配信日時 2020/08/06 10:26

「自分が維持できる最大の巡航速度」で走り続ける意識を持つ【カレッジサプリ】

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皆さまの1日を5%元気にするビジネス系メルマガ『カレッジサプリ』
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令和2年8月6日(第2360号) 


「自分が維持できる最大の巡航速度」で走り続ける意識を持つ 


株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話  1790字/読了時間3分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は4件のミーティング。
また2件のシステムコーチングの実施。

夜からは、またまた
システムコーチングの勉強会と、
コーチング漬けの1日でした。



さて、本日のお話です。

昨日、午後から23時まで
ほぼノンストップで合計7つのセッションが
続いており、なかなかに燃えました。

が、同時にその中で、
燃え尽き感も感じており、
翌日になった今も体の重みを感じております。

そして、

「詰め込みすぎはよくないな、、、」

と思いつつ、本日朝を迎えた次第。

そんな背景もあり今日は、
仕事の進め方について個人的に思うことを
少し皆さまにご共有させていただければと
思っております。

世の中の原則かどうかは不明ですが
ご参考になればと。



タイトルは、



【「自分が維持できる最大の巡航速度」で走り続ける意識を持つ】



それでは、どうぞ。




■「物事には反動がある」。


仕事で燃え盛った後、
しばしば思い出す言葉です。


仕事である時期、
自分のキャパシティを越えて、
自らに鞭打ち、猛烈に頑張る。

しかしその週末の
土日は、泥のように眠ってしまう
という「反動」があったり。


あるいは、運動するぞ!、と
急に長距離を走ると、
翌日全然体が動かなくなるという
「反動」がある。


177キロマラソンを去年走った時は、
その反動で1週間くらい声が出ませんでした。
(なぜ喉だったのか不明ですが、、、笑)



■なにかに猛烈に力を注ぐことは
自分のキャパを増やしてくれます。

よって、素晴らしい事に思えます。

ですが、同時に


『全身全霊力を注ぎすぎると、
 その反動で空白が訪れる』


というのは、私だけではなく、
皆さまも体験されたことがある感覚では
なかろうかと。

(、、、がいかがでしょう?)



■短期的に集中する→完全にOFF。


これにはメリットもあると思います。

先述のように、
自分の仕事のキャパシティが
一定量上がる効果があると思いますし、

ゆえに、そういう時期があると
「自分の限界」が拡げられますし、
そういう時期があってこそ
能力も高まるのでしょう。


マラソンの練習でも、
今の自分の閾値を越えて、
能力を高めるためには、限界を超えようと
心肺機能と足の筋肉を追い込むことが
タイムを伸ばすコツです。



■しかし一方、
デメリットもあります。


その1つは、思うに
「レースが長期戦」であった場合、

”走ったり止まったりを頻繁に繰り返すと
 全体としての成果が下がる”

というものです。


またマラソンの例えで恐縮ですが、

最終的なフルマラソンで、
良いタイムを出せるのは、


『淡々と、自分が出せる
 最高の巡航速度で走り続けること』


だったりします。


下りだから、調子が良いから、と
レース中に飛ばしすぎると、
その筋肉への負荷が後半表出し
急に体が動かなくなる、
(そして多くの参加者に抜き去られていく)
ということがままあります。



ゆえに、

「短期で集中するか」or「淡々と走るか」

は上手に使い分ける必要があるのかな、と。



■そして、ここからは個人の感想ですが、
今週コーチングを過密スケジュールでやってみて
思うことがありました。

それは、


【「自分が維持できる最大の巡航速度」で走り続ける意識を持つ】


やっぱり、これが一番大事だな、
ということ。



■確かに一時的に気合いを入れて、
走り抜くことはできます。

しかし、自分のキャパを越えて
一定期間燃やし過ぎると
急に燃料が枯渇するのです。
何事にも「反動」があるのです。


ゆえに、私のように体力も気力も
まあそれなりに、、、という人にとっては、


『粛々と、自分が疲れすぎない最高の
 巡航速度で走リ続けること』


ことが、

実は長期的な成果を生み出すために、
有用な戦略ではなかろうか、

と思っております。




■平日燃え盛る。
でも、土日で燃え尽きる。
そして、月曜日再度点火して燃え盛る。
また、土日で燃え尽きる。

、、、

以下繰り返し、という生活は
物凄く疲れると思うのです。


それよりも、お勧めは、

平日、燃え尽きすぎないレベルで
淡々と燃え続ける。

土日も、若干火は弱くなるが
変わらず燃えている。

思考や行動が完全に止まることはない。


という完全にOFFもないが、
燃え盛りすぎない(意図的に抑える、150%などはやらない)ほうが

精神的にも体力的にも走り続けられて
時間が3年、5年、10年となったとき、
良い大きな成果に繋がっているのでは、


と思っております。


■結局、「成果」というのは、
「行動の質」✕「総量」ですから。

あるときに一気に100やって、
あるときに0になるよりも、

毎日80ずつだけれど、
決して0にはならず歩みを止めないほうが
成果に繋がりやすいはず。


ゆえに、



【「自分が維持できる最大の巡航速度」を保つ意識を持つ】



が大事だな、と思った次第です。


燃え盛りすぎず、いいペースで
走り続けてまいりましょう。
(と自分に言い聞かせております)

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。


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<本日の名言>


勇気と無謀を混同してはいけない。

H・ジャクソン・ブラウンJr(米国の作家/1940-)


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【編集後記】
運動をすると否応なく、よく眠れて
スッキリします。なんとか時間をとって
日々少しでも体を動かそう。


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