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令和3年9月10日(第2759号)
世界一高精度な翻訳ツール『DeepL』で、世界の論文を読んでみよう
株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 1813字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は研修の企画。
また2件の打ち合わせ。
*
さて、本日のお話です。
大学院に入って、
論文を読むようになりました。
その際に大変重宝している
『DeepL』
https://www.deepl.com/translator
という非常に優秀な
翻訳ツール(無料)があります。
”世界一高精度な翻訳ツール”
と銘打っているだけあり、
これを活用することで、
世界の知見に繋がることができます。
今日はこのツールと活用方法を
ご紹介させていただければと思います。
それでは早速まいりましょう!
タイトルは、
【世界一高精度な翻訳ツール『DeepL』で、世界の論文を読んでみよう】
それでは、どうぞ。
■「今は便利になりましたよねー。
論文だって、辞書使わずに、
サイトからダウンロードして、
『DeepL』にぶっこんじゃえばいいんでしょ?
いやあ、便利だなあ」
、、、と、先日
大学院の授業で教授が
語っておりました。
さて、冒頭から
『DeepL』
なるツール名を連発しておりますが、
皆さまは、いわゆる”翻訳ツール”、
使ったことがありますでしょうか?
(多分、一度くらいあるはず!)
■世界は、実に広いです。
知りたいことがあっても
日本のGoogleで検索しても出てこないこと、
しばしばあります。
しかし、英語であれば、
すでに先行研究があって、
手に入る情報もたくさんある、
、、、ということは
なんとなく想像できるかもしれません。
■、、、とはいいつつ。
「いや、そりゃわかるけど、
実際どないすりゃいいねん(英語読めないし)」
と思うわけです。
そうとはわかっていても、
”言葉の壁”
がそれを阻ぶのです。
英語を勉強しても、
結局読みこなすまでには、
膨大な時間がかかってしまう…
しかし、それは過去の話。
今では、
「海外の知見にアクセスする」
という壁は、翻訳ツールの発展により、
相当低くなっている(!)
というのが今日お伝えしたい
一番のことです。
■例えば、私の例ですが、
先日こんな疑問を持ちました。
「「コーチング」が
ビジネスの成果に与える影響ってなんだろう?」
(「コーチングは大事」と言われているけれど、
研究結果としてどのようなものが
果たして、あるのだろうか?)
または、こうも思いました。
「「個人のビジョン」を持つことが
目標にどのような影響を与えるのか?」
、、、これも、
気になるところでした。
■しかし、これらを、
Googleの検索で、
「コーチング 重要性」
「ビジョン 重要性」
と検索しても、
出てくるのは、
まとめサイトのページや、
誰かのブログなど。
結局、
”信頼のおける一次データ”
にたどり着くことが
なかなかありませんでした。
■しかし、です。
英語での検索を、簡単な単語を使って
やってみると、ぐぐっと広がります。
例えば、
「Coaching_analysis_paper」(コーチング 分析 論文)
とか、
「Vision_personal_analysis_paper」(ビジョン パーソナル 分析 論文)
などと打ち込んで探すのです。
すると、
引用数が多い大学などの
研究機関での論文が出てきます。
そして、それらのPDFが
無料でダウンロード出来たりするのです。
■もちろん、
検索できる語彙力
タイトルで何がテーマか分かる程度の英語力
は必要になりますが、
そこまでできれば、
1)「興味深い論文」を英語で検索。PDFをダウンロード
↓
2)PDFを「Googleドライブ」にアップする
↓
3)PDFを「Googleドキュメント」で開く
↓
4)Googleドキュメントで開いたPDFを、
「テキスト(Microsoft word)」でダウンロードする
↓
5)その内容を『DeepL』に入れて翻訳する
という5ステップを踏むことで
日本語の文章と
ほぼ変わらぬクオリティで
世界の論文を読めるようになります。
■そうすると、例えば
先ほどの私(紀藤)の疑問のように
・”「コーチング」が
ビジネスの成果に与える影響とは?”
・”パーソナルビジョンを持つことが
目標にどのような影響を与えるのか?”
等の、有用な参考情報に触れることができる、
となるのです。
■「論文」というと、
なんとなくアレルギーがでそうですが、
意外と面白かったりします。
冒頭から、
・これは何を研究するのか?
・結論は何がいいたいのか?
等もまとめてありますし、
データや調査方法も書かれているので
実に説得力がある。
ゆえに、この選択肢の広がりは
学びにおいて実に大きいのでは、
と思うのでした。
■飛び抜けた英語力がなくても、
ある程度の基礎があれば、
世界中の情報に
アクセスできるようになったのが、
「今という時代」
と感じます。
そしてこれからは、
もっともっと便利になっていくのでしょう。
そんな
”世界の知見との繋がり”
についても、もしご興味がある方は、
ぜひ『DeepL』、活用してみてくださいね。
お勧めでございます。
↓↓
世界一高精度な翻訳ツール『DeepL』
https://www.deepl.com/translator
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
何かを学ぶためには、自分で体験する以上に
いい方法はない。
アルベルト・アインシュタイン(ドイツの物理学者/1879-1955)
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【編集後記】
一つの情報が、自分の視野をぐっと広げてくれることもあるもの。
ちょっとずつ調べて読むという地道な活動が、
自分の知恵を拡げてくれるように思います。
まだまだ知らないことはたくさんあります。
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