配信日時 2021/01/28 23:52

コミュニケーションを増やすと、「コンテクストの理解」が生まれてくる【カレッジサプリ】

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令和3年1月28日(第2535号)

コミュニケーションを増やすと、「コンテクストの理解」が生まれてくる 


株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 1023字/読了時間2分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日は1件のアポイント。
その他、研修の準備など。

また、改めてご報告いたしますが
個人的に大きな出来事が本日ありました。

一つの転機になることは間違いなく、
改めて頑張ろう、と思った次第です。



さて、本日のお話です。

今日はシンプルな話ではありますが、
「コミュニケーションの大切さ」について

皆様にご共有させていただければと思います。


タイトルは、


【コミュニケーションを増やすと、「コンテクストの理解」が生まれてくる】


それでは、どうぞ。



■チームコーチングで
組織やチームに携わらせて頂く際に、

しばしば頂くコメントが

「コミュニケーションがよくなり、
 仕事も効率的になった」
 
という話があります。


※組織とチームの関係性を良くする「チームコーチング」
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■これまでも決して
関係が悪いわけではなくとも

チームコーチングを通じて
更に対話を多く重ねていくと、


・それぞれが大事にしている価値観

・普段語らない不安や怖れ、願い

・仕事におけるこだわり


などが明らかになっていく。


そうすると
何が起こるかと言うと、


『コンテクスト(文脈)の理解』


がチームなどの関係性の中で
生まれてくるのです。



■”コンテクスト”とは、
「言外のニュアンス」とも
言いかえられるもの。


例えば、

「◯◯さんだったら、
 ここまで踏み込んで言っても問題ないだろう」

とか

「△△さんだったら、もう少し丁寧に
 このあたりまで伝えておいたほうがよさそうだ」
 
とか

「今のチームの現状だったら、
 自分がこういう動きをしたほうがいいだろう」
 
みたいな話。

これを知っていると、

『空気を”正しく”読んで、無駄なく、無理なく、
 効果的なコミュニケーションが取れる』
 
わけです。

それが「コンテクストを理解している」ということです。

■逆に理解していないのは、

必要な時にしか話さない関係などで
よく起こります。

その場の要件だけを話をする。

それは一見効率的なように
見えるものの、実際は、


「この人は何を考えているんだろう?」

「これを言ったら怒るだろうか?
 気を悪くするだろうか、、、」
 
「このお願い聞いてくれるだろうか、、、」

という配慮という名の杞憂、遠慮のため、

対話に必要以上に時間がかかり、
むしろ職場の効率性、生産性を下げている、

ということはままあるもの。



■ゆえに、コミュニケーションとは、
功利的な理由でも重要ですし、

そのためには、


”「真面目な雑談」のごとき
 その人の人となりがわかるような
 『コミュニケーションの土台』を作ること”


こそが

仕事のチーム上でも、
あるいはプライベートの関係性で
「コンテクストの理解」を促し、

日常的な対話の効率性・効果性を高め、
ひいては生産性まで高める、


そのような機能が、
「コミュニケーション」には存在しているということを、
改めて認識する事が重要であろう、

そんなことを思った次第です。


ということで、本日は短めに。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。


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<本日の名言>

友たるものは、推察と沈黙に
熟達した者でなければならない。

ニーチェ(ドイツの哲学者/1844-1900)
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【編集後記】
大学院の入試まであと、22日。
今日は色々あり、メルマガを書くのが
こんな時間になってしまいました。


<ご感想のお礼>
今日もメルマガ拝見しました。いつも多くの気づきをありがとうございます。
「モチベーションの3つの要素」
1,方向性
2,強度
3,持続性
面白かったです。新規事業を立ち上げて進めていくにあたっても参考になります。
私は2の強度、と言うよりも、記載のあった
「それを自分がやるべき理由」が明確であること、
それを強くしていくことが3の要素にも影響するかなと思っています。
持続させることが正直人間は一番難しい…。
初めから爆発的に強い想いを持たない人も多い。

だと、仕事と割り切って義務感で頑張るか、
プライドのために頑張るか、なんとなくやる、結果逃げてしまう、などになる。
でも2を自分で育んでいく、また外側からでも初心を思い起こさせたり、
実現したのちを描かせたりすることで、理由を思い出し、また強く想うことで、
結果的に続け、再び立ち上がっていけるのだと思っています。

林美佳さま

>林さん、ご感想ありがとうございます。
 私もおっしゃるとおり、全ては「それを自分がやるべき理由」だと感じます。

 これを思い出すことで、力が湧き上がる状態にするためには
 「ミッション」を思い出すことが不可欠だと思いますし、
 
 それがなければ、
 2,強度にも、そして、3、持続性にも
 影響は与えられないのでしょうね。

 同時に、思いがあっても、その思いが嘘ではなくても、
 つい人間は怠けたくなるということも理解しておく必要があると思いました。
 故に、「3、持続性」はある程度仕組みが必要なのでしょうね。

 、、、と頂いたご感想でまた思考を深めさせていただきました。
 改めて、ありがとうございます!

 紀藤


<皆様の、ご感想お待ちしています!>
ぜひ、率直なご意見など、
皆さまのご感想、ぜひお聞かせください。
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