配信日時 2020/02/21 07:27

感情の閾値を越えなければ、次はない【カレッジサプリ】

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皆さまの1日を5%元気にするビジネス系メルマガ『カレッジサプリ』
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令和2年2月21日(第2193号)


感情の閾値を越えなければ、次はない 
 

株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 1654字/読了時間2分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は終日、
ストレングスファインダー研修の実施でした。

やはり、ストレングスファインダーの研修は、
やっていてもとても楽しいですね。

おかげさまで、
3月1日(日)のストレングスファインダーの
公開ワークショップも、満席となっております。

また次回、改めて実施したいと思います!




さて、本日のお話です。

研修をやっていると、楽しい一方、
毎回強い緊張感とプレッシャーを感じます。

それはひとえに、
「自分が試される場」
であるからでしょう。


今日はこの研修をしながら感じた、
「ご縁が継続するために必要なこと」ついて、
皆様に学びと気づきを共有させていただきたいと思います。


タイトルは、


【感情の閾値を越えなければ、次はない】


それでは、どうぞ。



■先日読んでいたドラッカーの本で、
こんな一説がありました。

それは、「ドラッカー5つの問い」の一つ、

『顧客の価値はなにか?』

の中での一節。

”顧客の声を聞くべし”、という話の後に、
このように続きます。


「ここで原則は、顧客は皆合理的であるとすることである。
 ほとんど例外なく、彼らの行動は合理的である。
 したがって、答えを想像しようとしてはならない。
 必ず、直接答えを得なければならない」

という一節。


■”お客様の行動は、常に合理的”である。

この一説を見て、私の中に浮かんだ事は
確かにそうだよな、ということと、

「いつなん時も甘えは許されないのだ」

という危機感でした。



■ここでいう顧客とは、
もちろん経済的に契約しているお客様もそうですが、

実は、その他の多くの関係性においても、
ある程度人は「合理的」に行動しているのではないか、

と私は感じるからです。



■例えば、先日この話を、
お世話になっている役員の方から聞きました。

「知り合った人とは、最初はまず飲みにいくことにしている。
 ただ、その時が面白くなければ、次一緒に飲む事はないよね」

というもの。

これは合う合わないという話ですが、

「自分の感情の閾値を突破しなかった」
(=一緒にいても、合理的にプラスのことがない)

という判断に至ったから次の機会がなくなった、
というシンプルな話かと思います。

人付き合いでも、
色恋でも、大体おんなじようなもの。

人はやっぱり合理的なのです。


■こういうことは、
当たり前ながらあらゆるところで起こっていて、

営業のシーンで、
最初お時間をいただくまでは、
同じスタートラインであるものの、

「そこで相手の期待値を越えなければ、
 おそらく次お時間をいただける事は無い」

となります。
(特に忙しい方はなおのことそう)

合理的に考えて、そうです。
 

■あるいは、
懇親会や交流会を主催した時にも、
最初は来てくれるもの。

でも、その場が、
まぁよかったね、だと次はありません。

それこそ感情の閾値を超えて、
「また時間を割いて参加したい」

と思っていただけなければ、
貴重な時間を割いて参加いただく事は無いのでしょう。

ゆえに、シリーズものなどは、、
刺激に慣れていくからこそ、
感情の閾値の期待値も高まっていくのでしょう。



■そんな意味でも、
別に良い悪いではなく、

「お客様は合理的である」

という前提に立ち、

その上でご縁を紡ぎ深め続けるためには


「常に、相手の”感情的な閾値”を超えよう」
(=感動、心を動かす、思い出してハッピーになる)


という気概でいることは、
スタンスとして極めて重要であろう、

と思ったのでした。



■そしてこれは、
誰かに価値を与えようとする、
あらゆる立場の人に言えると思います。
(営業とかサービス業とかはなおそう)

・なんとなくこなしている、
・なんとなく進めている、
・気を入れていない、ということは

相手にもそれが伝わります。

”感情的な閾値”を超えるためには、
コンテンツやスキルが洗練されている事もそうですが、

練り込まれたコンテンツと力量に加え、

「自分の全力を出し尽くす」とか、
 相手に踏み込む勇気」という気概も、

同時に必要になってくる
と、(少なくとも私は)思います。

それらの想いは、不思議と伝わるから、です。



■常に感情の閾値を超え続けていく。
心動かすレベルに、もっていく。
少なくとも、それを目指し続ける。

こういったスタンスは、
システマチックになりがちな今だからこそ、
実は大切なことなのではなかろうか、と思いますし、

人ともお客様とも、
継続的にご縁を紡ぎ続け、
自分自身が生き残っていくためにも、
必要な努力なのではなかろうか、

と思う次第です。


【感情の閾値を越えなければ、次はない】

そんなスタンスで、
一期一会を大事にしていきたいものです。


最後までお読み頂きありがとうございました。
本日も皆さまにとって素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

人間は誰でも自分がいちばん大切なのです。
そして、そのことをほんとうに自覚した人間だけが、
自然なかたちで他人を大切に思うことができる。

五木寛之

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【編集後記】
デジタル化する世の中だから、
リアルを大切にしていきたい、と最近よくよく思います。

◎昨日の英語学習:0,5時間
(累計165、5時間/目標学習時間まで234,5時間)

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■3月1日(日)10~17時
 『ストレングス・ファインダー・ワークショップのご案内
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