配信日時 2021/09/10 10:33

世界一高精度な翻訳ツール『DeepL』で、世界の論文を読んでみよう【カレッジサプリ】

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令和3年9月10日(第2759号)


世界一高精度な翻訳ツール『DeepL』で、世界の論文を読んでみよう


株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 1813字/読了時間2分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日は研修の企画。
また2件の打ち合わせ。



さて、本日のお話です。

大学院に入って、
論文を読むようになりました。

その際に大変重宝している

『DeepL』
https://www.deepl.com/translator

という非常に優秀な
翻訳ツール(無料)があります。


”世界一高精度な翻訳ツール”

と銘打っているだけあり、

これを活用することで、
世界の知見に繋がることができます。


今日はこのツールと活用方法を
ご紹介させていただければと思います。

それでは早速まいりましょう!

タイトルは、



【世界一高精度な翻訳ツール『DeepL』で、世界の論文を読んでみよう】



それでは、どうぞ。




■「今は便利になりましたよねー。

  論文だって、辞書使わずに、
  サイトからダウンロードして、

 『DeepL』にぶっこんじゃえばいいんでしょ?
 
 いやあ、便利だなあ」
 
 
、、、と、先日
大学院の授業で教授が
語っておりました。


さて、冒頭から

『DeepL』

なるツール名を連発しておりますが、
皆さまは、いわゆる”翻訳ツール”、
使ったことがありますでしょうか?

(多分、一度くらいあるはず!)



■世界は、実に広いです。

知りたいことがあっても
日本のGoogleで検索しても出てこないこと、
しばしばあります。

しかし、英語であれば、
すでに先行研究があって、
手に入る情報もたくさんある、

、、、ということは
なんとなく想像できるかもしれません。



■、、、とはいいつつ。

「いや、そりゃわかるけど、
 実際どないすりゃいいねん(英語読めないし)」
 
と思うわけです。


そうとはわかっていても、

”言葉の壁”

がそれを阻ぶのです。

英語を勉強しても、
結局読みこなすまでには、
膨大な時間がかかってしまう…



しかし、それは過去の話。

今では、

「海外の知見にアクセスする」

という壁は、翻訳ツールの発展により、
相当低くなっている(!)

というのが今日お伝えしたい
一番のことです。



■例えば、私の例ですが、
先日こんな疑問を持ちました。


「「コーチング」が
 ビジネスの成果に与える影響ってなんだろう?」
 

(「コーチングは大事」と言われているけれど、
 研究結果としてどのようなものが
 果たして、あるのだろうか?)


または、こうも思いました。

「「個人のビジョン」を持つことが
 目標にどのような影響を与えるのか?」

、、、これも、
気になるところでした。



■しかし、これらを、
Googleの検索で、

「コーチング 重要性」
「ビジョン 重要性」

と検索しても、

出てくるのは、
まとめサイトのページや、
誰かのブログなど。


結局、

”信頼のおける一次データ”

にたどり着くことが
なかなかありませんでした。



■しかし、です。

英語での検索を、簡単な単語を使って
やってみると、ぐぐっと広がります。

例えば、

「Coaching_analysis_paper」(コーチング 分析 論文)

とか、

「Vision_personal_analysis_paper」(ビジョン パーソナル 分析 論文)

などと打ち込んで探すのです。


すると、
引用数が多い大学などの
研究機関での論文が出てきます。

そして、それらのPDFが
無料でダウンロード出来たりするのです。



■もちろん、

検索できる語彙力
タイトルで何がテーマか分かる程度の英語力

は必要になりますが、
そこまでできれば、



1)「興味深い論文」を英語で検索。PDFをダウンロード
 ↓
2)PDFを「Googleドライブ」にアップする
 ↓
3)PDFを「Googleドキュメント」で開く
 ↓
4)Googleドキュメントで開いたPDFを、
  「テキスト(Microsoft word)」でダウンロードする
 ↓
5)その内容を『DeepL』に入れて翻訳する


という5ステップを踏むことで

日本語の文章と
ほぼ変わらぬクオリティで
世界の論文を読めるようになります。



■そうすると、例えば
先ほどの私(紀藤)の疑問のように


・”「コーチング」が
 ビジネスの成果に与える影響とは?”
 
・”パーソナルビジョンを持つことが
 目標にどのような影響を与えるのか?” 


等の、有用な参考情報に触れることができる、
となるのです。



■「論文」というと、
なんとなくアレルギーがでそうですが、
意外と面白かったりします。

冒頭から、

・これは何を研究するのか?
・結論は何がいいたいのか?

等もまとめてありますし、
データや調査方法も書かれているので
実に説得力がある。


ゆえに、この選択肢の広がりは
学びにおいて実に大きいのでは、

と思うのでした。



■飛び抜けた英語力がなくても、
ある程度の基礎があれば、

世界中の情報に
アクセスできるようになったのが、

「今という時代」

と感じます。


そしてこれからは、
もっともっと便利になっていくのでしょう。

そんな

”世界の知見との繋がり”

についても、もしご興味がある方は、
ぜひ『DeepL』、活用してみてくださいね。

お勧めでございます。

↓↓
世界一高精度な翻訳ツール『DeepL』
https://www.deepl.com/translator


最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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<本日の名言>


何かを学ぶためには、自分で体験する以上に
いい方法はない。

アルベルト・アインシュタイン(ドイツの物理学者/1879-1955)

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【編集後記】
一つの情報が、自分の視野をぐっと広げてくれることもあるもの。
ちょっとずつ調べて読むという地道な活動が、
自分の知恵を拡げてくれるように思います。
まだまだ知らないことはたくさんあります。


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