配信日時 2020/01/19 20:35

今週の一冊『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』【カレッジサプリ】

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令和2年1月19日(第2160号)

   
今週の一冊『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』


株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 1789字/読了時間2分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日土曜日は、朝10時~21時まで、
鮒谷周史さんという私のメルマガ師匠の勉強会に参加。

「発信すること」の価値を、
改めて思い至らしめた次第です。

カレッジのホームページや、
バックナンバーを整えた後は、
SNS等で外に向けても発信していこうと思います。


■さて、本日のお話です。

毎週日曜日は、オススメの一冊をご紹介する、
「今週の一冊」のコーナー。

今週の一冊は、

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『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』

ジェームズ・クリアー (著), 牛原 眞弓 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4775942158/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_7YcjEbAW3N5MS

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です。


■「習慣」についての隠れた名著、
見つけてしまいました。

この本の著者のジェームズ・クリアー氏は、
アメリカで50万部のメルマガを発行しており、

「習慣化」というテーマで
行動科学、認知科学の論文等を集め、

「どうすれば習慣を変えられるか?」

を追求されてきた方です。


■内容も非常に濃厚で、
一つ一つが読み応えがある。
そして厚い本です。

ただ、本のタイトルも
「ジェームズ・クリアーって誰?」と感じますし、

本のデザインも、ぶっちゃけ
そんなに洗練されてはいません。。

原著のタイトル

『ATOMIC HABITS : An Easy & Proven Way to Build Good Habits & Break Bad One』
(最小習慣 : 良い習慣を作り、悪い習慣を打ち破る簡単で証明された方法)

のほうが、もしかすると、
わかりやすかったんじゃなかろうか、

と思えなくもない。
(出版社さん、ごめんなさい)


■しかしながら、です。

内容が、とても良いのです。

「習慣化」について、
数多の本が出版されていますが、


『習慣化のために必要な理論が、
 この1冊に集約されている』


とさえ感じました。


私が良いな、と思った点は、以下の3点。

1,「習慣化」に必要な理論が、
   百科事典のように網羅されている

2,認知科学と行動科学の実験を元に書かれており、
  説得力がある

3,具体的なエピソードがわかりやすく、面白い

ところかと。


■本書に書かれているテーマとして、
以下のような話が語られます。


・習慣を変えるに効果的な方法は、
 「なりたい人に意識を向ける」こと

・「1%の改善」を大切にすること
  習慣は自己改善が複利の利子を生んでいく

・習慣化は「仕組み」こそすべて。
 目標がなくても仕組みを作れば、
 努力なくして、成果が上がってくる

・行動変化のプロセスは、常に「自覚」から始まる。
 自分の習慣に気づき、意識して変えること

・「場所と時間」のきっかけにして、
 現在の習慣に新しい習慣を紐付けること

・モチベーションに期待せず、
 「それがしやすい環境を整える」ことにひたすらフォーカスせよ


、、、等々。


■上記でさらさらっと読むと、

「まあ、そうだよね」
「ふーん、そうなんだ」

で終わってしまいそうですが、
一つ一つのポイントに、

「なぜ、そうなのか?」

という行動科学や認知科学の、
実験などのエビデンスが付いてくるので、
腹落ち感が大きいのです。


■人は基本、変わないものです。

どんなに偉い人でも、脳はサボりたくて、
怠惰に流れやすくて、楽をしたくて、
努力なくして快楽を得たいもの。

そこは、「人間」という生き物の基本設計であり、
その基本設計を上手に逆手に取って、

「どうすれば努力なくして習慣化できるか?」

を追求しているところに、
この本の説得力と実現可能性を感じています。


■以下、本書より、
著者からの言葉を引用いたします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

本書は学術研究論文ではなく、実践マニュアルである。

著述はすべて科学的に裏付けられ、
過去の最高のアイデアと科学者たちによる説得力のある発見を統合したものだ。

参考にしている分野は、
生物学、神経科学、哲学、心理学などだ。

特に重要なアイデアを見いだし、
すぐ実行できる形で結びつけることで役に立つ構成になっている。

(中略)

良い習慣を身につけるのに唯一の正しい方法などないが、
ここでは著者の知っている最善の方法を紹介する。

つまり、どこから始めても、
また、変えたいものがなんであろうと効果のある方法である。

ここで取りあげる戦略は、
目標が健康、お金、生産性、人間関係、もしくはその全部でも、
段階的な方法を求めている人なら、誰にでも合うはずだ。

人間の行動に関するかぎり、本書はあなたのよきガイドとなるだろう。

原著『ATOMIC HABITS : An Easy & Proven Way to Build Good Habits & Break Bad One』より

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

■良い習慣を身につけたい方、
習慣化のヒントが欲しい方、
その理論を知りたい方は、
なるほど、と思える一冊になるかと。

この内容を「100%組み込んだ実践計画」を立てたら、
習慣化したいことが確実に習慣化させられそう。

そんなワークショップ、やってみようかな、
なんて思ってしまいました。

オススメの一冊です。

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<今週の一冊>

『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』

ジェームズ・クリアー (著), 牛原 眞弓 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4775942158/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_7YcjEbAW3N5MS

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【編集後記】
久しぶりにマクドナルドの
フィレオフィッシュバーガーセットを食べたら、
物凄く胃がもたれました。。。
こういう時に、年を経たなあ、、と感じます。

◎昨日の英語学習:1時間
(カナダのワークショップ参加まであと12日)
(累計113,5時間/目標学習時間まで286,5時間)

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