配信日時 2021/02/19 18:59

大学院受験を乗り越えるための「学びの3段階プロセス」【カレッジサプリ】

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令和3年2月19日(第2557号)


大学院受験を乗り越えるための「学びの3段階プロセス」  


株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 1883字/読了時間2分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日と本日は
終日ストレングスファインダー研修の
オンライン実施でございました。


2日間のオンライン研修は
あまり機会がなかったため、
私自身、多くの気付きがありました。
もっともっとオンラインの可能性を
引き出せるような気がします。

改めてご参加頂いた皆さま、
ありがとうございました!

また、大学院受験まで
あと1日となりました。

明日10時に受験開始。

これから明日の朝にかけて
今までの学びを振り返りたいと思います!





さて、本日のお話です。

大学院の受験勉強に際して、
難しさを感じております。

その理由を考えたときに、

「学びのプロセスは3段階あるな」

と持論ながら感じており、

そのステップに対して”まだまだ感”があるので、
こんなにも大学院受験が不安なのだな、、、

と感じているのでした。

今日はそのお話について学びと気づきを
皆さまにご共有させていただきたいと思います。


それでは早速まいりましょう!

タイトルは


【大学院受験を乗り越えるための「学びの3段階プロセス」】


それではどうぞ。



■最初にお詫びしておきます。

”大学院受験を乗り越えるための・・・”

などとタイトルを書いておりますが

そもそも私は大学院に受かってもおりませんし、
なんなら受験すら受けておりません。


ゆえに、今日のこの話は

「大学院受験に臨もうとする者が
 学びの過程で思った体験記」

として認識いただけますと幸いです。



■さて、大学院受験のテストですが、

私が受験するものは
人材開発・組織開発の分野のものです。

ゆえに受験問題のサンプルでも、


「◯◯の文献を読んで
 組織コミットメントの3つの要素から説明せよ」


みたいな問題が
紹介されていました。



■、、、なんだかシンプルな問いのようですが、
よくよく見てみると結構、難儀なのです。

これを解くためには、
以下3つの段階が必要だな、

と思いました。


まず、1つ目の段階は

【1,「要素を理解」すること】

が必要になります。

上記の話で言えば、
”組織コミットメント”という「要素」が
一体なにかを理解していないと
当然答えることはできません。



■そのためには、
「組織コミットメント」を
知っておく必要がありますし、

同時にそれは本で読むだけではなく、


【2,「要素を説明」できること】


のレベルが必要だと思われます。


というのも、

「なんとなく理解している」と
「説明できる」は次元が異なるから。

◯✕で答えることはできても、
記述式問題でその意味を問われると
難しく感じるように、

自分の言葉で答えられることは
やはりハードルが高いものであり、

一つ上の段階になると感じます。



■ただ読んで覚えられるのであれば
それほど良いことはありませんが、

少なくとも私の頭は
そんな高機能にできてはおりませんので、

自分で何度も説明したり、書き出す中で
少しずつ覚えていくしかないな、、、

ここに時間がかかって
苦戦をしてきた(いる)のでした。



■そして学びのプロセスの
最後の段階は、


【3,要素感のつながりを「体系的に説明」できる】


であるかと。


例えば、大学院受験の例では
おそらくこういう系の問題が想定されます。
(たぶん)


”「組織コミットメント」と
 「モチベーション理論」の視点から
「コロナ化の人材育成の問題点」を論じよ”
 
、、、みたいな。


こうなると、更に複雑性が増します。

「要素」は当然知っているものとして、
「要素間のつながり」を問われるから、
わかっていないと意味不明です。


・「組織コミットメント」
・「モチベーション理論」
・「コロナ化の人材育成の問題点」

という3つの要素の中にあるパーツが

勝手な妄想ではなく、
事実ベースでのつながりを見出して

ストーリーをつくるためには

1,要素の正しい理解
2,要素の正しい説明

ができていないといけません。

そして、要素間のつながりについても
ぱぱっと頭の中に想起できなければ、
すぐに言語化することもできません。


■、、、なんてことを考えると、


【3,要素感のつながりを「体系的に説明」できる】


ことはめっちゃ難しいそ、これは、、、

と頭を抱えるのでした。



■私自身も学びを振り返ると、

1,要素の理解
2,要素の説明

はしてきましたが、

3,要素感のつながりを体系的に説明する

という言語化の練習はしていなかったと
感じております。


でもきっと大切なのは、
こういった要素間をつなげる
思考筋力のトレーニングなのでしょう。



■知識とは、単発で存在しているものではなく

様々なものが繋がり合っているものであるし
その複雑性を明快に語れるからこそ、

その分野の専門家であると
胸を張ることができるのであろう、

と感じております。



■「深く学ぶ」とは

ただ本を読んで、
その本を説明するだけではない。

その本と隣接するテーマも、
合わせて語れるようになり、

”体系的な知識群”

が揃っていることであると感じる今日この頃。


そういった複雑なことを、
瞬時に編み出して語れるよう、

相応の練習が必要であろうと思うし、
そのスキルを高めていきたいな、、、

と思ったのでした。

(受験1日前ですけど…)


■ということで「深く学ぶ」とは、


1,「要素を理解」する
2,「要素を説明」できる
3, 要素感のつながりを「体系的に説明」できる

という

  【学びの3段階プロセス】

は一つあるのではなかろうか、、、と

大学院受験に臨む受験生のつぶやきとして
思った次第でございます。
  


■ということで

明日までもうひと頑張りしよう、
そんなことを思っている次第でございます。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。


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<本日の名言>

知識は、われわれが天に飛翔する翼である。

ウィリアム・シェイクスピア(イギリスの劇作家/15641616)

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【編集後記】
大学院の入試まであと、1日。

赤ちゃんがお風呂に入るときに
猛烈に泣き叫んでおります(笑)

試験中、泣かないといいなあ。


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