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令和４年１０月１２日(第3156号）


クレープアイスから学ぶ「心の中のハードル」のお話


株式会社カレッジ　紀藤康行
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（本日のお話 1755字／読了時間2分）


■おはようございます。紀藤です。

昨日は、1件のコーチング。
その他は、研修参加もあったので、
やや緩めにお仕事をしておりました。

＊

さて、本日のお話です。

つくづく思うのは、
”何かをしたい、でも、できない”という場合

「心の中のハードル」

があると感じます。

今日はこのお話についての気付きについて
思うところをお伝えさせていただければと思います。

それではまいりましょう！

タイトルは



【クレープアイスから学ぶ「心の中のハードル」のお話】



それでは、どうぞ。



■しょうもない話ですが、
今日のメルマガの初案は

「コンビニでアイスを買い占めた話」

で終了させようかと
思っておりました。


■本当にしょうもない、と思いつつも、
どういうことお話かお伝えしてみます。
（しばしお付き合いいただければと、、、）

＊

私（紀藤）、森永の『ザ・クレープ』という
150円くらいのアイスが大好きでございまして。

その魅力を語ると長くなるのですが、

量が多すぎず少なすぎず、
ミドルエイジの自分にとっては
食後のデザートとして適切です。

かつ、クレープの柔らかさと
パリパリのチョコレートの食感が、
何とも言えない多幸感を感じさせてくれます。

ゆえに、近所のスーパーで”それ”を買うのを、
いつも楽しみにしていました。



■ですが、ある時から、

いとしの『ザ・クレープ』は
アイスの棚から姿を消してしまいました。

それから、日々買い物のたびに、
”それ”（？）の姿を探していて、
でも見つからない日々を過ごしていました。

探しながら、いつからか山崎まさよしの
「One more time, One more chance」のワンフレーズ

”いつでも探しているよ、
　どっかで　君（ザ・クレープ）の姿を”

というメロディと、
彼のちょっと癖のある歌声が
頭の中で流れる日々が続きました。


■しかし、先日のとある日、
妻が私に言いました。

「あった、、あったよ！」

え、なに？と聞くと、

どうやら、家から少し離れたコンビニ（ファミリーマートさん）に、
いとしの”それ”が数個置かれていたと、というのです。

マジか、、、それは一大事だ、
ということで、
先日保育園のお迎えがてら
そのコンビニにクレープチェック（？）をし、

確かにあることを確認した上で、
そこに置かれていた計7点をその場で買い占めた、、、

という話。



■、、、で、何がいいたいの？

ということですが、
ここから学んだ話としては、

『小さなご褒美』がもたらす価値

でございました。

高いケーキや
高級なお肉なども確かに美味しく、
多幸感をもたらしてくれます。

でも、毎日食べていても
財布によろしくないですし、

実際にそうしても、
意外とすぐ慣れるだけです。


その中で、
決して高価なものでなくとも、

【頑張った自分に対して
「小さなご褒美」を与えてあげること】

は、小さいようですが、
自らに活力を与えてくれるものだ、

まさにザ・クレープ（150円）などは
その典型的なものである、
そんな教訓を思い馳せました、

というのが、メルマガ初案として
思いついたことでございました。



■、、、が、それで終わり、ではありません。

今日一番お伝えしたいのは
「心の中のハードル」のお話です。

実はこの話を書いて、
しゃんしゃんで、終えることについて、
「心の中のハードル」を感じていました。



■この話を書くときに、
私の胸の内では様々な想い、

どちらかというと
ややネガティブな感情が
胸の中にもやっとやどりました。

例えば

クレープからの「小さなご褒美」って、
表面的過ぎる話ではあるまいか、、、
　
とか
　
大学院生として、
論文まとめ系メルマガ結構たいへんだけど、
そこから逃げていはいけないのでは、、、
　
とか、

メルマガの読者層の方もだいぶ変わってきている中で、
そして私（紀藤）のことも知らない人も増えている中、
しょうもないクレープの話を書いたら、
読者の方が去ってしまうのではないか、、、
　
みたいな感情です。

ゆえに、メルマガを書くことに
ちょっとした「心の中のハードル」を感じていたのでした。


そしてそこには、

自分自身の”願い”と
その裏返しの”不安”が立ち現れている、
ことをもう一人の自分が理解していました。



■そして、このことは、

「なにかしたいけれども、
　でもできない」

という心理的な状態において、
よく起こることだと思います。


ですが、

なにかやろうと思ったときに、
そこにある願いと不安を

客観的に認識すると、
少しだけ冷静になることもできるものです。



■ということで本日は、

クレープアイス買い占めからの、
行動をする上での「心の中のハードル」のお話

（クレープの話をちょっとだけ抽象度を高めて書いてみた、の巻）

でした。

行動には”感情”が関わってくるものです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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＜本日の名言＞

酒の一杯は健康のため、二杯は快楽のため、
三杯は放縦のため、四杯は狂気のため。

アナカルシス（古代ギリシャの哲学者）

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【編集後記】
論文系の話を考えていると、
あんまり自分の感情を見ることが少なくなる、とも感じます。
どっちも大事だな、と思いました。

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