---------------------------------------------------------------------------
皆さまの1日を5%元気にするビジネス系メルマガ『カレッジサプリ』
---------------------------------------------------------------------------
令和4年6月15日(第3037号)
「信頼」を失するのは一瞬である ~失敗から学ぶ~
株式会社カレッジ 紀藤康行
---------------------------------------------------------------------------
【メルマガ「カレッジサプリ」
ぜひお友達にも教えてあげてください(ご登録はこちら↓↓)】
https://www.courage-sapuri.jp/
------------------------------------------------------------------------------------
◎本メールマガジン(カレッジサプリ)は、
外資系教育会社を経て、
人材開発・組織開発の会社を経営する著者が、
世界の名著や理論、体験談を元にした
「人生にちょっと役立つ考え方」を通じて、
------------------------------------------------
皆さまの1日を5%元気にする
------------------------------------------------
ことを目的とし、3000日以上にわたって毎日お届けしている、
500社3000名以上が購読するビジネスメルマガです。
熟読するも読み流すも、ご自由な形でご活用下さい。
★紀藤康行プロフィール
https://www.courage-sapuri.jp/profile/
--------------------------------------------------------------------------
(本日のお話 1513文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は6件の個別コーチングの実施。
また夕方は10キロのランニングでした。
ありがたいことに研修が続いており、
かなーり濃厚な日が続きそうです。
*
さて、早速ですが本日のお話です。
最近、研修が増えていますが、
その中でも「コーチング」系の案件が増えています。
自分自身が実施しつつ、
大学院でもその理論を学ぶ機会があり、
学べば学ぶほど、そこにあるセオリーが理解でき、
それらの”型”に沿って進めることで、
「部下の成長を促す可能性が高まる」という確信すると共に、
やっぱり大事な技術だな、と感じております。
一方、言うは易し行うは難しで、
実際にそれを現実世界で実行する上では
「対話をする難しさ」
も同時に感じるのは、
きっと私だけではないのでしょう。
リアルの世界は生身の人間対人間。
意図せずすれ違ったり、心を通わせられなかったり、
望まぬ結果になることも、往々にしてあります。
そして私もある研修にて
反省することがございました(汗)
、、、ということで、今日は
「対話の難しさ」とそれに関する「信頼」をテーマに、
自戒を込めて、思うところをご共有できればと思います。
(ややモヤっとした反省日記のようですが
ゆるりとお読み流しいただければと・・・)
それではまいりましょう。
タイトルは、
【「信頼」を失するのは一瞬である ~失敗から学ぶ~】
それでは、どうぞ。
■私(紀藤)自身の
後悔のような懺悔のような
反省ではありますが、
先日実施をさせていただいた研修で
個人的に「やってしまった」と
思った瞬間がありました。
一言で言えば、
受講者への配慮不足と言い表せるのでしょうが
その行動により、
”心のシャッターがガラガラ閉じた音”
が聞こえたような瞬間がありました。
■実際は本当にそうだったのかはわからず、
ただ私は「そう感じた」という話。
なんでもそうですが、
その時、本当の意味で相手が何を感じたのかを
正しく知ることはできません。
相手が、その内側の気持ちや感情を
本音と言ってくれることは大人の世界では少なく、
ゆえに、その時の相手の心境は
”想像するしかない”ということもままあります。
■ただ、なんとなくだとしても
その場の空気感や雰囲気により、
”壁が生まれた”
”抵抗感を覚えられた”
という様子は、
確かなものとして伝わってくる、
という直感もあります。
そして、その後の様子から
”信頼を失すると、
そもそも深い対話を実現することが、
極めて難しくなる”
と感じた、、、というお話。
詳細は割愛しますが、
大いなる反省です。
■コーチングでは、
「成長支援の準備」として
・『心理的安心感を与える』
・『自由な対話を促す』
ことが重要な要素である、
と述べた研究があります。
※参考:永田正樹(2021)リフレクションを中心とした経験学習支援ーマネジャーによる部下育成行動の質的分析ー
確かにそもそもそこに
「心理的な安心感」や
「自由に語ることができる関係性」がなければ、
対話を行うことも難しいもの。
前提として
「あなたには話したくない」という状況だと
問に対して答える気持ちにもならず
本音も出てくるはずもありません。
■対話の土台となる
「この人に(コーチ役)に
話をしてもいいか」
と思える状態ができていなければ、
そもそも対話が立たず、
それを決めるものは、
一言で言えば「信頼関係」である、
と言えるのでしょう。
■「信頼」を築くものは、
王道をいえば、日常の『承認行動』なのでしょう。
・日常の声かけだったり、
・仕事を行うときのやり取りであったり、
・話を聞く姿勢だったり
何気ない行動の数々や、
日常の言動から人として裏表がなく
誠実な姿勢からちょっとずつ
信頼は積み重ねられていくのだと思います。
■しかし気をつけるべきことは、
それらの行動の中で
「大きく信頼を失する行動」があった場合、
それを取り戻すためには、
それ以上の行動と時間が必要になってくる、ということ。
(まさに今回の私のように汗)
■私の好きな書籍『7つの習慣』の中で、
【信頼残高】
というお話があります。
「信頼」を獲得するような行動(=信頼の預け入れ)を
コツコツと積み重ねていったとしても、
「信頼」を失う行動(=信頼の引き出し)をすると、
取り戻すのに3倍くらいかかる、
というお話があります。
すなわち、
信頼を取り戻すためには、
3倍の努力が必要である、
というお話。
■まさにこのことは的を得ている、
と感じますし、だからこそ、
・”地雷を絶対にふまない”
・”信頼を失する行動には最大限気をつける”
という姿勢が重要、
などと強く感じた次第。
改めて、何気ない行動を含め、
一挙手一投足の影響を考え
行動する必要がある、
そんなことを思った次第です。
大いなる自戒を込めて。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
==========================
<本日の名言>
人間というものは、
わが身のことになればおのれを甘やかし、
たやすく騙されてしまう。
マキャヴェッリ(イタリアの外交官/1469-1527)
==========================
【編集後記】
忙しくなってくると、集中力とモチベーションが
時に不安定にあります。それらを保ち続けるのは、やっぱり睡眠(そして運動)。
コツコツ走り続けたいと思います。
【メルマガのご感想について】
メルマガのご感想は、このメールに直接ご返信いただければ紀藤にのみ届きます。
どんなことでも、お気軽にご連絡くださいませ。
皆さまのメッセージが励みになります!
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
メルマガ「カレッジサプリ」公式サイト
https://www.courage-sapuri.jp/
★バックナンバーはこちらから読めます★
https://www.courage-sapuri.jp/backnumber/
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
【メルマガ登録・解除について】
※メールアドレスの変更について
⇒「現在のメールアドレスの配信停止」→「新アドレスでの登録」にて
ご対応お願い申し上げます。
※メルマガのご登録はこちらから
⇒
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=HSfoIRnMfw
※メルマガの配信停止はこちらから
⇒
https://1lejend.com/stepmail/delf.php?no=HSfoIRnMfw