配信日時 2020/05/20 10:28

アフターデジタル時代に必要とされる「専門性ある人材」が持つ2つの要素 【カレッジサプリ】

<「全体像」&「勝ちパターン」。これを語れるかどうかが重要です>
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皆さまの1日を5%元気にするビジネス系メルマガ『カレッジサプリ』
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令和2年5月20日(第2282号)


アフターデジタル時代に必要とされる「専門性ある人材」が持つ2つの要素


株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話  2793字/読了時間4分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は、2件のアポイント。
他、研修の企画、導入事例のインタビューのまとめなど。

*

さて、本日のお話です。

先日、BtoBマーケティングの会社で15年働く友人と
ZOOM飲み会をしました。

その時に話を聞いた内容が
「アフターデジタルの時代に生き残っていく専門性とは何か?」
という”問い”を考える上で参考になる話だな、と思ったのでした。


本日はその話について、
気づきと学びを皆様にご共有させていただきたいと思います。


タイトルは



【アフターデジタル時代に必要とされる「専門性ある人材」が持つ2つの要素】



それでは、どうぞ。




■個人的な話ですが最近、
「マーケティング」というものの奥深さに
惹かれております。


先日のメルマガもマーケティングがテーマでしたが
「マーケティング(Market-ing)」とは、


『市場を(Market)している(ing)』
(=市場を作っている継続的な活動)


を意味する、活動の総称となります。



■しばしば誤解されがちですが、
「マーケティング=広告」などでなく、
それ以外にも、

プレスリリース
コンテンツマーケティング
ホワイトペーパー
セミナー
テレアポ
Facebook広告
記事広告
タクシー広告
既存事業からの紹介

、、、などいっぱいあって、

それらの多岐にわたるアクションを、
一筆書きのストーリーとして整えていく
自社とお客様を結びつける活動がマーケティングである(らしい)です。


そして、もっといえば

・化粧品系の商品のマーケティングなのか、
・対法人のSaaSのサービスなのか
・対個人の高額商品なのか

どの領域でマーケティングを行うかによって
施策が変わってくるものです。

そもそもテーマが広いし、専門性も深い。
そんな広く深い世界がマーケティング。


■その中で先述ZOOM飲み会を共にした私の友人は、

「BtoBマーケティング」(対法人)
に特化したマーケティング会社で長らく働いており、

“専門性に溢れた環境”

にいる方なのです。
(これが言いたかった!)


業界に特化したマーケティングの会社で
「コンサルタント」という肩書きではないにせよ
BtoBマーケティングの領域について、
友人(Tさん)がかなり詳しいことは、
何気ない言葉の節々でわかるものです。



■私の会社(カレッジ)もBtoBのサービス(研修など)を提供する会社。

ゆえにBtoBマーケティングの情報は
ものすごく貴重なのです。

飲み会で話をしながら、
話を聞くBtoBマーケティングの何気ない話に感動しっぱなしで、
勢いでつい彼に、聞いてみます。


私「TさんのBtoBマーケの知見って、本当に凄いですよね!
 ものすごく価値があると思っています。

 もっと聞きたいですが、無料だと申し訳ないので
 有償でもコンサルティングみたいなことお願いできませんか?」


との提案。

対して、Tさんはこう答えられました。


Tさん
「いやいや、自分はそんなレベルではないです。
 それだったら、お互いにコーチングをし合うと方が嬉しいです」
 (Tさんはコーチ仲間なので)


と、丁重に辞退されました。



■私の目からすると、Tさんは
十分にすごい知見を持っていると感じる。

ただ、Tさん本人は
「プロではない」と答えている。

この差が気になって、
Tさんに聞いてみました。


私「有償でお金をいただくプロのコンサルタントとTさんは、
  どこがどんなふうに違うんですか?」


すると、こう答えられました。

*

Tさん
「プロのコンサルタントたる所以は、2つあると思っています。

 まず1つ目が、『全体像を描ける』ことですね。

 「いつまでにどんな状態にできるかを、定量的に語れる」こと、

 たとえば、目指す姿は

 ・ホームページのページビュー数がどれぐらいで、
 ・CV率がどれぐらいで、
 ・リード獲得率がこれぐらいですよね、
 と語れるとか、あるいは
 そこに至るまでのマイルストーンも、
 
 ・まず3ヶ月後にはここまでですね、
 ・半年後までにはここまでですね、
 ・1年後までにはここまでですね、
 
 と指し示せるとか。

 全体像を見せつつ、その時々に応じた
 個別具体的な解決策を提示することができるので、

 (プロのコンサルタントは)
 長期継続的に課金を出来るんだと思います」


「そして2つ目は、

 『「自分の勝ちパターン」を持っている』

 ことですね。

 結局、みんな「自分の勝ちパターン」を持っていて
 それをお客様を当てはめていくのです。

 「勝ちパターン」について、1つでなく、膨大に持っていればいるほど、
 その人の専門性は強いということになりますし、価値も高まります」


「僕の場合、スポットでこうじゃないですかね、と総論は言えても、
 いつまでにどのレベルまで、という具体論や解決策を持ってはいません

 そこがプロのコンサルティングとは違うと思っています」



■、、、とのこと。


そして、その話を聞きながら、
最近よく考えていた、

「これからの時代に生き残っていく専門性があるプロとは?」

の“問い”の答えを示されたような気がしました。

私の考えではありますが、

【アフターデジタル時代に必要とされる「専門性ある人材」が持つ2つの要素】

とは、まさしく、

『1)全体像を描ける人
 2)自分の勝ちパターンを持っている人』

なのだろう、と思っています。



■今の世の中は、いい情報が
簡単に、しかも無料で手に入ります。

・優良な情報がインターネットの記事まとめ
・YouTubeの専門家の動画
・その他ネットメディア

結構、すごいです。

それらは少し前までは、
お金を払わないと見聞きできなかった情報でした。

「YouTube大学」も本当にわかりやすく、
こういったものが無料でもらえる時代には驚くばかり。


「アフターデジタル」の時代とは、
個人の情報も、メディアも、オンライン上で存在することが当たり前の時代。

・一般的な話はすぐに検索出来る、
・オンラインのつながりが主で、リアルが従(付加価値)

となっていきます。
今もそうですが、さらに加速しそうです。



■そんな、オンラインが当たり前で
ネット上で優良な情報も手に入る時代で

「自分の領域で専門性を発揮し、
 選ばれ、活躍し続けるために何が必要なのか?」

は、これから社会で活躍するために、
とても大切な問いのはず。

■そしてそれは、

『1)全体像を描ける人
 2)自分の勝ちパターンを持っている人』  

であると思うし、

「一般的な話」を語るのではなく

・プロジェクトを進めたときに
 どんな大変なことが起こるか感覚値で知っている

・全体像を知った上で、各ステージで具体的に何をすればよくて、
 どんな心構えでいれば良いか自分の言葉で語れる、

・その道で悩みもがいた経験、生々しい失敗談、
 しくじり話を語ることができる

・自分ならではの秘密の工夫、こだわり、
 持論などを持っている

という、

『やった人しか知り得ない感情を伴った情報』

を語れることでしょう。

これを大量に語れることが
『専門性の証明』になるだろう、と。



■そして、これは
何もアフターデジタルの話ではない、と思います。

というか既に、今もそうです。

どんな業界の、どんな種類の営業でも
多くの顧客の事例を解像度豊かに語れることは
『専門性の証明』になり、差別化になるでしょうし

経理や総務、人事でも
「課題→解決策→結果」の3点セットの事例を
自分の中でどれほどの種類と量で持っているか。

それが、ビジネス上において
やはり『専門性の証明』となっていくのでしょう。



■そして、そんな人材であれば、
時代が「ジョブ型」の仕事となったり「成果指標型」になったり、
「アフターデジタル」になったときにも、
間違いなく必要とされる人材になるはず。


まとめると、

【アフターデジタル時代に必要とされる「専門性ある人材」が持つ2つの要素】とは

『1)全体像を描ける
 2)自分の勝ちパターンを持っている』

こと。

そして、上記を形にするためにできることとは、

・自分がやったことがないことに
 どんどん飛び込みむこと。

・どんどん新しいことにチャレンジすること。

・その過程で、自分の中にある
 ストック(知見や経験)を増やしていくこと。


知識やスキルを猛烈に勉強するのもそうですが、
それ以上に失敗・成功も全てが
自分の専門性の証明となると思い、取り組む。


そのために「学びと挑戦」を繰り返すことが
必要とされる人材になろうと考えるのであれば重要なことである、

そのように思っている次第です。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。


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<本日の名言>

この道より、われを生かす道なし。
この道を歩く。

武者小路実篤

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【編集後記】
アフターデジタルの時代は、
もっと大きな変化もありそうなので私も勉強しないとな、と思います。


【ご感想のお礼】
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素晴らしいサプリメントいつもありがとうございます。
自分の行いを振り返る機会として愛読しております。

金曜日のテーマは私にとって本当に興味ある分野です。

日本語で豊かなコミュニケーションするためには、
「言葉の意味を正確に知ること」と「言葉を正確に理解する」ことだと思います。が
日本語は三つの文字体系があり、なかなか難しく感じます。ローマ字含めると四つです。

有識者は自分の知識を披露するため、専門用語をなにげなく使い、
直接な表現やストレートな表現を避避けるため、曖昧なカタカナを使い、
スピード時代に面倒くさい長い表現を避けるため、若者言葉を使い、等々
日本語はますます複雑になりつつあります。

時代の流れで自然に変化して行くのが言葉ですが、
聴者や読者を第一に意識する必要を感じます。

イギリスで「Plain English Campaign」が始まったように、
日本でも「やなしい日本語」「シンプル日本語」のようなキャンペーンが必要かもしれません。
最後の意見ですが、可能であれば、海外の名言の場合は、
原文(英語)をそのまま書いていただけると嬉しいです。

“We do not learn from experience... we learn from reflecting on experience.”--John Dewey--
「我々は経験から学ぶのではない、我々は経験を省察することから学ぶのだ。」

李鍾文 さま 
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>李さん、ご感想ありがとうございました!
 深いご感想で、かつ、李さんのように2ヶ国語(3ヶ国語でしたでしょうか)
 を操られる李さんがおっしゃられるゆえに、非常に深みがあると感じます。

 かつ、 ”有識者は自分の知識を披露するため、専門用語をなにげなく使い、
 直接な表現やストレートな表現を避避けるため、曖昧なカタカナを使い、
 スピード時代に面倒くさい長い表現を避けるため、若者言葉を使い、等々
 日本語はますます複雑になりつつあります。 ”
 
 と書いていただきましたが、まさしく!と思いました。
 でもこのことを意識して使っているか、相手目線で言葉を選んでいる人が
 どれくらいいるかというと、これは疑問です。
 ゆえに、いただいたお話は、すごく納得、共感をいたしました。

  そして母国語ではない日本語で、このような表現ができる李さんに
 改めて尊敬の念を感じております。 
 
 また、英語の現代がわかる名言は原文の掲載も検討させていただきます。
 (あまりないのでお約束できないのですが)

  含蓄と刺激になるご感想、ありがとうございました。 


◎昨日の英語学習:0、5時間
(累計203時間/目標学習時間まで197時間)

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