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皆さまの1日を5%元気にするビジネス系メルマガ『カレッジサプリ』
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令和元年12月10日(第2120号)
「一度崩れたモラル」を巻き直し、再スタートをする方法
株式会社カレッジ 紀藤康行
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◎本メールマガジン(カレッジサプリ) は、
紀藤とご縁を頂きました皆さまにお送りさせていただいております。
登録・解除は、お手数ですがページ下部よりお願いいたします。
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(本日のお話 2522字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、1件のアポイント。
並びに、コーチング(受ける方)。
そして、英語塾への参加でした。
「英語を喋れないストレス」を日々感じることが、
「英語を勉強しよう!」という一番の活力になると感じております。
よって、早朝25分の、
オンライン英会話をルーティンに
加えることにいたしました。
1月末まではこの体制でいきたいと思います。
(できる、いや、きっとできるはず!)
*
さて、本日の話です。
本日のテーマは、
【「一度崩れたモラル」を巻き直し、再スタートをする方法】
それでは、どうぞ。
■私(紀藤)が大学卒業後、最初に携わった仕事は、
「飲食店のキッチンスタッフ」
でした。
有名な飲食チェーンに、新卒で入社。
そこで読んで字の如く、
馬車馬の如く働きまくりました。
そこで得たものは、
”「仕事ってこんなに大変なものなのか...」という仕事感の刷り込み”
(朝10時から夜12時は普通。
朝10時から深夜3時、朝5時もよくある話でした汗)
加えて、その”刷り込み”によって、
その後、携わる全ての仕事が楽に感じた、
という効果でしたが、
その次に得た大きな教訓の一つが、
『物事のモラルは必ず下がる』
という原則を体感したことかと思っています。
■新卒の当時、
私は新店のオープンスタッフとして
三軒茶屋のお店に配属されました。
その時にスーパーバイザーの上司が、私に行って聞かせてくれた話が、
『物事のモラルは必ず下がっていく』
という話でした。
内容としては、以下のような話でした。
「紀藤、お店のモラルと言うのは、
”新店の今、オープンした今が1番高い”
ことを覚えておいた方が良い。
最初はみんなルールをきちんと守り、
定位置管理をして、お店を綺麗に保とうとする。
しかし、途中で、
「モラルが下がる瞬間」が必ずやってくる。
キッチン内でつまみ食いをする奴が出てきたり
ホールでだらしない形で立っていたり。
そしてそれを一旦許すと、
それが普通になり、どんどんモラルが下がっていく。
そして冷蔵庫や、ドロワー(引き出し)が汚れていって、
ホール内も汚くなって、料理の質も、接客の質も落ちていく。
こういうことが起こることを、 覚えておいたほうがよい」
だから、「オープンの今が一番大事なんだ」という、叱咤激励の言葉で締めくくられた短い話でした。
■飲食業界では、長い期間働くことはなかったのでしたが、それでもこの話に関しては、「確かにその通りだな」と、今思い出しても感じるのです。
不思議なもので、
【人は一度モラルが崩れると、まぁいっかと、
そちら側(簡単な方、楽な方)へと流れ続ける】
生き物であるようです。
飲食店で一度ルールを破って「例外事項」ができると、その例外事項が、いつの間にか普通になってしまうかのごとく、
例えば、日常生活でも、
・毎日通っていたジム。
「ある日行けなかった」という瞬間になし崩し的に、 明日、明後日も、「忙しいし行けなくて仕方ないか」となって、
必ずジムに行く、が行かない日もある、となり、
いつしか行かない日のほうが多くなり、
最終的には1日もいかなくなり、退会になった、
とか、
・ダイエットをしようと食事に気をつけていた。 ある日ドカ食いをしたら、それを機に
甘いものを食べるのが止められなくなった。 (そして太りに太った)
みたいに、
【人は一度モラルが崩れると、まぁいっかと、
そちら側(簡単な方、楽な方)へと流れ続ける】
という現象は私だけでなく、
皆さまにも体験があるのではなかろうか、
と思うのです。
■ちなみに、私も例外なく、この「そちら側」へ流れている人間です。
実はこのメルマガ、始めた当初は、
「必ず朝8時までに送る」
がマイ・ルールとしてありました。
そして必ず守っていました。
しかしある時、
朝8時までに送れなかったという1日を境に、
どんどんと配信時間が遅くなっていきました。
そして最近は9時をすぎるようになっております(汗)
これも、
「自分の中で決めたルールを一度破ってしまった」
ことで、「例外事由」が常態化していき、
なし崩し的に開始時間が遅れていった、
という状態におります。
■しかしながら、
「一度決めたルールを復活させたい」という思いも、同時にあったりするもの。
でも、ルールの復活は難しく、
モラルの低下も止められないものの、なんとか、
【「一度崩れたモラル」を巻き直し、再スタートをさせたい】
という想いもあったりするわけです。
ではどうすれば、
このモラルの低下を元に戻すことができるのでしょうか?
■基本、
”いちど崩れたモラルを元に戻すのは極めて難しい”
という前提はあります。
ただ、1つ方法があるとすれば、
『別の「外圧」を加えて、仕切り直す』
ことは、効果的かと思われます。
例えば、先の飲食店の例だと、
「店長が変わって、新たな外圧が加わるとモラルが復活する」
ことがあります。
実際、同じ立地、場所なのに、
店長が「スーパー店長」と呼ばれる、
強力な”モラリスト”に変わり、
「これじゃダメだ」
「そのやり方は直しなさい」
「この棚割りはよくない」
とメスを入れてくると、
ルールが復活することがあるのです。
そして、お店の雰囲気が変わる、
売り上げが変わる、モラルが刷新される、
そして不死鳥のように生まれ変わることがありました。
■ただ言えるのは、やはり
「自分の力、意志だけでモラルを復活させよう」
というのは極めて困難、ということ。
ゆえに、残念なようですが、
【「外部」からの何かしらの圧力】
が結局、ルールの復活、モラルの復活のためには有効であり、
それを意図的に組み込むことが、
仕切り直しに有用な施策であろうかと思っております。
■冒頭に私が「早朝、英会話を始めた」とお伝えしましたが
これも、「外圧」を設けての動きです。
最近遅くなったメルマガの配信時間を
なんとかしたいと常々思っておりましたので、
いつも朝、本を読んだり、
インプットモードになっているところを
アウトプットモードに変え、脳の覚醒をさせる、ということを
「朝一の強制的な英会話レッスン」(=外圧)
という「外圧」からもたらし
「その勢いでメルマガ配信をする」
という施策の一つでございます。
うまくいくかどうかは、これから。ただ、
『外圧を使い、仕切り直しをする』
ということは、
【「一度崩れたモラル」を巻き直し、再スタートをする】
ために一つのヒントになりうるのであろう、
そのように思う次第です。
皆さまは、取り戻したい習慣、再スタートしたい習慣などありますか?
あるとしたら、そのために、どのようなことができそうですか?
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<本日の名言>
いさめてくれる部下は、一番槍をする勇士より値打ちがある。
徳川家康(江戸時代の武将/1543-1616)
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【編集後記】もし私がメルマガをやめたら、一気に廃人(とまではいわずとも)諸々のリズムがなし崩し的に壊れていくと確信しております。(だからメルマガを書くのはやめられません)
◎昨日の英語学習:4時間(カナダのワークショップ参加まであと53日)
(累計60時間/目標学習時間340時間)
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