配信日時 2020/01/11 18:43

習慣化の成功のためには、「やる」でなく「ある」を問うこと【カレッジサプリ】

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皆さまの1日を5%元気にするビジネス系メルマガ『カレッジサプリ』
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令和2年1月11日(第2152号)


習慣化の成功ためには、”「やる」でなく「ある」を問う”こと 


株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 2152字/読了時間3分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日は1件のミーティング。

また1件のアポイントと、
引き続きホームページの作成など。

夜からは、お世話になっている
とある会社の役員の方が主催の異業種交流会に参加。

類は友を呼ぶ、ということで、
お酒が好きで、素敵な方が集まっていて、
大変有意義な場でした。

、、、が、いつもながら飲み過ぎで
2日酔い気味でございます汗

(Hさん、お誘いありがとうございました!)



さて、本日のお話です。


昨日、

『「最小習慣」の積み重ねこそが、成功をもたらす』

というお話をいたしました。

本日も続けたいと思います。


タイトルは、


【習慣化の成功ためには、”「やる」でなく「ある」を問う”こと】


それでは、どうぞ。


■昨日のメルマガにて、
以下のようなお話をお伝えしました。


・「小さな1%」の改善を大量に繰り返し、
 自転車レースで優勝したチームがあった

・小さな1%の改善は、かかる時間も同じ。
 かつ、習慣になれば、努力なくした普通のこととなる。

・1%の積み重ねでも100、200と繰り返すと、
 膨大なインパクトとなる。

・ゆえに、成功のための戦略とは、
 ウルトラCの逆転必殺技を狙うのでなく、
 「小さな1%の積み重ね」でコツコツ稼ぎ、突き抜けること。

ゆえに、

『「最小習慣」の積み重ねこそが、成功をもたらす』

そんな、お話でした。


■改めて、計算してみるとわかりますが、

「1日1%の改善」を1年間続けると、

1.01 の365乗 = 37.78 となり、

1年後には、約37倍の結果を得ることができる、
という理論上の結果となります。

(逆に、毎日1%ずつ堕落していくと、
 0.99の365乗 =0.03 
 となり、ほぼ0に近づいていきます。恐ろしや)


■とはいえ、
毎日1%確実に前進とはいかず、

「3歩進んで2歩下がる」とか
「1%の改善を定着させるために1ヶ月かかった」

なども、間違いなくあるものの、
「小さな1%を積み重ねること」が大きな影響を持つことは、
感覚的に、皆さまも感じられることはあるのではないでしょうか。


■しかし頭でわかっていても難しいのが、


”「小さな1%の改善」をしようと思っても、
 結局できない、いつもの行動に戻ってしまう”


ことかと。


例えば、

・「朝起きて片付けから始める」代わりに、
 いつものごとく、ダラダラと惰眠を繰り返したり、

・「本を読む」かわりに、
 いつものごとく、動画を見ふけってしまったり、

・「ランニングをする」代わりに、
 いつものごとく、こたつでみかんを食べ続けて1日が終わる、

みたいなイメージでしょうか。

レベル感は違えど、

「変わりたいけど変えられない」

という現象は、
誰の身にも、起こっていると思うわけです。


■では

「なぜ行動を変えようと思っても、
 変えることができないのか?」

というと、今回の参考としている
書籍『Atomic Habtis』曰く、



【自己同一性(アイデンティティ)が邪魔をしている】



というのです。


■人は皆、言葉には出さずとも、
皆がそれぞれ”自分はこういう人”という定義を、
何かしら持っているものです。

それは、

”自分は「このレベル」で頑張れる人間だ”

という無意識の定義。


「自分は1日10分くらいは頑張れる。
 それが自分の普通だ」

と定義する人もいれば、

「1日4時間 寝る間を惜しんでガッツリ勉強する。
 それくらいなんとかやれば自分はできる(はず)」

と定義する人もいる。


■各々が持つ、

「当たり前の基準」
「自分ができると思っている範囲」

によって、自分を規定しており、
言い換えれば、定義によって

”よくも悪くも自分を閉じ込めている”

とも言えるのかもしれません。


■そして、自分自身の定義、
「これくらいが自分である」という

『自己同一性(アイデンティティ)』

を飛び越えた目標を立てたとしても、

思考と行動にギャップがあると、
サイズのあっていない服を着ているかのように、
居心地の悪い感覚を覚えます。

人は居心地の悪さやネガティブさを、
意志で抑え込めるほど強くはないから、

結局、なんだか自分無理しているな、、、ということで
自然と「最小習慣の積み重ね」をやらなくなる、

できなくなる、ということになってしまうわけです。


■何度も何度も行動を変えようとしても、
一向に変わらない理由。

それは、
『自己同一性(アイデンティティ)』の問題、すなわち

”「これくらいが自分である」という定義の部分に、
  根本の問題があることが多い”

わけです。


■ですから、冒頭の、
「最小習慣の積み重ね」を成功させるために必要なこととは、


【「やる」でなく「ある」を問うこと】、


すなわち、

「自分がどうありたいのか」を再構築すること。

ここを飛ばして、目標を掲げても、
実現することはできないのです。



■「ある」という問いを掲げる。

(そして、まだそうなっていないけれども)
そう「ある」ために、この行動を「やる」。

こういう人物で「ある」なら、
このような行動を「する」だろう。


ここを”最終目的地”としなければ、

常に、仮止めをしている裁縫中の衣類のように、
もとに戻る危険性をはらみます。


■「やる」でなく「ある」を問う。


そのために、

1,「普通の基準が自分と違う人」の中に飛び込む

2,「ありたい姿」を描く。
   近いイメージができる人を師とする

こと。

結局遠回りのようで、
それこそが、習慣の積み重ねの要です。

シンプルですが、
1と2がインストールできれば、
劇的に人は変わると思っております。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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<本日の名言>

先入観を取り除くために、
常に「なぜ」と自問しない者は、
どんなに勉強しようとも怠け者だ。

トーマス・フラー(イギリスの神学者/1608-1661)

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【編集後記】
自分もこの「ある」の部分が、まだまだ甘いと思っています。
きっとこの人(師匠)なら、こうするんだろうな、
というように、集中力、レスポンス、時間の使い方など見直すと、
未熟なことをまま感じます。
できることはまだまだあるはず。一歩ずつ。


◎昨日の英語学習:0,5時間
(カナダのワークショップ参加まであと20日)
(累計105、5時間/目標学習時間まで294,5時間)

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