配信日時 2022/06/18 20:58

「強み」にフォーカスした対話の3つの効果 ー「フィードフォワード面談」から学ぶー【カレッジサプリ】

---------------------------------------------------------------------------
皆さまの1日を5%元気にするビジネス系メルマガ『カレッジサプリ』
---------------------------------------------------------------------------
令和4年6月18日(第3040号)


「強み」にフォーカスした対話の3つの効果 ー「フィードフォワード面談」から学ぶー


株式会社カレッジ 紀藤康行
---------------------------------------------------------------------------

【メルマガ「カレッジサプリ」
  ぜひお友達にも教えてあげてください(ご登録はこちら↓↓)】
 https://www.courage-sapuri.jp/

------------------------------------------------------------------------------------


◎本メールマガジン(カレッジサプリ)は、

 外資系教育会社を経て、
 人材開発・組織開発の会社を経営する著者が、

 世界の名著や理論、体験談を元にした
 「人生にちょっと役立つ考え方」を通じて、

 ------------------------------------------------
 皆さまの1日を5%元気にする
 ------------------------------------------------

 ことを目的とし、3000日以上にわたって毎日お届けしている、
 500社3000名以上が購読するビジネスメルマガです。

 熟読するも読み流すも、ご自由な形でご活用下さい。

 ★紀藤康行プロフィール   https://www.courage-sapuri.jp/profile/

 --------------------------------------------------------------------------

(本日のお話 1999文字/読了時間3分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日金曜日は、IT企業のマネジャー向けの
ストレングス・ファインダー研修でした。

また終了後は大学院の授業。

「人材開発・組織開発実践論」で
ワールドカフェ、OSTなどの
組織開発の手法を探求いたしました。

その後、10キロのランニング。

*

さて、本日のお話です。

強みのフォーカスをするための一つの手法で
「ストレングス・ファインダー」というツールがあります。

弊社にも問い合わせをしばしばいただき、
また導入頂いた企業の皆さまにも、

「チームの関係が良くなった」
「お互いのことが深く理解できた」

等の声をいただくことがあり、
感覚として効果がある、

と感じております。



そんな中、
先大学院のマネジリアルコーチングの授業にて

「フィードフォワード面談」

というマネジメント手法について
学ぶ機会があったのですが、

まさにこのことだな!と改めて
納得しておりました。


、、、ということで、

本日はそのお話について、
思うところを皆さまにご共有させていただければと思います。

それでは早速まいりましょう!

タイトルは、



【「強み」にフォーカスした対話の3つの効果 ー「フィードフォワード面談」から学ぶー 】



それでは、どうぞ。



■「フィードフォワード面談」。


2010年にクルーガー氏によって
提唱された新しいマネジメント手法、

とされています。

曰く、

”「間違っていること」に注目するのではなく、
 「良いこと」に注目することで、パフォーマンスを向上させ、
  マネジャーと部下の関係を改善することを目的としている
 (Kluger and Nir, 2010)

という手法です。


※参考バックナンバー↓↓
『「フィードフォワード面談」~部下の強みを引き出し、ポジティブな行動を導く手法~』
https://www.courage-sapuri.jp/backnumber/10373/



■私たちが受けてきた教育は
(と括ってよいのかわかりませんが)

”出来ないことを、出来るようにする”
”間違っていることを、正す”

という教育であったように思います。


間違えていることについて

「何が違っているのか?」
「どうすれば間違いが治るのか?」

という問いは投げかけれた記憶は
結構ある。

*

反面、上手く言ったことについて

「なんでうまく言ったの?」

「上手くいった理由として、
 どんな自分の強みや能力があったと思う?」

「どうしたらこれからも
 同じように上手くいくと思う?」

なんて問われたことは、
ほぼほぼ記憶にない、というのが

多くの人に当てはまることではなかろうか、

、、、と思うわけです。


(私の思い込みかもしれませんが、

これまでの研修を実施させていただいた
日本企業の皆さまを見ていて
そんな風に個人的には感じております)



■そして、この

「強みにフォーカスをした対話」

について手法を明らかにしたのが
冒頭にお伝えしている

『フィードフォワード面談』

であります。

その具体的な手順は
上記のバックナンバーを参考にして
いただければと思いますが、

その面談が目指すものが

”インタビューされる本人だけでなく、
 多方面に広がって行くこと”

が魅力の一つだな、と思っており、
個人的にこれはイチ推し!

、、、と感じているのでした。




■では、具体的にどんな効果を
インタビューでは目指しているのか、

論文では以下のように紹介されています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「フィードフォワード面談」が目指すもの

1,インタビューされる側が
 「自分の強み」と「過去の成功経験」の繋がりを自己評価することで、前向きな変化を促す。
 (=部下への効果)

2,インタビューする側が
 「対象者の強み」と「強みが発揮されやすい状況」について理解することができる。
 (=上司への効果)
 
3,インタビューする側とされるの側の間に、
 新しい関係が構築され、または改善することができる。
 (=部下と上司の関係性への効果)
 
※Kluger,A.N.and Nir,D.(2010)”The Feedforward Interview”.
 Human Resource Management Review, 20. PP.235-246.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

とのこと。



■繰り返しになりますが、
改めてシンプルに整理するtp

部下と上司で

”強みにフォーカスをした対話
 「フィードフォワード面談」”

を実施することによって


1,部下への影響(=「強み」を自覚して前向きになる)

2,上司への影響(=部下の「強み」と発揮しやすい状況を理解できる)

3,関係性への影響(=いいところに焦点を当てた対話をして、良い関係になる)


という3つの効果が期待できる、

ということ。



■、、、とすると、

短く30分だけでやったとしても
やらない理由はない、

と私は感じますが、いかがでしょう。

(あえていうと、

「強み」等に焦点を当てた対話は
 やったことがないから慣れていない、
 やや照れくさい、等はあるかもしれませんが)



■いずれにせよ、

こういった手法が研究されているのであれば
それらのやり方を上手く取り入れることは

誰かと共同し、
他者への影響力を持つ上でも

「自分の武器を増やす」

ことにもなるのだろう、と思います。


強みに目を向けて、
強みにフォーカスをした対話をする。

その可能性、まだまだ
探求の余地がありそうですね。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

==========================
<本日の名言>

マイナスをプラスに変える事ができるのは、
人間だけが持っている能力だ。

アルフレッド・アドラー(オーストリアの精神科医/1870-1937)
==========================

【編集後記】
7月中旬の忙しい時期が続くときまで、
フルマラソンで言えば折り返しまで参りました。

お仕事のご相談がこのようにいただけ続けているのは
本当に嬉しい限りですが、密度が相当高まっておりますので
限られた時間でも質を担保できるよう、
背筋を伸ばしてここは気張って頑張りたいと思います。


【メルマガのご感想について】
メルマガのご感想は、このメールに直接ご返信いただければ紀藤にのみ届きます。
どんなことでも、お気軽にご連絡くださいませ。
皆さまのメッセージが励みになります!

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
 メルマガ「カレッジサプリ」公式サイト https://www.courage-sapuri.jp/
 ★バックナンバーはこちらから読めます★  https://www.courage-sapuri.jp/backnumber/
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

【メルマガ登録・解除について】
※メールアドレスの変更について
 ⇒「現在のメールアドレスの配信停止」→「新アドレスでの登録」にて
   ご対応お願い申し上げます。
※メルマガのご登録はこちらから
 ⇒ https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=HSfoIRnMfw
※メルマガの配信停止はこちらから
 ⇒ https://1lejend.com/stepmail/delf.php?no=HSfoIRnMfw