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令和2年1月12日(第2153号)
今週の一冊『僕は、死なない。 全身末期がんから生還してわかった人生に奇跡を起こすサレンダーの法則』
株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 1776字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日土曜日は、英語学習。
読書、また部屋の片付けなど。
来月引っ越しをすることにいたしまして、
大幅なる断捨離をしております。
結果、だいぶタンスにゆとりができてきました。
*
さて、本日のお話です。
毎週日曜日は、オススメの一冊をご紹介する、
「今週の一冊」のコーナー。
今週の一冊は、
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『僕は、死なない。 全身末期がんから生還してわかった人生に奇跡を起こすサレンダーの法則』
刀根 健 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4815602719/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_qOVgEbW5ETHF7
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です。
■この本は、タイトル通り、
著者の刀根さんの、闘病記です。
何気ない健康診断の時に、
「肺がんのステージ4」であることがわかった著者。
悩みながらも、
できることは全部やろう、
その過程で経た、
希望や絶望の繰り返しの果てに、
結果、がんを克服された、、、
その一連の行動と、心境の変化を、
著者の率直な言葉で語られている本です。
■先にお伝えしておくと、結果
「スピリチュアルなお話」
がたくさん出てくるストーリーです。
ゆえに、読む人を少し選ぶかもしれません。
(そういうのはちょっと、、、という人は、
あまりオススメはできないかも)
ただ、私は大変感動し、
涙した一冊でした。
■私は、メルマガで、
日々「皆さまが元気になる」ということをテーマに、
目標とか、習慣とか、
ミッションとか、ビジョンなど、
諸々発信をしております。
それは、人は誰しも
「より良くなりたい」という願いがあるから、
と私は信じておりますし、
とても大切な要素なので、
日々発信している、ということは事実。
■しかし、同時に思うことは、
”病の前では、どんなことも軽い”
とも感じるのです。
■身体的な苦痛。
それは、戦う気力を根こそぎ奪っていく、
それくらい大変なことです。
私も合計4回、
全身麻酔の手術で入院していますが、
命に関わる病ではなかったにせよ、
内側から湧き上がる痛みの前に、
「前向きに頑張ろう」
「薬を使わず頑張ろう」
という言葉は、
軽はずみに言って、元気になる類のものではない、
、、、とも感じていました。
(だって、めちゃくちゃ痛いのですから汗)
■しかしながら、この本の著者の刀根氏は、
・1回目からステージ4、
・全身への転移が見られる、
・どんどんと悪くなっていく体力、
という環境下において、9ヶ月間、
・自分の運命を誰かに任せない。
・できることは全部やる
・治る可能性があるなら、
まじないだって、菜食主義だって、なんだってやる
・前向きな言葉だって、自己暗示だってやる
・父親との関係が問題と言われたら、
勇気を持って、その課題にも取り組む、
、、、という覚悟を持って、
ありとあらゆることに、
挑み続けました。
ヒーリング、カウンセリング、
抗がん剤の検討、おまじない、前向きな言葉を言う、
運気を高める、、、などなど。
それを、
「どこかの先生に頼り切るのではなく、主体的にやる」
というスタンスで、戦い続けたのでした。
■結果、悪化していく一方で、
もう何もできることがない、
もう万策つきた、
というところまで
『やりきる』ことをし、
その上で、
『手放した(=サレンダー/明け渡す)』
ことをしていきます。
■その中で、偶然、
実に珍しいケースで、自分の遺伝子に合う薬が見つかり、
寛解に向かっていくわけですが、
その闘病のプロセスと、飾らない言葉が、
著者の生きようとする意志に触れたようで、
心が震える感覚を覚え、涙がでてしまうのでした。
■著者の刀根氏は、
書籍の中で、このように語っています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
危機に陥ったとき、まずは
「逃げるな!」「戦え!」
「できることは何でもやれ!」
「とことん、自分が納得するまでやってやってやり尽くせ!」
ということ。
しかし病気に関しては、
もう一つの選択肢があるということを、
今の僕は知っている。
それは『愛する』ということ。
(中略)
しかし僕がこの領域に達したのは
明け渡し、サレンダーの後だった。
サバイバルモードの真っ只中ではなかなか
「がんを愛する」ことは難しかったし、
僕には恐怖の対象を愛することはできなかった。
ゆえに、この領域に達するには、
様々な内的冒険を経験する必要があるのではないかと思う。
※引用:『僕は、死なない』より
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■恐らくですが、
ちょっと怪しい、
その手の話はもういい、
と思われる方もいると思う内容も、
多分に含まれているかと思います。
■ですが、正直、そこよりも、
(そこも大事だと私は思っていますが)
「一人の人間の、魂の戦いの記録と
人生をかけて気づいたことを知る」
という意味で、また、
「究極の危機に迫ったとき、私達はどうすべきか?」
という生き様を考える意味でも、
在り方を考えさせられる一冊だと私は思います。
■読み手を選ぶ本とは思いますが、
ご興味がある方は、ぜひ読んでみてください。
私は、その世界観に共感できる本です。
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<今週の一冊>
『僕は、死なない。 全身末期がんから生還してわかった人生に奇跡を起こすサレンダーの法則』
刀根 健 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4815602719/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_qOVgEbW5ETHF7
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【編集後記】
ストレングス・ファインダーで「運命思考(connectedness)」を
お持ちの人は、おそらく胸に刺さる一冊じゃないかなあ、と思います。
◎昨日の英語学習:0,5時間
(カナダのワークショップ参加まであと19日)
(累計106時間/目標学習時間まで294時間)
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