配信日時 2021/12/19 19:26

今週の一冊『弓を引く人』【カレッジサプリ】

-------------------------------------------------------------------------
皆さまの1日を5%元気にするビジネス系メルマガ『カレッジサプリ』
---------------------------------------------------------------------------
令和3年12月19日(第2859号)


今週の一冊『弓を引く人』


株式会社カレッジ 紀藤康行
---------------------------------------------------------------------------

【メルマガ「カレッジサプリ」
  ぜひお友達にも教えてあげてください(ご登録はこちら↓↓)】
 https://www.courage-sapuri.jp/

------------------------------------------------------------------------------------


◎本メールマガジン(カレッジサプリ)は、

 外資系教育会社を経て、
 人材開発・組織開発の会社を経営する著者が、

 世界の名著や理論、体験談を元にした
 「人生にちょっと役立つ考え方」を通じて、

 ------------------------------------------------
 皆さまの1日を5%元気にする
 ------------------------------------------------

 ことを目的とし、2800日以上にわたって毎日お届けしている、
 500社3000名以上が購読するビジネスメルマガです。

 熟読するも読み流すも、ご自由な形でご活用下さい。

 ★紀藤康行プロフィール   https://www.courage-sapuri.jp/profile/

 --------------------------------------------------------------------------

(本日のお話 1446字/読了時間1分半)


■こんにちは。紀藤です。

昨日土曜日は終日大学院。
夕方からは10キロのランニング。
また、打ち合わせなどでした。

12月もいよいよ追い込みです。
気を引き締めて頑張りたいと思います。



さて、本日のお話です。

毎週日曜日は、
お勧めの一冊をご紹介する
今週の一冊のコーナー。

今週の一冊は、

=========================

弓を引く人 (角川書店単行本)

パウロ・コエーリョ (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/B09L7HJ5YL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_PM5YEQG4GVH4XMHDRSKY?

=========================

です。



■『アルケミスト』という、
知る人ぞ知る名著あります。

羊使いの少年が、
宝を探すという冒険の中で、
人生の様々な智慧を学ぶ,

という物語。


欧米を中心に
世界中でベストセラーになり
1億5000万部を記録しました。

(ちなみに、ロード・オブ・ザ・リングの
 『指輪物語』が1億4000万部なので
 その凄さがわかるかと思います)
 
 

■さて、その著者の
パウロ・コエーリョの最新刊が

今回の『弓を引く人』です。



彼の著書の特徴は、

自己を探求しようとする少年が
何かを目指して旅をし、
挑戦をしていく中で、

”世界の理”

を学ぶという仕立てになっています。
(ちょっと抽象的ですが)


スピリチュアルなストーリーですが
その物語には、説得力があり、
引き込まれる力があります。



■『弓を引く人』は、

パウロ・コエーリョが
「弓道」からインスピレーションを受け、

弓の道を追求することを
人生を追求すること重ね、
描かれています。


弓、矢、的、姿勢、、、

弓道の一つ一つのエッセンスを
比喩的に用いて、

私達が何かの道を目指す際に
持つべき大切なあり方として

物語にしています。



■ちなみに、余談ですが

私(紀藤)は高校時代、
弓道部に所属しておりました。

私は怠惰な部員でしたので
弓道を語れるほどではありません。

ただ、たしかに

”型がキレイで良く的に当たる”

だけが弓道かと言うと、
そういうわけではないのだろう、

と薄々感じていました。


■それから月日が立ち、数年前、

『弓と禅』(著:オイゲン・ヘリゲル)
https://www.amazon.co.jp/dp/B019GDE9Z8/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_FMWH6TZJ4YHJ7KWQHBMF

という本と偶然出会い、
弓の世界の奥深さを
遅ればせながら学びました。

そして、
弓道の達人になるということは

「自分と的が一つになる」

という禅に通ずる、
自分では理解が及ばない世界がある、
ということを知りましたが

まさにこの本で語っていることも、
それらに通ずる深い世界観が語られている、

と感じます。



■ページ数としては150ページほど。

また随所にある絵が
想像力を掻き立ててくれるので、
すぐに読み終わります。


ただ内容としてはとても深く、

「自分はこのような姿勢で
 何かに取り組んでいるだろうか」
 
と考えさせられる一冊です。


(以下、著書の紹介です)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【『アルケミスト』の著者、パウロ・コエーリョが贈る「人生を実り豊かにする」教え】

この国で最高の弓の達人である哲也は、現在、小さな村の普通の大工として生きていたが、
ある日、遠い国から来た別の弓の達人から挑戦を受けた。
哲也はこの挑戦を受けることによって、その弓の達人だけでなく、村の少年にも弓の真髄を
教えるのであった――。


「矢は一本一本、異なる飛び方で飛翔する。
 あなたは何千本という矢を射ることができるが、
 その一本一本が異なる軌跡を描いて飛んでゆく。
 それが弓の道なのだ。」


プロローグ
仲間たち



姿勢
矢の持ち方
弓の握り方
弓の引き方
的を見る
矢を放つ瞬間
繰り返し
的に向かって飛翔する矢を見る
弓も矢も的も持たない射手
エピローグ

※Amazon本の紹介より引用
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

何かに頑張る多くの方に、
ぜひ読んでいただきたい一冊です。

アルケミストが好きな方も、ぜひ。


==========================
<今週の一冊>

『弓を引く人』

パウロ・コエーリョ (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/B09L7HJ5YL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_PM5YEQG4GVH4XMHDRSKY?

==========================

【編集後記】
久しぶりに10キロ入りましたが、
気持ちよくなるのは5キロ地点からだな、と思いました。
足と呼吸のリズムが整うと、瞑想のような状態になって
とても気持ちが良いのです。
ランニング、やっぱりいいなあ。


【ご感想・お問い合わせについて】
カレッジでは、企業研修・ワークショップを行っています。
メルマガのご感想、ご相談・お問い合わせは、
このメールに直接ご返信くださいませ。

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
 メルマガ「カレッジサプリ」公式サイト https://www.courage-sapuri.jp/
 ★バックナンバーはこちらから読めます★  https://www.courage-sapuri.jp/backnumber/
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

【メルマガ登録・解除について】
※メールアドレスの変更について
 ⇒「現在のメールアドレスの配信停止」→「新アドレスでの登録」にて
   ご対応お願い申し上げます。
※メルマガのご登録はこちらから
 ⇒ https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=HSfoIRnMfw
※メルマガの配信停止はこちらから
 ⇒ https://1lejend.com/stepmail/delf.php?no=HSfoIRnMfw