配信日時 2021/07/01 00:52

世界の広がりは「人」によってもたらされる【カレッジサプリ】

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令和3年6月30日(第2687号)


世界の広がりは「人」によってもたらされる


株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 1659字/読了時間2分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日は製薬会社様への
ストレングス・ファインダー研修の実施。

ご参加頂きました皆様、
誠にありがとうございました!



さて昨日から色々ありつつ
こんな時間になってしまいました(汗)

本日は『リーダーシップの100年の歴史(後編)』を
お届けする予定でしたが、

思考体力が空っぽになってしまいましたので
明日に引き継がせていただければと思います。
(どうぞご容赦を、、、)

今日は、「人との出会い」について
改めて大切だなあ、と最近思っていることについて
気づきのご共有させていただければと思います。

それではまいりましょう!

タイトルは、



【世界の広がりは「人」によってもたらされる】



それでは、どうぞ。



■つくづく思いますが、

”「世界の広がり」は
 人からもたらされる”

と感じます。


一つのたとえではありますが、
今から10年ほど前に参加したとあるセミナーで、
ある経営者の方とご縁をいただきました。



■そのとき、その経営者の方と、
某ホテルのラウンジで
お茶をさせていただきました。

その時に言われた話が
未だに印象に残っています。


「今、平日の昼間なのに、
 ホテルでくつろいでいるおじさんとか
 おばさんとか、いっぱいいますよね。
 
 彼ら何をしていると思います?」
 
 
、、、唐突にそう聞かれ、
私の頭には「?」が浮かびました。

私はサラリーマンの家で生まれ、
飲食店→広告代理店と働いてきたので

確かに言われてみると、
平日の昼間から優雅にお茶をしているおじさま、おばさまが、
一体何をしているのか、想像も付きませんでした。



■その経営者の方は続けます。


「例えばですけど、私の知り合いが
 あの中にいるんですよね。

 彼は、
 
 ”地元のクリーニング屋さん”、
 
 をやってるんですよ。
 
 でも、クリーニング屋といっても、
 その方は年収2,000万円くらいです。
 
 ただ、学校のカーテンを
 定期的にまるっとクリーニングする
 という事業を専門にやっていて、
 それで大きな収入があるんです。

 しかも、毎年の定期収入がほぼ確定している」
 
 
「一つの例ですけど、
 
 ちょっと見てみれば、
 年収2,000万円や3,000万円なんて
  掃いて捨てるほどいるんですよね、、、」
  
 
とのこと。
 
 

■たまたまお金にまつわる話で
わかりやすいのでご紹介させていただきましたが、

この話を聞いた時に、
私はその時、大層驚きました。

そもそも私からすると、その時

「年収1,000万円って
 夢のまた夢」

みたいな話でしたし、

「そういう世界の人が
 掃いて捨てるほどいる、なんて
 想像だにしなかった」
 
わけです。

2000万円とか3000万円とか
異次元の世界でした。

しかも、それが身近な
クリーニング屋さんなどと聞いたので、

「こんなに知らない世界があるのだ、、、」


とただただ衝撃を受けたのでした。



■別に年収が高ければいいという話ではなく、
ただこれはわかりやすい事例というだけ。


ただ、おそらくこういった話も、

知っている人は
そりゃそうだ、と思う話でしょう。

多分それは、

「そういう人が周りにいるから
(年収2000万とか3000万とか)
 イメージができる」

という話であり、

知らない人からすると

「そんな世界は
 一部の有名人や社長だけじゃないか」

と現実感がない話かと思います。


ただ現実問題、
そういう視点で見渡してみると
本当にそこら中にいっぱいいることもわかりますし、

それらは「人との出会い」により
「世界の広がり」がもたらされた、

とも言えます。



■また別の例で言えば

今、わたくしは大学院にて
学びの機会を頂いていますが、

ここでも「世界の広がり」を
感じております。


様々な組織で働く、
多種多様な人たち。

彼ら・彼女らと学んでいて

・プレゼン資料を作るとか、
・論理的に説明する、

というときに、
実にサラリと効率よくやってのける、
そのスピードとクオリティの高さに
毎度のこと驚かされ、刺激をもらいます。



■同時に、
そのような刺激があると,

「こういう世界がある」

と認識するわけですから

然るべき技術とステップが
わかってさえいれば

「自分も練習すれば
 近づく事はできる」
 
という発想にもなります。


いずれにせよ、これらの
「世界の広がり」とは、結局
「人との出会い」からもたらされているのです。



■私の好きな名言で、


『誰もが自分の視野の限界を、
 世界の限界だと思い込んでいる。』
 
ショーペン・ハウエル(ドイツの哲学者)


というのがありますが、
まさしく、そう。



外に出て、
一歩踏み出すからこそ
見える世界がある。

自分以外の視点と出会うには
色々な場所にいき、見る・経験することです。


単純な話ですが、
だからこそ、外に出続けて
色んな人と会い続ける。

そして視野を広げ続けることが
とても大切なのだろうな、

改めてそんなことを思った次第です。

私ももっともっと視野を広げていきたいな、
と改めて思います。

旅に出続けよう。



最後までお読み頂き、ありがとうございました。


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<本日の名言>

たまには踏みならされた道からはずれて、
森の中に踏み込んでみるといいでしょう。
そうすれば、今まで見たこともないものが
発見できるに違いありません。

グラハム・ベル(スコットランドの発明家/1847-1922)

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【編集後記】
今週は予定がびっしり詰まっております。
でも、楽しい予定なので、ありがたい限り。
がんばろう。


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