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皆さまの1日を5%元気にするビジネス系メルマガ『カレッジサプリ』
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令和元年11月17日(第2097号)
今週の一冊『元祖プロ・コーチが教える 育てる技術』
株式会社カレッジ 紀藤康行
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◎本メールマガジン(カレッジサプリ) は、
紀藤とご縁を頂きました皆さまにお送りさせていただいております。
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(本日のお話 1964字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日土曜日は、某製薬会社向けの
ストレングスファインダー研修の実施サポートでした。
今回は、テーブルコーチとして携わらせて頂きましたが、
若く、活気のある皆様で、携わっている私自身、
大変エネルギーをいただいた時間でした。
やはり自分と他人の「強み」を認め合うことは、
間違いなく職場を良くする!
そう確信した1日でした。
また夜は映画鑑賞。
そしてその後、英語の勉強などでした。
*
さて本日の話です。
毎週日曜日は、お勧めの1冊をご紹介する、
「今週の一冊」のコーナー。
今週の一冊は、
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『元祖プロ・コーチが教える 育てる技術』
ジョン・ウッデン (著), スティーブ・ジェイミソン (著), 弓場 隆 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4799314505/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_czr0Db5Y8CDH9
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です。
■皆様は「ジョン・ウッデン」なる人物をご存知でしょうか?
ウッデン氏は、平たく言えば
米国大学のバスケット史上最高のコーチとも、
21世紀最高のスポーツ指導者とも称される、
知る人ぞ知る有名指導者です。
(ちなみに、フランクリン・コヴィーの
映像教材にもなっている人物です。余談ですが)
具体的な実績としては、
・UCLAのバスケットボールチームを指導し、
同チームを全米大学競技協会の優勝に導き、
合計10回、そして7回連続優勝を果たす。
・88連勝(当時新記録)、トーナメント試合で38連勝(当時新記録)、
太平洋地区での全勝優勝が8回。
生涯勝率が8割を超え、年間最優秀コーチを何度も獲得。
・選手時代も、大学のオール・アメリカンに三度選ばれ、
選手とコーチの両方で殿堂入りを果たしている、
という、まさに伝説と言えるコーチです。
■その経歴を並べただけでもすごい。
しかし、本当に称賛されるべきところは、
実はその結果を超えた「その人物の高潔さ」にあるのです。
彼の教え子は口を揃えて言います。
「ウッデンコーチから、
バスケットではなく、人生を学んだ」
「彼のために、何とか勝ちたいと思った」
、、、と。
■そして、この本はウッデン氏が、
”どのような哲学を持ち、
選手たちと向き合い、指導してきたか”
を端的に、明瞭に伝えている一冊なのです。
以下、私が印象に残った話をお伝えすると、
ウッデン氏は、
勝つことよりも、そのプロセスを最も大事にしていた。
そして彼自身が背中でその模範を示し、
バスケットでも、仕事でも、人生でも
【なれる最高の自分になるために、質の高い努力をしていたかどうか】
このことでのみ、”成功の定義”をしていたそうです。
もし「考えうる最高の努力」ができていたら、
結果は負けても構わない。
それは、その人にとって、成功以外の何者でもない。
だから、胸をはりなさい、と語る。
、、、しかし、それまでの準備が完全でなかったとしたら、
たとえ試合で勝利しても、それは成功ではない。
そしてそれを知っているのは、自分だけだ。
そう、一貫して言い続けたそうです。
■ウッデン氏の指導は、
バスケットボールの指導ではなく、
努力や、謙虚さや、
仲間への尊重や、忍耐、自制心、情熱、
など、まさしく人生の哲学であり、
その哲学を元に、一人ひとりが
『なれる最高の自分になるための努力』
をすることで、
信じられないような結果を出してきた、
そんな、人間の可能性を信じさせてくれる、
実に素晴らしい一冊なのです。
■一言、この本について伝えたい事があるとすれば、
「メンバーや部下を持つ人は全員、
騙されたと思って読んで欲しい!」
と心からお勧めしたい本です。
(もちろん、子供を持つ親御さんにも、
メンバーを持たない人にもすべての人に読んで欲しいです)
結局は、「人を育てる」という事は、
論理的とか、頭が良いとか、
仕事ができるとか、筋が通っているとか、
そんな部分以上に、
・相手に対する深い愛情
・人間の可能性に対する尊重
・相手を1人の人間として尊重する姿勢
・人間の心理に対する深い理解
などの、”あり方”の集大成でしかない、
その、とても大切なことを思い出させてくれる一冊です。
■本書の内容は、実にシンプルで、
ウッデン氏が、選手を指導にあたって、
どんな哲学を持っていたかについて
”1行の短い名言”と、”補足する1ページ足らずの短い文章”が合計60項目並ぶ、
という非常に簡潔な本です。
ページ数も148ページと大変薄い。
しかし、「言葉」は力を持ちます。
特に、ウッデン氏のように、
ホンモノの方が綴られた言葉は、
同じ”言葉”でも、重みが違って届くものです。
選手に対して、大いなる愛情を持ち、
その人の、人間が持つ可能性を信じきって、
そして結果を出し、人々の人生を示してきた氏の言葉だからこそ、
シンプルなのに奥が深く、
本質をズバリとえぐるような、
そんな感覚を覚えさせられる、
「珠玉の言葉」と出会えるかと思います。
本当に、ぜひ読んでみてください。
人によっては、バイブルになりえる本だと思います。
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<今週の一冊>
『元祖プロ・コーチが教える 育てる技術』
ジョン・ウッデン (著), スティーブ・ジェイミソン (著), 弓場 隆 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4799314505/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_czr0Db5Y8CDH9
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【編集後記】
11月末で決算のための領収書が溜まりに溜まっております。。。
何とかせねば(汗)
◎昨日の英語学習:1時間
(カナダのワークショップ参加まであと74日)
(累計20,5時間/目標学習時間あと380,5時間)
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