に発表された「資産所得倍増プラン」、
NISA制度の拡充などが気になったのでしょう。

まあ自分も介護問題などは
他人事ではありませんので。。。



■また、それらの「老後」にまつわる
お金や生き方に関するものと見聞きする中で、

もちろん最低限のお金は必要であるものの、
それ以上に重要なのが、

「つながりや生きがい」

であるのだろう、と、

平易な表現ではありますが
感じさせられたのでした。

そういったものがないと、
書籍『老後破産』で述べられていた

”何のために生きながらえているかわからない”
となってしまうのだろう、、と。

そう語られる高齢者は「つながり」がない、
というところに共通点があるそうです。



■そんな中、

『鬼が弾く 左手のピアニスト』

という番組は
86歳のピアニスト・舘野泉氏に
焦点を当てています。


舘野氏は脳出血で倒れられ、
右半身麻痺、ピアノを弾くことが
難しくなった中で、

左手のみのピアノ曲を見つけ、
それから現在も演奏活動を続けています。

86歳というご高齢から、
関節症などで指が変形しても、
その中で本人しか出せない音を奏で続けている、

そして現在も90歳まで
その演奏活動の予定が入っているといいます。

またその攻めていく姿勢は、
生きるエネルギーを感じさせられました。

そして、その周りにいる様々な年代の、
様々な職種の人たちがいるからこそ、

その期待に答えようと、
勢力的に命を燃やし続けている、
燃やすように促されているようにも思えました。



■また、

『街角ピアノ 渋谷』

でも興味深い人が登場しました。

この番組では、

・街角に置かれているストリートピアノに弾きに来る人々が、
・どのような背景を持っていて
・どのような思いでピアノに触れているのか

等をライブカメラで撮影し、
演奏後にインタビューをするという
ドキュメントです。

プロもいれば、最近始めた人もいます。
年代も様々で、ピアノの楽しみ方は
千差万別で良いのだと思わされます。



そしてその中には、
大人になって始めた初老の男性もいました。

その方は

「渋谷でピアノを弾くと、
 こんなビルで働いている素敵な女性が
 身をよじらせて拍手してくれる。
 この年になってこんな嬉しいことはないんですよ」

とユーモラスに語られていました。

その方も、若々しく見えて、
活力を感じたのでした。



■もちろん『老後破産』の話も読んだ後であると、

「やりがいや生きがい」

だけにすべての解決策を
求めることはできないし、

社会の構造的な課題が
あることも感じます。



しかしながら、
個人でできる一つの予防策として


『仕事でも趣味でも、
 何かを媒介をすることで周りと繋がること』


は、心身を健やかに生きるために、
一生涯、大切なことであろう、

と思わされました。



■そうしたものを

仕事でも、
あるいは囲碁でも、絵画でも
音楽でもスポーツなどの趣味でも

人と人を繋げられる磁力のあるものに
育てられるように、少しずつ
日々積み重ねていきたいものだ、

そんなことを思った次第です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>


生活は簡単に、思想は高く。


ラルフ・ワルド・エマーソン
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【編集後記】
キャリアコンサルタント試験まであと61日。

そして、ようやく体調が戻ったので
先日から論文の仕上げに取り掛かることができはじめました。
年末年始の予定が完全に狂ってしまいましたが、
後悔なきよう最後までやりきりたいと思います。


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