配信日時 2020/10/17 07:38

「ツイ廃」から学ぶ、暴力的な習慣をコントロールする工夫 (後編)【カレッジサプリ】

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令和2年10月17日(第2431号) 


「ツイ廃」から学ぶ、暴力的な習慣をコントロールする工夫(後編)


株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話  1999字/読了時間2分半)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件のアポイント。
ならびに、歯科矯正のメンテナンスに
青山一丁目に行ってまいりました。

夜は会食など。



また昨日ご案内をしておりました、
『ストレングス・ファインダー公開コース』ですが、
定員となりましたので、お知らせいたします。

理由会って、少人数での開催ですが
お越し頂ける皆様、楽しみにしております!




さて、本日のお話です。

昨日は
「「ツイ廃」から学ぶ、暴力的な習慣をコントロールする工夫 (前編)」
と称して、Twitterの面白さにハマリ始めたお話をいたしました。

本日も続けたいと思います。


タイトルは、



【「ツイ廃」から学ぶ、暴力的な習慣をコントロールする工夫 (後編)】




それでは、どうぞ。



■Twitterを本格的に始めて、
2週間弱の初心者。

でも、時間がふと空いたら
なんとなくスマフォを開き、
Twitterを開いている自分に気づきます。

あれ、また開いているぞ、自分。

仕事まだ残っているのに。

そして、

「はっ! これはもしや
 ”ツイ廃”への道では…(汗)」

と自分に焦りを覚えたりするのでした。
(おおげさ)



■ちなみに、この
「Twitterにハマる」という体験をする中で、
ふと思い出した本の内容がありました。

ある“習慣化”について
書かれた本からの一節です。


(ここから)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

”習慣はドーパミン主導のフィードバックループである。

麻薬の摂取、ジャンクフードを食べること、
ビデオゲームをすること、ソーシャルメディアを見ることなど、

非常に習慣化しやすい行動には、
多量のドーパミンが関係している。

食事をとること、水を飲むこと、
セックスをすること、社交をすることなど、
基本的な習慣的行動についても
同じことがいえるだろう。”


※引用:『福利で伸びる一つの習慣』(著:ジェームズクリアー)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


つまり、「ツイ廃」とは
ドーパミン主導のフィードバックが
とことん強化された状態である、ということ。

具体的に言うならば、


・スマフォでツイッターを開く
 ↓
・つぶやく
 ↓
・いいね!がもらえる
 フォロワーが増える
 ↓
・ドーパミン放出
 ↓
・またスマフォを開く


という”ドーパミン主導”の
正の連鎖が黙々と起こっている、

ゆえに、その気持ちよさを
もう一度味わいたくて、
何度も何度も手を伸ばしてしまう、

ということになります。



■これは、ラットの実験でも
全く同じような反応が起こるもの。

(1)ボタンを押すと、ドーパミンが流れる。
 2)餓死するまでボタンを押し続ける、という実験)

つまり、

強い本能的、暴力的なまでの欲求に
突き動かされて習慣化→依存化してしまう、

というメカニズムなわけです。



■しかし一方、
この本では、このようにも言います。


”厳密に言えば、習慣に良い悪いはない。

ソーシャルゲームも、ビデオゲームも、
習慣にはそれをやるメリットがあるから
やっているだけである。
ただ、望ましい自分に近づくための、
「効果的な習慣とそうではない習慣」はある。”


、、、と。


なんてことを考えた時に、
さてTwitterは効果的な習慣に
なっているだろうか?

とも思うわけです。



■そんな文脈で、

今回のTwitterのような「暴力的な習慣」
(他にも、ゲームや動画など)を

上手にコントロールする工夫が
また別の習慣本に掲げられていました。


それは、こんなルールです。



【「必要な習慣(やるべき行動)」をしたら、「ごほうび」をする】



という、シンプルな内容です。


■繰り返しますが、
習慣とは、ドーパミン主導の
フィードバックループです。

つまり、

「必要な習慣→その後、ごほうび」

を繰り返すことで

”「やるべきこと」をやったら、
 その後、ごほうびがもらえるんだ”

と脳内を再教育するわけです。

「パブロフの犬」的なしつけを、
自分に行うということ。



■例えば

”メルマガを書く(やるべきこと)
 →Twitterを開く(ごほうび)”

とか、

”人材開発の本で学ぶ(やるべきこと)
 →Twitterを開く(ごほうび)”

とか、

”食器を洗う(やるべきこと)
→Twitterを開く(ごほうび)”

というイメージ。

もちろん、この

「やるべきこと」と「ごほうび」は
皆さん独自のものを当て込んで頂いて構いません。


こうやって、

「キモチイイ習慣」を見つけたら
「やるべきこと」と接続するように、

自分をしつけていくこと。



■そうすることで、
ラットがドーパミンの放出に
振り回され餓死するのではなく、


”人間の意志と想像力の力で
「効果的な習慣」を、意図して日常に組み込める”


ようになるのであろう、

そんなことを思った次第です。

私も、

1) 朝→メルマガの後につぶやき
2) 昼→ちょっと頑張った後にTwitter
3) 夜→もうひとがんばりの後にTwitter

と自分をしつけつつ、
程よいバランスで進めていきたいな、

と(今のところ)思っております。

(できるかどうかは、チャレンジですが、
 少なくともある程度自制していきたいと思います)


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆様にとって素晴らしい1日となりますように。


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<本日の名言>

成功が上がりでもなければ、失敗が終わりでもない。
肝心なのは、続ける勇気である。

ウィストン・チャーチル(イギリスの政治家・作家/1874-1965)  

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【編集後記】
あとは「習慣化」として確立して、
粛々と続けるだけ。それができれば
後は、自動化だと思っています。

習慣を自動化するまで、ここが勝負です。


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