配信日時 2022/05/20 08:22

外に出て、人と出会い、師匠を見つける【カレッジサプリ】

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令和4年5月20日(第3011号)


外に出て、人と出会い、師匠を見つける


株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 1869文字/読了時間3分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は”強みにフォーカスした職場づくりの研修”
(ストレングス・ファインダー研修)の実施でした。

チームの中核社員とマネジャー
それぞれで研修を行い、
職場での実践を促すことを目的とした研修。

新しい試みも含めているので、
どんな形になっていくのかとても楽しみです。


また、夜は8キロのランニング。
またウルトラマラソンまであと2日です。

準備は万全です。
(子供が熱を出したのが不安ですが、、、)



さて、本日のお話です。

昨日、研修にてファシリテーション役を
務めさせていただきましたが、

その中で、以前よりも

”楽しく、自分の芸風(?)を
 活かして実践できた感”

がありました。

小さな内的な変化ではあるものの、
私のキャリアの中では結構、重要なことに
思えたことでした。

そして、その理由と原因を考えたとき
諸々気づくことがございました。

今日はそのお話について、皆様に学びと気付きを
ご共有させていただければと思います。

それではまいりましょう!

タイトルは、



【外に出て、人と出会い、師匠を見つける】



それでは、どうぞ。



■人は出会った人や経験に、
影響を受けるものです。

おそらく皆様も、
かつての上司とか先輩とか同僚とか
他者の背中を見て、多くのことを学ばれてきたかと。
(もちろん私も!)


そんな中、私の個別の話で恐縮ですが、

私の場合、起業した5年前から、
企業研修で登壇させていただくようになりました。

これまでの仕事の役割の中に
「研修講師」というものが加わったわけです。



■そうすると、研修講師についても
周りから情報が入り、色々と考えます。

ある研修では、

「ランクを活用して
 ”講師&参加者”という構造で
 研修の物語に一気に引き込む講師」
 
を見て、講師の巻き込みっぷりカッコイイなあ、
と思ってみたり、

あるいは、

「周縁化された人たちの声も聞こうとする
 温かいグループコーチングのファシリテーター」
 
を見て、ひたすら待つスタイルで
参加者が場を作っていくことを促すことに
ちょっと憧れてみたり。

また大学院に入ってからは、

「知的で、明確に伝え、問いかける
 クレバーな(?)講師のスタイル」
 
もいいなあ、などと思っていました。



■ただ結局、

あれやこれや影響を受けて
右往左往する中で、

なんだか自分なりのスタイルが見つから図
「これでいいのか感」を持っておりました。



■そんな中、最近大学院で、

とある授業に参加しているのですが、
その中の先生のスタンスが、

「知的なのだけれど、
 極めて親しみやすい」、

変な話、ゆるい、柔らかい感じだけども、
舐められるわけではなく(?)、
専門性を持ち、尊敬をされているように鍛冶、

これまでの大学院で
あまり出会わなかった先生で
非常に刺激を受けたのでした。



■フランクに接されるので、

皆がどこかで持っているであろう、

・良いことを言いたい感、
・それに伴う質問への躊躇、
・ごくごく薄い見えない膜のような心理的距離

を消し去っているように見えました。



■そして、その場に参加して、

「ああ、このように専門性を持ちつつ
 胸襟を開いて参加者とともに作ることは可能なのだ」

と自分の中で腑に落ちて、

自分の目指したいスタンスは
こういうものなのかもしれない、、、!

と思った、というお話。


そしてそこから、
昨日の研修ファシリテーションに関しては
より自分らしく、楽しく、参加者からも評価されて
実施ができたように思います。



■さて、上記のことから、
何を学んだか?について、少し
まとめてみたいと思います。


それは、シンプルですが


『外に出て、
 色んな人と経験に出会うこと』


の重要性かと。


キャリア発達につながる
個人の特性として、

・経験への開放性
・外向性
・プロアクティブ(先取り志向)のパーソナリティ

などが挙げられるそうですが

まさに、

”外に出て(外向性)
 色んな人と経験に出会う(経験への開放性)”

と時に、

『(この分野では)こんな人を目指したいと思える
 インデックス型のメンター(師匠)』

と出会える可能性が、
ぐっと高まるように思ったのでした。

それは、外に出ないと、
自分の枠が広がらず、憧れる対象も
受け身の偶然に身を委ねることになります。



■上記でお伝えした自分の例でも、

「自分の強み」は、
”自己開示と明るく前向きな雰囲気である”
と自己認識が高まるとともに、

それらを活かして、
より先で活躍されている方と出会うことで

(勝手に心の中で思っているだけだとしても)
自分が真似したいと思える師匠となり、

それが、自分のキャリア発達にも繋がっていくのだろう、
と感じています。



■「こうなりたい像」も
色々なパターンを知らなければ、
幅が広がることがありません。

ゆえに、改めて外に出ること、
人と出会うこと、学ぶことは大事だな、
と思った次第です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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<本日の名言>

人は、その視野でしか成長できない。

ジョン・パウエル(イギリス出身の作曲家/1963)

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【編集後記】
雨マークだったウルトラマラソンが晴れに変わりました。
今日も研修ですが、これとウルトラマラソンが5月の一区切り。
頑張りたいと思います。


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