配信日時 2020/09/21 11:44

私たちの能力を、順調・着実・圧倒的に成長させるための、2つの重要なポイント 【カレッジサプリ】

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令和2年9月21日(第2406号) 


私たちの能力を、順調・着実・圧倒的に成長させるための、2つの重要なポイント 


株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話  3135字/読了時間5分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日は1件のシステムコーチング。
また、1件の打ち合わせ。
他、読書など。

また茨城県ひたちなか市にある妻の実家に
30年間調律していないピアノを調律しました。

勉強机に、ピアノなど、
実家もいい感じでリモートワークの
オフィスのように変わりつつあります(笑)



さて、本日のお話です。

昨日読んで、メルマガでもご紹介した
『能力の成長』(著:加藤洋平)において、


”我々の能力を成長させる上での鍵は
「言語化能力」である”


というお話があり、
その話が大変納得し、
ホントそう!ホントそう!と
心の中で連呼するほどでした。

ということで、改めて

「言葉にすることの威力」

を感じております。

今日はこの「言語化」について
学んだことを皆様にご共有させて
いただきたいと思います。


タイトルは、


【 私たちの能力を、順調・着実・圧倒的に成長させるための、2つの重要なポイント 】


それでは、どうぞ。



■「なぜ私たちの能力は思っているほどに
  高まらないのだろうか?」


、、、この問いについて、

先日ご紹介した『能力の成長』では、
このように明確に回答をしていました。

(冒頭から答え言っちゃいますが)

私たちの能力が高まらない理由、それは、



【1)知識の圧倒的な欠落と
 
 2)言語化の鍛錬不足 が原因である】


とのこと。

以上。


■、、、というと、メルマガが
終わってしまうので、もう少し詳しく
お伝えしてみたいと思います。


まず、「人の能力が成長するプロセス」とは、

”物事のレベルを上げていくプロセス”

に他ならないわけです。


さて、「物事のレベルを上げる」とは、
どういうことか?


■例を挙げて考えてみます。

私はテニスが好きなので
テニスで例えてみます。

例えば、
”テニスの「フォアハンド・ストローク」の能力をあげる”

とします。

この技術一つを取り上げてみても、
色々なレベルがあることは想像に難くないでしょう。

例えば、私の勝手な分け方ですが


レベル1:ただラケットに当てて相手コートに打ち返すことができる
 ↓
レベル2:ステップを適切に行い、正しいフォームで打ち返せる
 ↓
レベル3:適切な回転をかけて、相手コートに
     スピードと重さがある球を打ち込むことができる
 ↓
レベル4:狙った大まかな範囲に50%の確率で
     狙った球を打ち込むことができる
 ↓
レベル5:狙ったより限定された範囲に50%の確率で
     狙った球を打ち込むことができる


、、、みたいに、

1つの技術をとっても
いくつものレベルや階層が
そこにあることがわかります。


■そしてこれは、

ゴルフであれ、
囲碁であれ、
ピアノであれ

営業であれ、
マーケティングであれ、
会計の知識であれ、

ぜーんぶ同じです。

それぞれの領域にレベルがあり、


”同じような行為に見えても「質」は異なっており、
 その小さな違いを高めるプロセスこそが
「能力の成長」である”


ということです。



■ちなみに先程のテニスの
フォアハンド・ストロークの説明。

テニス経験3年の私の目から見た説明です。
ゆえに、ざっくりこの程度の表現(レベル5のわけかた)ですが、

もし同じ説明を、私の友人で
テニスの東京都の社会人大会で
優勝経験を持つプロ並の友人にしてもらったとすると、

当然、

「いやいや、もっとフォアハンドは深いし、
 レベルももっと細かくあるし!」

とツッコミを食らうことになるでしょう。

その道のプロからしたら、
レベル5の分け方などちゃんちゃらおかしく、
レベル30くらいのステップ分け、
否それ以上のステップが脳内にあるでしょうし、

更に実績を出している人はそれらの微細な違いを、

”言語として表現することができる傾向がある”
(ゆえに再現性高く行動できる)

ことができたりします。



■例えば、野球のイチロー選手は、

バッティングについての
常人では表現できないような持論を
持っていることは知られていますし


ハンマー投げの室伏選手は
ハンマー投げについて学術的な研究を行い、
博士課程まで卒業している、
 
という話もあります。

つまり、

『微細な感覚の違いを、
 言語化して、表現できる』

こと。

これが、
私たちが能力の成長を図る上で
とても大切なパーツのひとつである、

ということになります。



■ちなみに、
その質のレベルが上がっていくと、

いずれ「職人の世界」あるいは
「芸術の世界」となっていくため、
上の一部のその微妙な差異が分かる人しか
その”違い”もわからなくなってきますが、
それこそがプロになる、ということなのかと。




■では、そんな前提を踏まえて、
皆様にも、問うてみたいのです。


それは、


<自らの専門分野において、
 ”成果を出すためのポイント”を
 どれほど「言葉」として表現できるのか?>


という問いです。

、、、皆様、いかがでしょうか?



■例えば、あなたの専門領域が
「営業」であるなら。

「マーケティング」なら。

または「会計士」なら。

もしかすると研修講師、
介護士、建築士、ピアニスト、
Youtuberかもしれません。


ただ、それがなんであれ、
自分の専門領域について、


・「成果を出すためのこだわり」

・「それらの”こだわり”同士の繋がり、
  組み合わせ、状況に応じた使い方」

・「独りよがりの持論でなく、
  一般的な理論との共通点」


等々を、「言語化」として
表現することができるだろうか?

そして、「言語化」をするための
パーツとなる知識をどれくらい持っているか?

、、、


そのように問うてみたとき、
自分のレベルはどうだろうか、

とも思うわけです。


超大な論文のように、
何百ページにわたる微細な違いを
「言葉」にすることができたとしたら、

その人は普段から自分の専門領域において
力を発揮しようとする際、そのこだわりを意識し、
行動しているでしょう。

ゆえに、結果も出すことができる確率が高い
と言えるかと思います。



■、、、そんなことを踏まえて
もう一度、タイトルに戻りたいのです。


冒頭にお伝えした、

「なぜ私たちは思ったより能力が高まらないのか?」

その2つの理由とは、


【1)知識の圧倒的な欠落と
 
 2)言語化の鍛錬不足 が原因である】


と『能力の成長』で定義されたところに、 
考えさせられるものがあるなあ、

と思わないでしょうか?



■正直な話、多くの人は、

知識を新しく獲得すること、
そして、その学びを言語化することを、
あまり行っていないように思います。


例えば、「営業」の仕事を
私も長らくやっていますが、

見渡してみるとこれまでに
自分の周りにいた成果の上がらない人とは


・いつもの営業トークと、
 いつもの毎週の行動を繰り返しているだけ。

 新たな経験と、そこに紐づく”知識”を
 継続的に、手に入れていない。


と思いましたし


・営業に関する理論を本で読んだり
 他の人の工夫を聴いたりする機会がない。

 ゆえに、自分の知らない新たな手法を”知識”として
 勉強していない


というように見えましたし、

・自分がこれまでやってきた
 アポ取り、訪問時、クロージング、提案などの
 各種のポイントを、誰かに説明するなど「言語化」していない。

 ゆえに、頭の中で「勝ちパターン」を整理できていない


というように、
私は感じていました。

(その方々からすると大きなお世話でしょうし、
 私も自分のことを棚に上げていいますが汗)



■でも、『能力の成長』があるからこそ、
自分にも新たな機会があり、

それにより人が根源的に持っている
成長実感も感じることができる。


とすると、


1,日々の学び(知識)を求め続けること

2,学びを”自分なりに言語化”すること

の能力を思った通り、それ以上に
成長させるために必要であると言えるし

加えて言えば、

『知識を吸収し、学びを言語化することを
 常に回し続ける習慣を獲得すること』

が、断続的な能力の成長を実現する上で
極めて重要である、

改めて、自分の実感としても
そのように思った次第です。

■手前味噌ですが、私も上記のプロセスを
「メルマガ」を通じて2400回毎日やってきていますが、
(これはちょっと自慢!)

メルマガを始めてからの成長は、
その前と比べて圧倒的なものがある、

そのように思っています。


言語化、本当に大事ですし、
『能力の成長』のためにブログ、
note、YouTube、メルマガなどは
とても効果的だと声を大にして言いたい!

のでございます。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。


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<本日の名言>

「一体どれだけ努力すればよいか」という人があるが、
「君は人生を何だと思うか」と反問したい。
努力して創造していく間こそ人生なのである。

御木徳近

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【編集後記】
急に涼しくなりましたね。
秋の訪れを感じます。
同時に、1日の貴重さも感じます。


【ご感想の紹介と御礼】
ランボーの件で、若くしてこの世を去った私の先輩のことを思い出しました。
その人は40代を迎えることはありませんでしたが、私は40代を生きて経験できています。
生きているのは奇跡的なことですね。人生は長いようで短いかも。全力で生きて行こう、
と思いを新たにしました。ありがとうございます!紀藤さんのメルマガはすごいね!

中島亮さま

>中島さん、ありがとうございます!
 人生は哀しいものですが、それでも見せてくれる風景を
 できるだけ味わいたいと思います。でもこれも自分がそういうことを
 考える余力があるという意味で、それだけでも幸せだなあ、、、という
 そんな気もします。いつもありがとうございます。

 紀藤
 


【近日開催のイベントのご案内】
おまたせしました!miroのイベント、再度行います。
ご興味がある方、是非お越しくださいませ。
↓↓
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【 10/5(月)15-17時開催 (どなたでも参加OK)
 オンライン交流会 ーオンライン対話の可能性とは? 
 コロナ時代の神ツール『Miro』を体験してみる会~】


<イベント趣旨>
皆様は今、どのような働き方をされていますか?
コロナ時代になり、私たちの働き方に
「リモートで働く」ということが大きな選択肢の一つになりました。

そして、

・コロナ禍が過ぎてもリモートでの仕事を続けたい人が
 半数以上存在するという事実

・リモートを中心にすると宣言する企業の出現、

・平均出社率30%を指標とする会社

など、リモートでいかに効果的に働くかは
皆の興味の対象となりました。

その中で、より効果的に私達が
オンラインで対話し、アイデアを拡げるためのツールがあります。

それが、世界数百万人、
最高評価を獲得している『Miro』というツールです。


今回のイベントでは、
この『Miro』を使いながら、

新しいオンラインの対話の可能性を
皆様に体感いただきます。

かつ、オンライン交流会として
未来の働き方について語り合い、
視野を拡げていただくことを目的としたイベントです。 


<イベント内容>
・オンラインツール『Miro』のご紹介 
・『Miro』の使い方説明&デモ
・『Miro』をみんな使ってみる
・テーマを決めてディスカッション
 「コロナ時代の働き方」「コロナ禍における楽しい時間の使い方」など

<開催要件>
■日時:
・2020年10月5日(月)15:00-17:00
※進行状況によって若干の延長がある場合がございます。

■場所: オンライン(ZOOMにて)
■費用:無料
■司会・進行: 紀藤 康行 カレッジ代表 

■こんな方におすすめ:
・リモートでの生産性を高める工夫を知りたい
・未来に向けたよりよい働き方を考えたい
・オンラインの新しい可能性に触れてみたい

■お申し込みはこちら↓↓
https://peatix.com/event/1628826/view

※Peatixにてお申込みフォームの送信をもって、受付完了とさせていただきます。
※参加のご注意
・当日は、パソコンにてご参加ください。(マウス利用を推奨)
・通信環境&PCスペックにより、動作に問題がでる場合がございます。
 推奨ブラウザ&バージョン/Chrome version 49以降 ・Firefox version 52以降
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  <皆様の、ご感想お待ちしています!>

ぜひ、率直なご意見など、
皆さまのご感想、ぜひお聞かせください。
皆様の言葉が、力になります。
ご感想・ご意見は、ぜひ、こちらまで。
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