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令和3年1月11日(第2518号)
大学院受験の出願にて感じる、”危機感は「知ること」から生まれる”という話
株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 1762字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日日曜日は、朝から
プライベートのオンライン勉強会の開催。
ならびに終日読書。
*
さて、本日のお話です。
この3連休も、
【大学院受験プロジェクト】
「人材開発・組織開発のプロになるための16冊」を学ぼう!の会
https://forms.gle/fLySpASvk6WzY5DMA
のために本を読んでいました。
*
さて、個人的な話ですが
上記にあるとおり、2月に大学院受験を
受けることにしております。
1月8日に出願期間が始まりました。
そして、色々準備をする段階になって、
”知らなかったことによる
致命的な準備不足”
が明らかになってきました(汗)
今日は自らの反省をお伝えしつつ
学びと気づきを皆さまに
ご共有させていただければと思います。
タイトルは、
【大学院受験の出願にて感じる、”危機感は「知ること」から生まれる”という話】
それでは、どうぞ。
■1月8日。
年末に受けようと思いたった
大学院の出願期間が始まりました。
色々とバタバタしておりましたが、
大学から「卒業証明書」や
「学業成績及び単位取得証明書」などを取り寄せ、
必要書類の準備を進めていました。
同時に、小論文に必要な読書を
「勉強会」として進めておりました。
(ちなみに、いつもご参加頂いている皆さま、
誠にありがとうございます。感謝しかありません)
■ちなみに、
2ヶ月ほど前に大学院の説明会がありました。
そこで、在校生のQ&Aがあり、
受験対策について質問がありました。
回答としては、
「受験対策は、教授おすすめの
16冊の本を対策として読んだ」
くらいの情報。
ゆえに、
「なるほど、本読めばいいのね。
小論文対策はしておこう」
で終了。
後は何か必要かよくわからないけど、
小論文=読書だな、と思っていたのです。
■、、、そんな中、
先日出願しようと思った際に、
「プロジェクト研究計画書(A4 2枚以内)」
なるものがあることに気が付き、
「ん?これはなんぞや?」と思い、
ネットで調べてみました。
すると、どうやら大学院受験では通常、
「プロジェクト研究計画書」なるものが
あると初めて知ります。
■そこで、Amazonで調べてみると、
『大学院に合格できる! 研究計画書 書き方実践講座』
みたいなものが、
何冊か出ているではありませんか。
そんな存在、全く知らなかったぞ、
というか聞いていないぞ、と(汗)
(ただ私が知らなかっただけ、
もっというと調べていなかっただけなのですが、、、)
■そしてその本を買って
序文を読み進めるとこうあります。
”プロジェクト研究計画書は
合否の6~7割を占めると言われる
重要な計画書である(!)”
とのこと。
更に読み進めると、
”専門分野にまつわる本を読み、
そしてまとめる必要があるので分野によっては
1年くらい前から準備する(!)ことが望ましい”
とあるではありませんか。
頭の中に
「!!」
が浮かび上がりました。
■この事実を出願期間が始まって
知ったわけです。。。
自分の深く調べなかった安直さを反省しつつ、
これも学びの一つだな、
一応やれるだけやってみよう
、、、と感じた、という
自分の見通しの甘さにまつわる
お恥ずかしいお話でございました。
■さて、この反省から
抽象度を高めたときに、
学びと気づきがありました。
それは、
『危機感は「知ること」で生まれる』
ということです。
今回、大学院受験について、
年末に思いついたこともあり、
割と気楽な気持ちで考えていました。
「小論文か。まず本を読もう」
、、、と。
■ただこれらは読書も含め、
情報を仕入れる内に焦りは大きくなりましたし、
極めつけに大学院受験対策用の書籍を手にして
読み進めることで、これはやばい、と
”危機意識を明らかに自覚した”
わけです。
(遅すぎましたが汗)
■ですが一方、情報を仕入れず、
「危機意識がない」まま、
大学院受験に突っ込んでいったら、
「危機意識が芽生えた今」より
更に合格の可能性は低いでしょう。
■そして、こんな私の反省から、
学びを抽象化してみると、
「知らないがゆえに、
危機感を持っていないことこそが、危ない」
といえます。
例えば、多くの人の
これからのキャリアなども、
そうかもしれません。
(私も含め)
今後の日本の経済は、
コロナ禍の現状を抜きにしても
全く安心できる状況ではない。
かつテクノロジーの発達で
自分の仕事がなくなることも
あるかもしれない。
でも、未来のことを
リアルに考えないと、
「ま、大丈夫っしょ」
となっていたら、それこそ、
「知らないがゆえに、
危機感を持っていないことこそが、危ない」
状況なのかもしれない、
とも思えるのです。
■無知は、危機感を見えなくします。
改めて、知ること、
油断しないこと、調べること、
その大切さを感じている
次第でございます。
大学院受験って、そうだったんだなあ、、、
学びになりました。
ということで、
やれるだけやって
同時に来年も視野に入れて、
長い視点で頑張りたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
発見を妨げる最大の障害は、無知でなく、
知っていると錯覚することである。
ダニエル・J・ブーアスティン(米国の作家/1914-2004)
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【編集後記】
思い込みっておろそしいですね。。。
とはいいつつ、今回のプロジェクトで本を読むことで、
かなり知見が拡がっておりますので
いずれにしても無駄はない!ということで
楽しく勉強していきたいと思います。
(負け惜しみではありません!たぶん。)
<皆様の、ご感想お待ちしています!>
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皆様の言葉が、力になります。
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