配信日時 2022/11/17 00:44

まず出すことを決め、できる限りの品質で勝負をする【カレッジサプリ】

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令和4年11月16日(第3191号)


まず出すことを決め、できる限りの品質で勝負をする


株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 1554字/読了時間2分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日は、広告関連のマネジャーの皆様へ
ストレングス・ファインダーの対面研修の実施。

今週は毎日研修が続いており
刺激的な機会をいただいております。



さて、本日のお話です。

研修を終えるたびに思うこと。
それは

”場に立つことが品質を高める”

ということです。

そしてこれは研修以外でも
同じことが言えるように思います。

今日はそんな気付きについて
学びをご共有させていただければと思います。

それではまいりましょう!

タイトルは、



【まず出すことを決め、できる限りの品質で勝負をする】



それでは、どうぞ。



■世の中には、
2つのタイプの人がいると思います。

・じっくり考えて、
 練りに練ってから実行する
 思考優位のタイプ と

・まずはやってみて
 それから改善を積み重ねる
 行動優位のタイプ
 
です。

どちらも高いレベルで
行う事ができる人もいますが、
基本的にどちらかに傾向を持つのでは、

と個人的に感じています。



■それぞれに
メリット・デメリットがあり、
どちらがいいとはいえません。

ちなみに私(紀藤)としては
完全に後者の「行動優位タイプ」であり、

まず掲げて、やってみて
それからバージョンアップを
繰り返すタイプです。

失敗も多いですが、
機動力は高めです。


■ちなみに、「組織」という規模でも
この傾向の違いはあるように思います。

例えば
私もお世話になっているMicrosoft。

WindowsのOSのバージョンアップを
とにかく期日までにローンチし、
確認された大量のバクを潰しまくっていく、

、、、というイメージがあります。
(あくまでも一ユーザ目線の感想です)
 

一方、保守的企業で
あれやこれや潰せていないリスクを検討し
完璧を目指すゆえいつまで経っても前に進まない、
そして機を逸してしまう、、、

という組織もあるように感じます。



■結局、大事なのは
両者のバランスではなかろうか、
と思うわけですが、

そのバランスとして
個人的に素晴らしいなあ、と思うのが
「iPhone(Apple)」でございます。

というのも私、先日「iphone14」に
買い替えをいたしました。

それまで使っていたのは「iPhoneX」に
特に困ってことがあるわけではないのですが、
変更をすることにいたしました。


そして購入するときにふと思いました。

「iPhoneって、もう14回も
 バージョンUPしているんだ」

と。


■あたりまえやないかい、

と言う話ですが改めて立ち止まって考えると
ハッとさせられたわけです。

もちろん、iPhoneの場合、
買い替えを促す戦略的なバージョンアップだとしても

iPhoneXでも十分な傑作だったのに
それでもさらにより良くしていくという前提で
商品を作っているスタンスに

・常にバージョンアップし続ける
・ゆえに完璧というものはない
というスタンスを感じ

それは「完璧主義の罠」のようなものを
脱却させるような気持ちがして
励まされるように思ったわけです。

(Apple社の場合、もちろん
 両者を最高に持っていっているのだとは思います)



■そして急に話の規模が
ぐぐっと小さくなり恐縮ですが、

たとえば私の仕事でも、

「この研修のクオリティ、
 もっと高めることができるのでは」
 
という余地を常に残しながら実施することも
決してゼロではありません。

それはとても不安なことではあります。

もちろん、そのときの最善を尽くしますが
一方、まだまだ叩けるところもある、
とも感じるわけです。



■じゃあ、
完璧じゃないからやらないのか?

というと、それこそ
機会を失うことになってしまう。

そんなジレンマの中で

・常にバージョンアップし続ける
・ゆえに完璧というものはない

という育て続けるというスタンスに立つと、
幾ばくか行動しやすくなるようにも
感じるのです。


■完璧ではないかもしれない。それでも、

1)まず出すことを決める

2)決められた期間で、
  できる限りの品質で勝負する
  
3)1→2を高サイクルで繰り返す

ことにより、

結果的に品質も高まり、
競争力も高まって、

他の追随を許さない、、、
とまでは言わずとも

確実にクオリティは高まり、
顧客にも貢献することができるようになる、

そんなことを感じます。



■色々と研修をやらせていただく中で
その都度バージョンアップをしながら
レベルを高められてきたように思います。

そんな道のりを振り返りつつ、


【まず出すことを決め、できる限りの品質で勝負をする】


ことの大切さを感じている次第。

最初から完璧を目指すと、
身動きがとれなくなります。

まずやってみること、大切にしたいと思います。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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<本日の名言>

いまはまたリスクが溢れている。
これはとてもいいことだ。
そのリスクを覗いて向こう側を見てみると、
なんだか大きく化けそうだと思えてくる。

スティーブ・ジョブス

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【編集後記】
子供にYoutubeKidsを見せたらドはまりしております。
動画の力は恐ろしいもので、

「あか」「あお」「きいろ」「ついた」「きえた」の語彙の中に
「どうわ(動画。「が」といえない)」が入ってきました。

このあたりのコントロールは節度をわきまえつつですが、
ただ影響力の凄さを感じるこの頃です。

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