配信日時 2020/02/17 13:39

「速読をはじめる人のための儀式」から学ぶ、自宅に本棚を置いておく意味 【カレッジサプリ】

<本は知識だけでなく、「タグ」となり学びを想起してくれるのです>
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令和2年2月17日(第2189号)


「速読をはじめる人のための儀式」から学ぶ、自宅に本棚を置いておく意味  


株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 1776字/読了時間2分半)


■こんにちは。紀藤です。

昨日日曜日は、朝からWEBにて、
3月に実施する新しい研修の打ち合わせ。

ならびに、来週の引っ越しに向けて、
部屋の片付けなどでした。



さて、本日のお話です。

引っ越しの片付けをしている最中に、
大量の本を目の前にして、

以前受講した「速読術のコース」と、
そこの講師から聞いた話を思い出しました。

本日はそのお話について、
学びと気づきを、ご共有させていただきたいと思います。

タイトルは、


【「速読をはじめる人のための儀式」から学ぶ、自宅に本棚を置いておく意味】


それでは、どうぞ。



■もう4年くらい前でしょうか。

友人の紹介で、
2日間15万円くらいの、
とある「速読術のワークショップ」に
参加したことがあります。


そのコースの中盤くらいに、
講師の先生が言っていた言葉が、
妙に印象的で、未だに記憶に残っています。


■ちなみに、こんな内容でした。


「これから皆さんが速読を本格的に始めるにあたって、

 このセミナーの後に
 必ず行ってほしい”儀式”があります。

 それは、紀伊国屋とか、ジュンク堂とか、
 本がたくさん並んでいる場所に行き、

 そこを、

 ”「人類の智慧」に感謝しつつ、
  タイトルを眺めながら、全てのフロアを歩く”

 ことです。

 すると、それだけで学びになりますし、
 本の神様に応援されて、知識が入ってきますよ」


、、、というお話でした。



■本の神様?
なんじゃそりゃ?

、、、とお思いになる方も、
いるかもしれません。

が実際、このお話、
理に叶っているなと、
思ったのでした。



■というのも先日、
私の家の部屋を片付けながら、
感じることがありました。



我が家には(狭いくせに)
本棚が合計3つあります。

数えたら、合計1200冊くらい。

ただとは言え、多すぎるし、
もう読んでない本もあるので、
今回の引っ越しに合わせて、

『BOOK SCAN』という会社のサービスで
1冊100円でPDFにできると聞き、

そのサービスを活用して、

「一気に本を断捨離をしてしまえ!」

、、、と思ったのでした。



■と、思ったのです。

でも、実際、どれを
PDFにして廃棄にしようかと考えたとき、

「あの本も置いておきたい」
「この本も置いておきたい」
「ああ、そういえばこの本もよかったな」

、、、となり、思ったよりも
廃棄できなくて悩ましく感じたのです。



■なぜなのだろう?

既に読んだ本だから、
もう充分に楽しんだじゃないか。

自分にインストールされているものは、
もう手元になくてもよいじゃないか、、、

そう思いつつ、既に読んだ本を
なぜゆえに手放せないのだろう?


その事を考えたときに、


『”その本が物理的にこの場にあること”
 自体が価値になっている』


とはたと思ったのでした。



■もう少し具体的に言うと、

「その本のタイトルが生活の中で目に入るだけで、
 大切なことを思い出すきっかけになる」

ということです。



■例えば、
もう充分知っているつもりのことでも、


『嫌われる勇気』の本の表紙を見ると、

「ああ、目的論で、
 自己限定してしまっているかもな」


と何となく思ったり、


『夜と霧』(著:ビクトール・フランクル)の本の表紙を見ると、

「自分のものの見方で、
 どんな状況でも、幸福は感じられるんだよな」

と思い出したり、


『モモ / 時間どろぼうとぬすまれた時間を
 人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語』
(著:ミヒャエル・エンデ)を見ると、

「本当に大切な人のつながりなどに、
 時間をきちんと使えているだろうか」

と無意識ながら思ったり、



『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』の本を見ると
(著:河合雅司)

「これからの日本はいよいよリスクが大きくなってくる。
 自分のこれからを真剣に考えねば」

と気持ちが引き締まったり、

、、、ということを、
意識しなくても、一瞬のうちに、
その本が「タグ」となり想起されるのです。



■もっともっと細かい、
具体的な解像度が高い本もそう。

その本から得られた大切なことが
あるのであれば、その本を物理的に目にすると、
大切なキーワードが思い出されます。

人の記憶のメモリーは意外と優秀で、

100冊
200冊
300冊、、、

と増えたときにも、
「きっかけ」があれば、
いつでも思い出しうるものです。


■電子書籍の本棚でも、
よいかもしれません

ただ、家に「物理的」に本が存在しているのは、
それはバーチャルでなく、リアルであり、
生っぽさが存在しているからこそ、良いとも言えるのでしょう。

学びとは振り返り、
そして繰り返しです。


だからこそ、

・自分が記憶しておきたい
・忘れないようにしたい
・大切にしたい

そう思える本は、
ずっとパートナーのごとく、
そばに置いておくことがいいのだろうな、

などと思った次第です。

(別にそうでもない本は置いておかなくてよいのですけどね)


■本の断捨離は思ったより上手く行かない、
という結果に私はなりそうですが、
私のお勧め本棚を駆使して、整理して行きたいと思います。


おすすめ本棚:【壁一面本棚】 
https://www.margherita.jp/shelf/

※メンタストDaigo氏も愛用しているそうです。


最後までお読み頂きありがとうございました。
本日も皆さまにとって素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>
真理の大海は、すべてのものが未発見のまま、
私の前に横たわっている。

アイザック・ニュートン(イギリスの自然哲学者/1642-1727)

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【編集後記】
なかなか捨てられないからこそ、
買うときに本当に慎重になるのが大事なんだろうな、と思います。

◎昨日の英語学習:0時間
(累計162時間/目標学習時間まで238時間)

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