配信日時 2021/07/19 10:10

「自分の普通」は普通ではなく、強みである【カレッジサプリ】

--------------------------------------------------------------------------
皆さまの1日を5%元気にするビジネス系メルマガ『カレッジサプリ』
---------------------------------------------------------------------------
令和3年7月19日(第2706号)


「自分の普通」は普通ではなく、強みである


株式会社カレッジ 紀藤康行
---------------------------------------------------------------------------

【メルマガ「カレッジサプリ」
  ぜひお友達にも教えてあげてください(ご登録はこちら↓↓)】
 https://www.courage-sapuri.jp/  

------------------------------------------------------------------------------------


◎本メールマガジン(カレッジサプリ)は、

 外資系教育会社を経て、
 人材開発・組織開発の会社を経営する著者が、
 
 世界の名著や理論、体験談を元にした
 「人生にちょっと役立つ考え方」を通じて、

 ------------------------------------------------
 皆さまの1日を5%元気にする
 ------------------------------------------------

 ことを目的とし、2600日以上にわたって毎日お届けしている、
 500社3000名以上が購読するビジネスメルマガです。

 熟読するも読み流すも、ご自由な形でご活用下さい。

 ★紀藤康行プロフィール   https://www.courage-sapuri.jp/profile/

 --------------------------------------------------------------------------

(本日のお話 1603字/読了時間2分)


■おはようございます。紀藤です。

日曜日は家族とお出かけ。
近所で釣りができると知りましたので、
釣り竿を買いました。



さて、本日のお話です。

先日の話。

ふと目にしたある
求人サイトの中身をみていてで、

「普通とはなにか?」について
考えさせられることがありました。

今日はその学びと気付きについて
皆さまにご共有させていただければと思います。


タイトルは、


【「自分の普通」は普通ではなく、強みである】


それでは、どうぞ。



■求人サイトWantedly、
なるものがあります。

スタートアップ系の会社が
多く求人を出しているのですが

その中で、

「30歳ITスタートアップのCEOに
 インタビューをする」
 
というような記事が
目に入り、何気なく読んでみました。



■すると、こんな内容が
書かれています。

(イメージです)

「経歴は、東大卒→マッキンゼー
 →ハーバード大学に留学MBAを取得後、
 ITスタートアップを立ち上げた」
 
みたいな内容でした。

大変な優秀な方であろうことは
何となく想像ができます。



しかしながら、興味深いのが、
その次の記事の質問でした。

インタビュワーらしき人が
こう質問します。

「すばらしい経歴ですね。
 学生時代は、どんな学生だったのですか?」
 

そのCEOは答えます。


「普通の大学生でしたよ(笑)

 例えば、サークルで会長をやりつつ、
 インターンで新事業の立ち上げに
 関わらせていただいたりしました。
 
 あとは、ボランティアなどで
 海外に何度か行ってみたりして、
 
 充実したスクールライフを
 楽しんだりしていました」
 
 
とのこと。



■上記はイメージですが、
この記事を読みつつ、

「普通とはなにか」

を考えさせられました。

(少なくとも私にとっては)
上記のような学生時代は普通ではないと感じ、
むしろ「その経験、圧倒的な強みでしょ!」
と感じました。


でも、当人とっては、

周りが皆同じように
インターンに関わったり
ボランティアに行ったりしていたら
それは「普通」のことになるのかもしれないな…

とも思ったのでした。



■「普通とは何か?」

「普通」という言葉を調べると、

ーーーーーーーーーーー

特に変わっていないこと。
ごくありふれたものであること。
それがあたりまえであること。また、そのさま。

ーーーーーーーーーーー

とありますが、

人は自分基準、特に「主観的」に
「普通」を考えてしまうものなのかもしれない、

とこの記事を読み感じた、という話。



■そして「普通」とは、

自分の来歴もそうかも知れませんし、

同様に「自分の才能」についても
同じように「普通」と
思ってしまいがちなところ、

誰しもがあるかと思います。

変わっていると自覚している人もいるでしょうが、
とはいっても「別に自分なんて特別じゃない」という人のほうが、
圧倒的に多いように思います。



■私(紀藤)も研修にて

『ストレングス・ファインダー』
https://www.c-courage.co.jp/service/strengths-finder/

を活用した「強み」にフォーカスする研修を行いますが、

「それぞれのご参加者が
素晴らしい資質をお持ちだなあ」

私から見ると思うのですが、

「いや、私、普通なんで(汗)」
 
と冒頭におっしゃられる方、
実に多いのです。



■しかし、そんな中で、

「誰かとの当たり前の違い」

を、対話を通じて
”見える化”することで、

「ああ、自分の普通は、
 普通じゃないんだ」
 
気づけたり、あるいは、

「あなたが普通というこんなところ、
真似できないですよ」
  
と周りからフィードバックをもらうことで、
自分の「異常値」に気づくことができたりします。



■ゆえに、繰り返しになりますが、

”「自分の普通」は
 普通ではないものである”

まずは、このことを認識すること。


そして、次の段階として、

”「自分の普通」こそが
実は武器になりうる”

と認識すること、

このステップが、
「自分という資源を活かすために」
重要なことではなかろうか、

、、、と、

「普通じゃないCEOの学生時代」の記事を見つつ、
そんなことを思った次第です。

「自分にとっての普通を認め、
 強みとして育てる」
 
そんな風に強みを
発現させていきたいものだ、
と思った次第です。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

==========================
<本日の名言>


全ての人には個性の美しさがある。


ラルフ・ワルド・エマーソン(米国の思想家/1803-1882)

==========================  

【編集後記】
昨日はじめてセミの声を聞きました。
夏がやってきましたね。


【研修のお問い合わせについて】
カレッジでは、企業研修・ワークショップを行っています。
ご相談・お問い合わせは、このメールに直接ご返信くださいませ。

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
 メルマガ「カレッジサプリ」公式サイト https://www.courage-sapuri.jp/
 ★バックナンバーはこちらから読めます★  https://www.courage-sapuri.jp/backnumber/
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

【メルマガ登録・解除について】
※メールアドレスの変更について
 ⇒「現在のメールアドレスの配信停止」→「新アドレスでの登録」にて
   ご対応お願い申し上げます。
※メルマガのご登録はこちらから
 ⇒ https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=HSfoIRnMfw
※メルマガの配信停止はこちらから
 ⇒ https://1lejend.com/stepmail/delf.php?no=HSfoIRnMfw