---------------------------------------------------------------------------
皆さまの1日を5%元気にするビジネス系メルマガ『カレッジサプリ』
---------------------------------------------------------------------------
令和2年1月5日(第2146号)
今週の一冊 『残酷すぎる成功法則 ー9割まちがえる「その常識」を科学するー』
株式会社カレッジ 紀藤康行
---------------------------------------------------------------------------
◎本メールマガジン(カレッジサプリ) は、
紀藤とご縁を頂きました皆さまにお送りさせていただいております。
登録・解除は、お手数ですがページ下部よりお願いいたします。
--------------------------------------------------------------------------
(本日のお話 2322字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は、読書。
また川沿いを散歩しながら、英語の学習。
ならびに年明けの計画などでした。
良い感じにスイッチが、
切り替わってきています。
明日からが楽しみ(な気がする!)。
*
さて、本日のお話です。
毎週日曜日は、オススメの一冊をご紹介する、
「今週の一冊」のコーナー。
今週の一冊は、
===========================
『残酷すぎる成功法則 ー9割まちがえる「その常識」を科学するー』
エリック・バーカー (著), 橘玲 (監修, 翻訳),
https://www.amazon.co.jp/dp/B076C5KJ7P/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_o4CeEb5ERRTPW
===========================
です。
■世の中には、数多の
「自己啓発本」
と呼ばれる類のものが、
たくさん出版されていますね。
そして、それらの本には、
いわゆる”成功”のためには、
・他者にはまず与えることから始めよう、
・継続は力なり、とにかく諦めないこと
・相手を信じ続けよ
・色んな人との繋がり、ご縁を大切にせよ、
などなど、
数多くの「成功のための考え方」が
紹介されています。
■自己啓発本、ビジネス本、
その境目は曖昧ですが、
”自分をより良くしていく、より高めていく、
そして成功を求める系の本”
では、同じような話が
手を変え品を変え、何度も登場します。
これらの本を手に取られたことがある方であれば
おそらく、ご認識の通りかと。
■「自己啓発本」の特徴とは、
”一見、否定のしようがなさそうな書いてある”
ところにあります。
例えば、
「人を信じる」
というのもその一つでしょう。
”人を信じ、人間性を磨く。
その行為によって、人から信頼され
巡り巡って、望ましい結果が手に入るものだ”
その意見とともに、
「成功のエピソード」がここぞとばかりに語られたら、
「信じるって大事なんだ!」
となって然るべきかと思います。
(そして、実際、私も大事だと思います)
■しかし、よくよく考えると、
ある疑問が浮かぶのです。
現実、本当にそうなのか。
本当に、信じれば、成功するのか?
例えば、周りの環境が、
したたかに出し抜いてやろう、と思う集団だったとしても?
その「人を信じる」は、通用するのか?
、、、と。
これらのそれぞれについて、
殆どの場合の実験をしていないのです。
データの正確さを見極める、
「二重盲検法」とか「ランダム化対照実験」
みたいな話はされず、
「世の原則です」
で終わることも、多くなってしまう。
そして、自己啓発本は
(これが悪いと言っているわけではないのですが)
傾向として、科学的に証明できないことの集合体になりがちで、
よって、その”自己啓発”という、
ちょっと胡散臭さを感じる人もいる状況を、
払拭できないのであろう、とも思うのです。
■そんな状況に対して、今回ご紹介の、
『残酷すぎる成功法則 ー9割まちがえる「その常識」を科学するー』
の一冊。
これは、その状況に、
”一矢報いた”一冊である、
私はそう感じております。
■それは、なぜか。
例えば、上記に紹介した、
「人を信じる」
という行為において、
1,「人を信じ続けたほう」がよいのか
2,「人を疑ってかかったほう」がよいのか
3,「信じる&疑う」のミックスがよいのか。
そのバランスはどれくらいがベストか
のそれぞれの選択肢において、
『どのチョイスが実験から、
もっとも成功確率が高いのか』
を、大学教授の研究、社会学の実験のデータ等々を駆使し、
説得力のある答えを導き出しています。
数多くあるエビデンス。
しかし、散らばっているものを、
うまく統合させて、一つにまとめたイメージ。
■科学できない”意見”に見える、
自己啓発的な見解を、データを駆使して、
”成功の確率を高める最も有用な行動はなにか”
を示していく。
ここが著書の最大の特徴であり、
お勧めポイントです。
(ちなみに、「人を信じるかどうか」の、
実験結果による結論は、
『しっぺ返し戦略』
が”「人生というゲーム」では、
最も有効であるとのこと。
ステップは、
1,最初は、「人を信じる」から始める
2,もし相手が裏切ってきたなら、自分もやり返す(=しっぺ返し)
相手が信じてきたら、自分も信じる
3,以降、繰り返す
という戦略が、シミュレーションによると、
もっとも得る結果の総和が大きくなる、とのこと。
続きの話もあるので、
詳しくは著書を読んでみてくださいね!)
■本は400ページ超と分厚いのですが、
アメリカで30万人の読者を誇る人気ブログ、
『Barking Up the Wrong Tree』
(※意味:間違った人やものに注意や努力を向けること)
が元になっており、ブログの中でも
特に反響が高かった記事を書籍化したとのこと。
ゆえに、全部面白いです。
かつ、エビデンス付きで、
分厚いのに、密度が高い話ばかり。
私(紀藤)がこの数年間で
読んできた本の諸々の法則が、
ものの見事に集約されていました。
エビデンスの実験の根拠など気になる方には、
少し薄い内容と感じられるかもしれませんが、
贅沢な本だと感じました。
以下、本の内容紹介です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
世の中のありとあらゆる「成功ルール」を検証した全米ベストセラー。
あなたがこのままではダメになる理由とこれからうまくいく方法、
ぜんぶ最新の証拠(エビデンス)をつけて教えます!
◎あなたは成功者の実像を間違えていませんか?
・成功者は優秀?――NO! アメリカの大富豪の大学での成績はよくない
・成功者は社交的?―― NO! 第一線の専門家やトップアスリートの9割は、「内向的」
・成功者は健康?―― NO! シリコンバレーの成功者の多くは精神疾患スレスレ
◎最先端の「成功サイエンス」を知っていますか?
・世界を変えるのは、あなたの「長所」ではなく「欠点」
・自信より大切な「自分への感情」とは?
・10年前には存在しなかった新しい「巨大ストレス」と予防法
アダム・グラント、ダニエル・ピンク・・・有名作家がこぞって絶賛!
「ニューヨーク・タイムズ」や「ウォール・ストリート・ジャーナル」で
何度も記事が引用されている「米最重要ブロガー」衝撃のデビュー作!
2017年上半期、米アマゾンが選ぶ「ベストビジネス書」の1冊にも選定!
※『残酷すぎる成功法則 ー9割まちがえる「その常識」を科学するー』
Amazon 内容紹介より引用
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「成功法則」系の本が好きな人は、
ぜひ、読んで損はない一冊。
お勧めです。
===========================
<今週の一冊>
『残酷すぎる成功法則 ー9割まちがえる「その常識」を科学するー』
エリック・バーカー (著), 橘玲 (監修, 翻訳),
https://www.amazon.co.jp/dp/B076C5KJ7P/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_o4CeEb5ERRTPW
===========================
【編集後記】
こんなにしっかりと長期休暇をとったのは、
本当に久しぶりかも。気持ちが最高にリフレッシュされました。
本当は無我夢中で休みなく走りたいですが、
ONとOFFの切り替え、やっぱり大事だなと思いました。
◎昨日の英語学習:2時間
(カナダのワークショップ参加まであと28日)
(累計99時間/目標学習時間まで311時間)
----------------------------------------------------------------------------
【ご意見・ご感想、お待ちしています】
皆さまの、率直なご意見、ご感想、ぜひお聞かせください。
こちらからどうぞ。↓↓
https://goo.gl/forms/n7AoHT0xVK3ICcdz2
----------------------------------------------------------------------------
【メルマガ登録・解除について】
※メールアドレスの変更について
⇒「現在のメールアドレスの配信停止」→「新アドレスでの登録」にて
ご対応お願い申し上げます。
※メルマガのご登録はこちらから
⇒
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=HSfoIRnMfw
※メルマガの配信停止はこちらから
⇒
https://1lejend.com/stepmail/delf.php?no=HSfoIRnMfw
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
メルマガホームページ
https://www.courage-sapuri.jp/
facebookページ
https://www.facebook.com/couragesapuri
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■