配信日時 2021/10/13 05:40

内部コンサルタントと外部コンサルタントの違い【カレッジサプリ】

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令和3年10月13日(第2792号)


内部コンサルタントと外部コンサルタントの違い


株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 1919字/読了時間2分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は4件のアポイント。
並びに夜からは大学院の打ち合わせ。



さて、本日のお話です。

また人事ネタですが、
こと「人材開発・組織開発」において、

”内部コンサルタント”

”外部コンサルタント”

の2種類の人が関わるパターンがあります。


内部= 本部人事、事業人事

外部= 研修会社、専門家

ですね。


そして、それぞれの立場で
メリット・デメリットがあることを学び、
考えることがありました。


今日はそのお話のご共有、
そこからの気づきと学びについて、
皆さまにご共有させていただければと思います。

それではまいりましょう!


タイトルは、



【内部コンサルタントと外部コンサルタントの違い】



それでは、どうぞ。



■先日


『クライアントとの「美しい別れ方」を考える」
https://1lejend.com/b/detail/HSfoIRnMfw/3991409/
 
 
というタイトルで
メルマガをお送りしました。


”お別れ”というと、

青春時代の恋愛のように
なんだか切ない気持ちになる言葉ですが、

こと外部コンサルタントとして
クライアントと関わる場合、

「別れは運命」

でございます。

とはいえ社外の人間ですし、
定年まで続くという全体には
そもそもない関係性かと思われます。



■逆に、内部の人は内部で

”社内の政治に絡め取られやすい”

”言いたくても言えないことがある”
(力がある役員とか社長とか…)

という難しい状況もあったりします。


ゆえに、

内部、外部それぞれのコンサルタントの
メリット・デメリットは、
以下のように整理される、とのこと。


(ここから)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【内部コンサルタント】(=組織の内側で課題解決をする人)

<メリット>
1,組織の事情を深く知っている
2,組織の人脈を活用できる
3,フォローし続けることができる

<デメリット>
1,組織の政治に絡み取られやすい
2,組織の外側の専門知に疎くなりやすい


【外部コンサルタント】(=組織の外側で課題解決する人)

<メリット>
1,周辺性を利用して、権力から自由に動ける
2,言いたいことがフィードバックできる
3,組織の外側の専門知に精通している

<デメリット>
1,フォローがしにくい(お金がかかる)
2,いつかは別れる運命にある

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(ここまで)


…とのことです。



■こう見てみると、

「どちらがいい」ではなく、

それぞれの長所・短所が
ある事がわかりますね。



例えば、私(紀藤)のような
「外部コンサルタント」だと、


・言いづらいことでも
 フィードバックを伝えることができる
(距離があるからこそ、言えることがある)
 
・他の組織と比較して感じることを、
 外部の視点から伝えることができる
 

というメリットはあります。


…そして、
それは言い換えれば

「外部が関わるからこそ、

 普段はいいづらいことを
 あえて言ってほしい」

ことが求められている、

とも感じるのです。



■先日、共に組織開発を行っている
パートナーの仲間とこんな話をしました。


「外部から我々が関わるのであれば、

 ”普段話せないけれども、
  話す必要がある重要なテーマ”
  
 を皆があえて話せるように
 働きかけないとしないといけないよね。
 
 そうしなければ外部である
 我々が介入する意味がない」
 

というような内容です。


そして、話しながら、

(ちょっとしんどいけど)
「本当にそうだよな」

と思ったのです。



■語られていない大切なこと。

感じているけど表面化されていない
水面下の問題。


それらの繊細な話題だったとしても、

(もちろん最大限の準備はした上で)
最終的に”我々のせいにすればいい”と
踏み込んでいくという覚悟を持って、

があってこそ、


<外部コンサルタントのメリット>である

1,周辺性を利用して、権力から自由に動ける
2,言いたいことがフィードバックできる
3,組織の外側の専門知に精通している


なるものを、
十二分に発揮できるのだろう、

とも思ったのでした。



■大事なことは、

”目指す結果に到達するために、
 どのようなリソース(内部・外部)を使うか”
 
なのでしょう。


そして、

自分が求められている役割を知り、
発揮できる力を知り、
メリットを存分に発揮する。

デメリットとしてできないところは
内部・外部お互いに協働しながら、

「人と組織づくり」に資する活動をする。

そんなスタンスが重要なのだろう、


そんなことを、上記の

【内部コンサルタントと外部コンサルタントの違い】

のまとめを見ながら思ったのでした。



■ということで自分を振り返り、
私(紀藤)も、外部コンサルタントとして

・より専門知を磨く

・言いづらいことを場に出す

・客観的な情報を提供する


というメリットを磨きつつ
つい疎くなりがちな、


・社内事情をより詳しく知る

・フォロー体制を社内人事等と
 協力して行っていく


等、工夫して成果を求めていきたい、
と思った次第です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

一人で石を持ち上げる気がなかったら、
二人がかりでも持ち上がらない。

ゲーテ

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【編集後記】
茨城のリモートワーク5日目。
机を学習机→足元が広々とした机に変えましたが、
非常に快適です。足元の自由度とか、机のちょっとした広さは、
仕事のしやすさに直結するな、と思った次第。環境って大事。


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