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皆さまの1日を5%元気にするビジネス系メルマガ『カレッジサプリ』
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令和元年12月28日(第2138号)
「山の頂の厳しさを知る者」を師とする
株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 1927字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は、1件の個別コーチング。
また1件アポイント。
夜は、フランクリンコヴィー時代の同期と、
お食事会でした。
仕事納めと言うこともあり、
新宿がすごい混みようで、びっくり。
皆様も昨日でお仕事納めの方が多かったのではないでしょうか。
改めて、今年も1年、お疲れ様でした!
*
さて、本日のお話です。
今日のお話は、
【「山の頂の厳しさを知る者」を師とする】
というテーマで、
お届けしたいと思います。
それでは、どうぞ。
■突然ですが、皆様には、
「師匠」
と呼べる方はいますでしょうか?
あまり、今の時代
「師匠」という言葉は、
”武道”を含め、”道”と言われるもの、
またはスポーツ、音楽や芸能など以外では
なかなか使わないかもしれません。
■ただ
「師を持つことの大切さ」
は、古今東西どこそこで語られており、
やはり大切なことであろうことは、
おそらく今更、声高に言う必要もないでしょう。
私自身、先日、
”起業やメルマガの師匠”である、
鮒谷周史さんとお話をし、
「やはり、自分の道の先を行く、
師匠は大事だよな」
としみじみ思ったのでした。
■なぜ、師匠が大事かと言うと、
『「その道の厳しさ」を先に示してくれる』
ことが、一つ挙げられます。
なんというか、
素人は安易に考えがちです。
あまりにも普通に、
プロが三回転ジャンプをしたり、
テニスでいいストロークを
実に簡単そうに打つので、
ちょっとできるようになると、
「もうちょっとやれば
自分もできるんじゃないかな、、、」
と内心勘違いしてしまう、
毛の生えた素人。
これが、一番タチが悪いのです。
■人間は(特に男性)は、
”自分の評価を高く見積もりがち”
な傾向があるそう。
また、「正常性バイアス」で
「(自分だけは)なんとかなるっしょ」
という思考が働く傾向もあることが
わかっています。
ゆえに、やったことがないから、
安易に見積もってはいけないところを、
つい、甘く見積もったりする。
元々楽観的な思考を持っていると、
更にその傾向は助長されます。
■私もよく聞くのが、
甘く見積もって突き進み、
そして退場していく数多の起業家
のエピソードです。
私がいるシェアオフィスも、
毎月7~8社が毎年解約するそう。
(会社をたたむ、ということ)
会社を作っても、維持できなければ意味がない。
何度かトラブルが重なり、
一発、二発、三発で立ち行かなくなるようであれば、
“生き残った”とは言えないはず。
最後まで生き残り、
凱旋するまでが戦いなのです。
■同じ道程でも、
その道の“始まり”は簡単そうでも、
後半に進むにつれて、
難易度も高まり、
レベルを上げるための経験値も技量も、
より高度なものが必要とされてきます。
そのことを、ゲームを始めた人は、
前もって知っておくべきなのでしょう。
■例えるなら、フルマラソン。
フルマラソンを走ったことがある方は
分かるかと思いますが、
フルマラソンは42.195キロありますが、
最初と最後で、全然違うのです。
最初に走り始めた10キロ20キロは楽ちん。
30キロ位までも、まあ、普通。
このまま終わるのかな、とすら感じる。
しかし、30キロ過ぎると、
「魔の30キロ」と呼ばれる状況となり、
急に足が重くなります。
30キロ地点”まで”の1キロと、
30キロ地点”から”の1キロは、
『まるで質が違うもの』なのです。
それを最初から知っておくと、
完走しやすくなるものです。
■「山頂」に向かう道は、
山頂に近づくに従って、
その斜面が、劇的に急角度になる。
道も荒れ、酸素も薄くなっていきます。
山頂付近”まで”の道のりと
山頂付近”から”の道のりは、
まるで質が違うものなのです。
■そして、「師匠」とは、
その道において”頂”に登った者。
少なくとも、
自分より山頂に近づいた者です。
頂に近づく、
「厳しさ」
を知っています。
そして、
『「その道の厳しさ」を先に示してくれる』
ことは、今に安住せず、
気を引き締め、覚悟を決め、
そして正しい努力を元に道を進む、
大いなる灯台になると思うのです。
■私は起業して現在3年目になりますが、
昨日のコンサルティングでも
起業して立ち上がり、中級、上級へと階段を登る、
いくつかの壁について、話を聞きました。
自分から見ると同じでも、
”ここから先こそが勝負である”
ということを、知りました。
そしてそれは、師匠が示してくれたからこそ。
■そしてこれは、
どんな道でも同じだと思います。
・営業の道
・マネジャーの道
・時間管理の道
・メルマガの道
・起業の道、、、
そして、それぞれの
”自分が歩む道”
の先を行く師匠を見つけ、
師事することは、
敢えてしなくてよい経験をショートカットし、
すべき経験に集中するために、
お金や時間をかけても
優先すべき重要なことなのだと、
私は思っています。
”その道の厳しさ”
を知り、着実に、
一歩一歩、歩み続けたい。
そう思う次第です。
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<本日の名言>
教師はみずからがなお学んでいないかぎり、
決して本当に教えることはできない。
ランプはみずからの焔(ほのお)を燃やしつづけないかぎり、
他を照らすことはできない。
ラビンドラナート・タゴール
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【編集後記】
本当に、その道の師匠から得ることは、非常に多いものです。
お金もかかりますが、「時間をお金で買う」という意味でも、
師匠を見つけることは、とても大事なことだな、と思いました。
◎昨日の英語学習:1時間
(カナダのワークショップ参加まであと35日)
(累計86時間/目標学習時間まで314時間)
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