配信日時 2020/02/07 17:58

カナダ日記 vol7 ~最終回:やっぱり一歩踏み出す勇気が大事~【カレッジサプリ】

<わずが3日間+αでしたが、 人生に大きなインパクトを与えてくれました>
---------------------------------------------------------------------------
皆さまの1日を5%元気にするビジネス系メルマガ『カレッジサプリ』
---------------------------------------------------------------------------
令和2年2月7日(第2179号)


カナダ日記 vol7 ~最終回:やっぱり一歩踏み出す勇気が大事~ 


株式会社カレッジ 紀藤康行
---------------------------------------------------------------------------
◎本メールマガジン(カレッジサプリ) は、
 紀藤とご縁を頂きました皆さまにお送りさせていただいております。
 登録・解除は、お手数ですがページ下部よりお願いいたします。
--------------------------------------------------------------------------

(本日のお話 3256字/読了時間4分)


■こんにちは。紀藤です。

昨晩、カナダから日本に戻ってまいりました。

合計5日間の旅路でしたが、
振り返って、あらためて刺激的で、
楽しい時間だったと感じています。



本日は、
これまでのまとめとして、

・カナダと日本を比較して感じたこと
・英語を学ぶことについて
・全体を通じて学んだこと

について、私の短い旅路からですが、
感じたことを皆さまにご共有できればと思います。


タイトルは、


【 カナダ日記 vol7 ~最終回:やっぱり一歩踏み出す勇気が大事~ 】


それでは、どうぞ。



■まず今回旅をした「カナダ」という国。

改めてまとめると、


・新しい国(建国は1867年)

・移民・難民に対して非常にオープンで有名。

・ゆえに国民も多国籍
 料理も、あらゆる料理が混ざっており、
 違いに対して非常に寛容。

・人口は3000万人。
 国民性は非常にフレンドリー


という国でした。



■もう少し細かい話だと、

・完全なるカード社会

→電車代もコンビニも、全部カード。
 まるでSUICAのようにタッチしてカードを使います。
 200円でもカード決済します。
(そもそも今私が日本で使っている
 VISAクレジットカードがタッチで使えると知らなかった!)


・移民国家。最大の都市 トロントは多様性の宝庫。

→3年住めば、カナダ国籍もらえます。
 ゆえに、他の国からカナダは来やすい。
 毎年20万人移民を受け入れていますが、
 国家的な戦略のようにも思えます


・カナダ料理だけではなく、あらゆる国の料理がある

→日本食、イタリアン、フレンチ、中華だけでなく、
 アフガニスタン料理、トルコ料理、ドイツ料理、
 なんでもあります。それは200以上の移民が集まっているゆえの、
 特徴なのでしょう。
 
 
という特徴も感じました。



■日本との違いを考えてみると、

日本が
「単一民族でフレンドリー」に対して、

カナダは
「200以上の民族でフレンドリー」

みたいなイメージでしょうか。


安全・安心な国の雰囲気は近いものの、
「単民族」か「多民族」かという視点では、
フレンドリーへのアプローチは異なるようです。



■そして、同時に、

”カナダと比較して、
「日本の良さ」ってなんだろう?”

と考えもしました。


「出身はどこ?」という話に、
必ずというほどなるのですが、その際に

「日本から来ました」

というと、皆、へーっとなります。

月並みですが、

・サムライ
・相撲、
・アニメ、
・京都

など歴史ある文化とともに、
独自の価値観を歩んできた国は、
日本特有のもの。

長い歴史を持つ日本に、
改めて誇らしく思いました。


■また、日本人は、
真面目で、時間を守って、
責任感があって、でもシャイな国民性。

これもまた

「日本人が、自分自身で理解していない強みの一つ」

ではなかろうか、と思いました。

(もちろん、その資質が
 暴走してマイナスに働くこともあるので、
 注意が必要でもありますが)



■そして、もう一つ感じた大きな事。

それは

「英語を学ぶ意義」

についてです。


実は私、内心どこかで、

「もう英語なんて、
 学ぶ意味ないんじゃないか?」

と思っていました。

散々、英語塾にお金を突っ込んでおいて
こんな事を言うのもなんですが、
ここ近年で、劇的な進化を遂げる「テクノロジー」のため、
英語学習に疑問を持っている自分もいました。


■一生懸命、毎週の英語塾のため、
経済雑誌『The Economist』の翻訳をしても、

この半年で「Google翻訳」のほうが、
自分の翻訳より、早くてわかりやすい状態に
なっていました。

「あれ、Google翻訳でよくね?」

と、認めたくないけど、
思っている自分がいました。


翻訳アプリに勝てないのに、
英語を学び続ける理由は、
どこにあるのだろうか?

と思っていました。



■しかし、今回のカナダに行って感じたのは、


『やっぱり英語は(いくら下手でも)
 自分の口で言う事が大事』


ということです。

なぜか?

その理由は大きく3つあります。

以下、私なりの解釈ですが、
ご紹介させていただきます。



■まず1つ目。


【1)人のコミュニケーションは「総合力」である】


から。


英語は、もちろん自分の思いを
相手に伝える大切なスキルの一つです。

でも、人は「言葉だけ」で動くわけではありません。

目線、体の傾き、声のトーン、、、

あらゆるところからメッセージを汲み取り、
そして、そこに言葉が重なり、
人は心動かされ、伝わるもの。

これは、どの世界に言っても同じ。

情報をやりとりするだけでなく、
きちんと「伝える」ためには、


”言葉と、しぐさと、声のトーンと、言葉を
 全部が合わさった「総合力」”


こそがコミュニケーションであろう、
と思いました。

そもそも、集団で話をしているとき、
自分だけ翻訳アプリ、なんてちょっと寒いです。。。

コミュニケーションは「ライブ感」が大事。




■そして、2つ目。


【2)英語を学ぶのは文化を学ぶこと】


だから。


最初に言葉ありき、と聖書では語られましたが、
「言葉」は思考に影響を与えます。

英語は「I(私は)」という
主語が常にあるので、自然と自分の意見が
明確になる言語だと思います。

また単語一つ一つの背景に、
日本語とは違ったニュアンスがあるもので、
その背景を知ることで、文化を感じることが出来ます。


例えば、

『我慢する』

という日本語。

英語にすると、色々な表現になります。

・stand (暑さ・痛みなど短期的なことに)我慢する

・endure (不景気など長い苦難に)我慢する

・torelate (愚かな行為に)我慢する
 
・be patient with (改善が見られなくてイライラすることを)我慢する

・control myself (自制が出来ないという意味)我慢でする

というように。
(、、、と、英語塾で習いました)

この思考を学ぶことは
「文化を理解する」ことにも繋がる、
と感じています。



■そして、最後3つ目。


【3)「英語を学んだ努力」自体が価値を持つ】


と思うから。

カナダで出会った、
イラン人のマズダックくんが言っていました。

「自分は、フランス語、スペイン語、
 英語、ペルシア語を話すことができる。
 ただ、構造が似ていたから学びやすかった。

 でも、日本語は英語と構成がぜんぜん違うから、
 学ぶの大変だよね。勉強するの大変だったと思う」

と。

その言葉には、尊重と尊敬が感じられました。
(マズダックくんがいい人だった、
 というのもあるでしょうが)


ネイティブの人は普通に話せますが、
第二言語としてマスターした人も、
カナダにはたくさんいます。

「英語を学んで身につけた」というのは、
「努力の証明」であり、人の共感、
尊重を集めることにつながるものである、
と感じました。



上記、3つを含めて、
「やっぱり英語は学ぶ価値がある!」

と思ったのでした。



■最後に、まとめ。
上記に始まる多くの気づきを、
カナダで得ることができましたが、
その中でももっと多く得た大きなことは、


【一歩踏み出して、やってみることで、世界が開けたこと】


これが、一番得たものの中で、
すごく大きいものだった、

ということです。



■カナダへも実際行ってみると、
なんとかなりました。

というよりも、ほとんどすべてのことは、
「やってみれば何とかなる」のでしょう。

しかし、行く前は、
「どうしよう、どうしよう」
と内心思っていました。

飛び込めたのは、一縷の

「一歩踏み出す勇気」

のおかげだと思います。


それさえあれば、

実際、現地は皆いい人であるとわかったし、

理解してくれようとするし、
ジェスチャーも含め伝わるし、
出来ないことにも慣れるし、

「なんとかなる」

のです。

そして、行ってみると大きな確率で
「パラダイム」が変わります。


■「パラダイム(ものの見方)」が変わると、
考え方、行動も変わります。

少なくとも私は、

「英語をもっと真剣に取り組む理由」

が生まれ、英語勉強が楽しみにになりました。


何年かけてもスイッチが入り切らなかったのが、
数日間で見つける事ができたように思います。

「英語って勉強じゃなくて、
 ツールであり、言葉なんだ」

としみじみ思いました。

海外の友達もできたので、
もっとヒアリングができるようになりたいし、
より深い話ができるよう、ボキャブラリーも増やしたいと思いました。

これからは、英語を、
もっと楽しめる気がします。



■自分の世界から一歩外に出ることは、

「パラダイムを変える賭けに出る」

ようなものです。

パラダイムが変わると、世界の見方が変わり、
自分の可能性も広がっていくはず。

そしてそのためには、一歩踏み出す、


『Courage(勇気)』


こそがやっぱり大事なのだろう、
と思っております。

長文のカナダシリーズ、
お読みいただき、誠にありがとうございました!
=========================
<本日の名言>
挑戦した後の失敗より、
何もしないことを恐れろ。

本田宗一郎(ホンダの創業者/1906-1991)

=========================

【編集後記】
うん、会社名の「カレッジ」、
やっぱりいい名前だな、などとと我ながら思いました。
また英語学習は目標学習時間の消化まで続けたいと思います。
目標学習時間を終えた時、TOEICを受けようと思います。

◎昨日の英語学習:1時間
(累計159時間/目標学習時間まで241時間)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【メルマガ読者の皆様向け/今後のイベント一覧】

■3月1日(日)10~17時 『ストレングス・ファインダー・ワークショップ』
 *詳細:お申込みはコチラ → https://goo.gl/forms/1wIEqddsXgjW2T353 
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
----------------------------------------------------------------------------  
【ご意見・ご感想、お待ちしています】
皆さまの、率直なご意見、ご感想、ぜひお聞かせください。
こちらからどうぞ。↓↓
https://goo.gl/forms/n7AoHT0xVK3ICcdz2
---------------------------------------------------------------------------- 
【メルマガ登録・解除について】
※メールアドレスの変更について
 ⇒「現在のメールアドレスの配信停止」→「新アドレスでの登録」にて
   ご対応お願い申し上げます。
※メルマガのご登録はこちらから
 ⇒ https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=HSfoIRnMfw
※メルマガの配信停止はこちらから
 ⇒ https://1lejend.com/stepmail/delf.php?no=HSfoIRnMfw
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
 メルマガホームページ https://www.courage-sapuri.jp/ 
 facebookページ   https://www.facebook.com/couragesapuri  
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■