配信日時 2020/09/19 08:55

人生の哀しさを考えると、忙しさも、愛おしく思える【カレッジサプリ】

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皆さまの1日を5%元気にするビジネス系メルマガ『カレッジサプリ』
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令和2年9月19日(第2404号) 


人生の哀しさを考えると、忙しさも、愛おしく思える  


株式会社カレッジ 紀藤康行
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 外資系人材会社(FranklinCovey)を経て、
 人材教育の会社を起業、経営する著者が、
 7つの習慣や体験談を元にした「人生にちょっと役立つ考え方」を通じて、

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(本日のお話  1885字/読了時間3分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は4件の打ち合わせ。

並びに夕方から夜にかけて
「7つの習慣 社内ファシリテーター勉強会」の
実施でした。

世の中はシルバーウィークに突入!

私もインターバルという感じで
ホッとしております。



さて、本日のお話です。

基本、誰かに求められて
仕事がたくさんあるというのは
嬉しいことだな、と思います。

でも、時にその「忙しさ」にまみれて、
周りが見えなくなってしまったり、
その忙しさを憎々しく思うこともあるかもしれません。


そんな中、昨日、
親しくさせていただいている経営者の
株式会社ルバートの柗上さんとお話する中、
ちょっと哲学的な話で盛り上がりました。

(余談ですが、ルバート社の『資料作成講座』は、
 生産性を高める上で、超オススメです)
https://peatix.com/event/1555836/view


今日はそのお話の内容と、感じたことを、
皆様にご共有させていただければと思います。


タイトルは、


【人生の哀しさを考えると、忙しさも、愛おしく思える】


それでは、どうぞ。




■先日、打ち合わせの前に
ちょっとした与太話をしていました。

「最近どう?」なんて話の後で、

「コロナで外に出なくなって、
 体を動かさなくなって、”老い”を感じますよね」

という話に繋がり、
「老い」にまつわる哲学的な
人生観の話になりました。

(まだ午前中なのに笑)



■テーマは、

「”老い”を精神的に受け入れるのか?
 あるいは、肉体的に老いを避けようともがくのか?
 あなたは、どっち?」

というような話。

そんな話を、40前後の男女3人で、
話をしていました。

(まだ午前中なのにagain)

その中でふと思い浮かんだのが、

「人生とは、”アイ”である」

という言葉でした。


■ちなみに、”アイ”とは
LOVEの愛ではなく、

『哀』

のほうのアイです。

私が尊敬している経営者が

「私の履歴書」や「成功者の自伝」、
誰かの半生を描いた
ノンフィクションの映画や小説など
様々な人物の人生を精緻に見ていくと


”結局、人生とは「哀」なのだと
 思わざるを得ない”

といっていました。

そして、私もその話を聞いて、
色々考えてみると、そうなんだろうなと
感じるようになりました。



■そんな話を口にしていた際に
仲間の一人がこんな、口にしました。

「見ていないからわからないけど…」
という前置きをしつつ、


「映画『ランボー』の最後でも、
 同じような話、スタローンがしていた気がしますよね。


 ランボーの最終作は
 かつて妻の名前を叫んでいたランボーが
 結局、1人で戦うんです。

 その理由について、スタローンが言ったのが

 ”人は、40代くらいまでは
 仕事も増え、子供も増え、繋がりが増え、
 どんどん”増えていく”ように思える。

 でも、ある時を境に、
 仕事での役割も後進に譲り、
 子供が成人をし、離れ、
 時に友人が亡くなる、あるいは
 自分の肉体的な衰えを感じるなど、

 ”なくなっていく”ことが基本となる。

 人は、最後は一人になっていく。
 だからランボーも最後は一人で戦う”。

 って」


、、、

そんな話も重ね合わせて、

”人生とは、何かを獲得していき、いずれ、
 それらを手放していくというプロセスである”


そのことに改めて思い馳せたのでした。



■ちなみにこのことは、
”想像”しかできません。

なぜならば、本当の意味で体感するためには、
獲得し、失わないと、わからないからです。

でも、とても大切な概念だと思ったので、
それを「意図的に意識する」ために、

私の部屋には、

『100年カレンダー』

というものを貼っています。


これは自分の誕生年から100年のカレンダーで、
700円位でネットで変えるのですが、

自分が100歳まで生きたときの
全体の年表が一覧になっているというものです。



■これを眺めていると、不思議なことに

”今自分が歩んでいる時間が、
 かけがえのない瞬間である”

ように、思えてくるのです。



現在、私は38歳ですが、
40代前後というのは、人生の一部と思えます。

忙しい忙しいと言いながら、
仕事に没頭できる環境。

同じような立場の友人と一緒に、
仕事でコラボレーション出来る状況。

自分自身が成長出来るという実感と
まだ親も健在で、さほど健康に心配がない状態。

その上で、誰かに貢献できる仕事ができること。

加えて、人生を俯瞰して見て、

”この状況も、いずれ失われていくもの”

という前提にたって考えると、
この忙しい忙しいと思う瞬間も、
愛おしく思えてくるのです。

一生懸命、毎日生きよう、

と思えます。



■これは私の個人的な価値観ですが、

人生はバイオリズムのように
大きな流れがあるように思います。


良いときは良いとき。
大変なときは大変なとき。
色々あるけど、それぞれの味がある。


「喜怒哀楽」というのは、
4種類あるからこそ、趣があるように

哀しさも、人生の深さを感じる
美しいものである。


そんな考え方に自分を設定してみると
大げさなようですが、


「人生のあらゆる瞬間がかけがえのないものであり、
 忙しすら、愛おしく思える」


そんなことを思ったのでした。



■、、、と自分が
その境地に至れているかというと、
全くそんなつもりはありませんが、

そんな視点で日々生きることが出来たら
とても幸せだな、と思った次第です。



最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。


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<本日の名言>

マイナスをプラスに変えることができるのは、
人間だけが持っている能力だ。

アルフレッド・アドラー (オーストリアの精神科医/1870-1937)

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【編集後記】
どうでもいいですが、タイトルを書きながら
20数年前に流行った篠原涼子の
「恋しさと せつなさと 心強さと」を思い出しました。
本当にどうでもいい所感でした(笑)

シルバーウィークは、本を読むぞー!


【近日開催のイベントのご案内】
おまたせしました!miroのイベント、再度行います。
ご興味がある方、是非お越しくださいませ。
↓↓
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【 10/5(月)15-17時開催 (どなたでも参加OK)
 オンライン交流会 ーオンライン対話の可能性とは? 
 コロナ時代の神ツール『Miro』を体験してみる会~】


<イベント趣旨>
皆様は今、どのような働き方をされていますか?
コロナ時代になり、私たちの働き方に
「リモートで働く」ということが大きな選択肢の一つになりました。

そして、

・コロナ禍が過ぎてもリモートでの仕事を続けたい人が
 半数以上存在するという事実

・リモートを中心にすると宣言する企業の出現、

・平均出社率30%を指標とする会社

など、リモートでいかに効果的に働くかは
皆の興味の対象となりました。

その中で、より効果的に私達が
オンラインで対話し、アイデアを拡げるためのツールがあります。

それが、世界数百万人、
最高評価を獲得している『Miro』というツールです。


今回のイベントでは、
この『Miro』を使いながら、

新しいオンラインの対話の可能性を
皆様に体感いただきます。

かつ、オンライン交流会として
未来の働き方について語り合い、
視野を拡げていただくことを目的としたイベントです。 


<イベント内容>
・オンラインツール『Miro』のご紹介 
・『Miro』の使い方説明&デモ
・『Miro』をみんな使ってみる
・テーマを決めてディスカッション
 「コロナ時代の働き方」「コロナ禍における楽しい時間の使い方」など

<開催要件>
■日時:
・2020年10月5日(月)15:00-17:00
※進行状況によって若干の延長がある場合がございます。

■場所: オンライン(ZOOMにて)
■費用:無料
■司会・進行: 紀藤 康行 カレッジ代表 

■こんな方におすすめ:
・リモートでの生産性を高める工夫を知りたい
・未来に向けたよりよい働き方を考えたい
・オンラインの新しい可能性に触れてみたい

■お申し込みはこちら↓↓
https://peatix.com/event/1628826/view

※Peatixにてお申込みフォームの送信をもって、受付完了とさせていただきます。
※参加のご注意
・当日は、パソコンにてご参加ください。(マウス利用を推奨)
・通信環境&PCスペックにより、動作に問題がでる場合がございます。
 推奨ブラウザ&バージョン/Chrome version 49以降 ・Firefox version 52以降
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  <皆様の、ご感想お待ちしています!>

ぜひ、率直なご意見など、
皆さまのご感想、ぜひお聞かせください。
皆様の言葉が、力になります。
ご感想・ご意見は、ぜひ、こちらまで。
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