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皆さまの1日を5%元気にするビジネス系メルマガ『カレッジサプリ』
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令和元年11月23日(第2103号)
「読書」の時間を良質にし、学びの効果を高める工夫
株式会社カレッジ 紀藤康行
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◎本メールマガジン(カレッジサプリ) は、
紀藤とご縁を頂きました皆さまにお送りさせていただいております。
登録・解除は、お手数ですがページ下部よりお願いいたします。
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(本日のお話 2543字/読了時間3分半)
■こんにちは。紀藤です。
昨日金曜日は、1件のアポイント。
並びに1件の個別コンサルティング。
また「7つの習慣」研修の研修実施でした。
*
さて、早速ですが本日のお話です。
今日は「効果的な読書」というテーマで、
思うところをお伝えできればと思います。
タイトルは、
【「読書」の時間を良質にし、学びの効果を高める工夫】
それでは、どうぞ。
■「読書」といえば、
手軽な学びの一つの手法として、
言わずもがな、大変重要な手法な一つです。
「本を読みましょう」
というメッセージは、
若い頃から言われすぎて、
今更感満載のメッセージでもあります。
でも、多くの学部事を大切にする人は、
この「読書」について、
何かしら課題を持っているように感じます。
、、、というのも、このメルマガでは、
毎週日曜日は「今週の1冊」と称して、
私(紀藤)が読んだお勧めの本を紹介する、
という発信を行っております。
そんなことをしていると、
しばしば読者の皆様に
「相当な読書家なんですね」
「どうやって本を読んでいるのですか」
などと聞かれるのです。
それを聞いて、
”本の読み方”は、
皆さんが気になるテーマなんだろうな、
などと感じるのでした。
■マネジメントの神様と言われた、
故ピーター・ドラッカーは、こう言いました。
”(学ぶことについて)最初に知っておくべきことは、
読んで理解する人間か、聞いて理解する人間か、ということである。
ところが、世のなかには、読んで理解する「読み手」と、
聞いて理解する「聞き手」がいるということ、
しかも、両方である者はほとんどいないということを知らない人が多い。”
、、、と。
自分は、
読んで理解する人か。
聞いて理解する人か。
自分の「学び方」の特性を知ることが、
自分の能力を効率よく、効果的に成長させるために
必要だと述べました。
■ちなみに、私の場合、
「聞いて理解する」タイプ。
本も読みますが、
セミナーやワークショップのほうが、
楽しいし、ワクワクするし、理解も深いです。
本を読んでいると、結構眠くなるし、
理解しようとすると遅々として進まずじれったいし、
サクサク読もうと速読っぽくやると、
表面的になりすぎたりして、
どうにもこうにも調子がつかめない。
「読んで理解する」のは、
聞くことに比べて向いていないのです。
そして、
私(紀藤)と同じように感じる方、
読んで理解するより聞いて理解するのが得意という方、
他にもいるのではないだろうか、
と思っています。
「読んで理解する」タイプなら、
きっと読書も好きだからよし。
でも、「聞く方が好き」の人の場合、
読書について、どう向き合えばよいのか?
ここが気になるわけです。
今日のメルマガは、
そんな人に向けた工夫でございます。
■「読んで学ぶのが苦手」だからといって、
本を読まなくていいかというと、そうでもない。
本は本しかない、
素晴らしい機能があります。
安価で、場所を取れずに知識を得られる、
未だ強い学習方法です。
そんな読書について、
「こういった方法で本を読むと、かなり身になる」
という私がおすすめしたい、
とある工夫があります。
それは、
『著者の方に会いにいく』
です。
■そんなことできるのか、
と思われる方もいるかもしれませんが、
結構できます。
もちろん人によりますが、
いろんなところで本の著者が、
講演をやっていたりするものです。
そして、著者と一度同じ空間で相対し、
その著者をリアルな存在として感じることができると、
その著者の方の本の内容は、
他の本に比べて圧倒的に「入り」が良くなる、
と感じるのです。
■「活字」とは、紙という平面に焼き付けられた1次元の情報。
ゆえに、
その人の息遣いや、雰囲気、
どんな口調なのか、声の高さ、
早く話すタイプなのか、遅く話すタイプなのか、
どんな抑揚をつけて話されるのか、
その人がもたれている熱量はどんな様子なのか、
、、、などを想像しようとしても
やはり想像の域は、超えることができません。
しかし、一度でもその人と相対し
話を聞き、息遣いを感じる機会があると
「リアル感」
がぐっと高まるのです。
本の一次元の活字が、
著者と出会ったという自分の経験と脳内で結びつき、
活字に息遣いが吹き込まれる、
そんな印象を持ったりする。
その人の熱量や、息遣いを想像でき、
その上で「読書」が始まるのです。
■これに関する私の個人的な体験談ですが、
先日、あるセミナーにて、
『ストーリーとしての競争戦略』で有名な
一橋大学教授の楠木建さんのお話を聞きました。
その講演の後、楠木さんの本を読むと、
これまで以上に話が入ってくるように感じました。
4年ほど前も講演は聞いたことがあったのですが、
当時の会場は大変広く、後ろの方から
トップアイドルを眺める観客のように眺めただけ。
ゆえに、あんまり臨場感はなかったのです。
しかし今回は、講演の前から3列目で、
本当に近くでその話を聞くことができました。
かつ、Q&Aの時間にて挙手をし、質問させていただき、
楠木先生とごく短い時間でしたが、
目を見てやりとりをさせていただくことができました。
ゆえに、「楠木建さん」という人間の存在を、
温度感、雰囲気を含めてリアルに感じられました。
そしてそのことがその後の、
「本を読む」時間の濃度を、
劇的に高めてくれたのです。
(まあ、楠木先生の本に限りますが)
■本は、その人と会わずとも、
安価に著者の考えを知ることができる、
素晴らしい手段です。
ですが加えて、今の現代、
たくさんの著名人と会う機会もらいます。
動画などでも、見る機会も増えていますし、
講演なども、その気になれば行くことができる。
ゆえに、
「本と◯◯」
というコラボレーションも効果的なのです。
本を読む時間のコスパを高める戦略として
「あり」ではなかろうかと思います。
ということで、ドラッカーのいう
「聞いて理解する人(読んで理解するのが苦手)」と思われる方は、
「本と”動画”」
↓
「本と”セミナー”」
↓
「本と”直接の対話(コンサル)”」
と言うように、
意図的にリアルな接点を作りに行き、
その本を読む時間に著者の温度感を体感すること。
そして活字に著者の温度を吹き込むことで、
より豊かな読書の時間になりうるだろう、
そんなことを思った次第です。
ということを、
【「読書」の時間を良質にし、学びの効果を高める工夫】
の一つとしてご紹介いたしました。
ご参考になれば。
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<本日の名言>
人は機会さえ与えられれば、
何人でも、無限ににその能力を発揮するものである。
吉野作造
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【編集後記】
これから御殿場にて夜通しのサムライ塾の合宿。
ただいま御殿場につきました。
◎昨日の英語学習:0、5時間
(カナダのワークショップ参加まであと72日)
(累計30時間/目標学習時間あと370時間)
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【近日開催予定のイベントのご案内】
■(第三回)現役人事役員と学ぶ「人事の✕✕」~会社では聞けない人事の話~
◯日時:12月1日(日)8:30~11:30
◯対象者:企業の人材開発に関わる方(人事)
◯費用:5,000円
◯詳細・お申込み:
https://forms.gle/3sga8rPJFssodok46
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