----------------------------------------------------------------------------
皆さまの1日を5%元気にするビジネス系メルマガ『カレッジサプリ』
---------------------------------------------------------------------------
令和元年11月14日(第2094号)
『7つの習慣』から学ぶ「自分がネガティブである」と
苦しんでいる人にお勧めしたい、一つの習慣
株式会社カレッジ 紀藤康行
---------------------------------------------------------------------------
◎本メールマガジン(カレッジサプリ) は、
紀藤とご縁を頂きました皆さまにお送りさせていただいております。
登録・解除は、お手数ですがページ下部よりお願いいたします。
--------------------------------------------------------------------------
(本日のお話 2704字/読了時間4分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、パートナーの会社様が開発した、
エグゼクティブが6カ月間にわたり「7つの習慣」を体得する集中コース
『7A(7エース)』に、体験会で参加してきました。
また、午後は溜まっていた事務処理、
そして夜はお世話になっている方主催の人事交流会参加、
帰ってから英語の勉強でした。
*
さて、本日のお話です。
先日、「7つの習慣」を改めて、
自分自身に落とし込み、深く考えてみたのですが、
気づきがありました。
(もう何度も何度も読んだり、聞いたりしているはずなのに、
以前とはまた違う気づきが出てくるのが、
「7つの習慣」の魅力だと思います)
本日は、その気づきについて、
思うところを皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【『7つの習慣』から学ぶ「自分がネガティブである」と苦しんでいる人にお勧めしたい、一つの習慣】
それでは、どうぞ。
■世界的ベストセラー『7つの習慣』。
このタイトル通り『7つの習慣』には、
”7つ”習慣があるのですが(そのまんまですね)
その1番最初に紹介される、
すなわち、他の習慣の中でも極めて重要な習慣が
「第一の習慣 主体的である」
という習慣です。
■この「第一の習慣 主体的である」には、
具体的な行動として大きく3つのモジュールがあります。
それは、
1、刺激と反応の間にスペースを空ける
2、影響の輪に集中する
3、主体的な言葉を使う
という項目です。
一つ一つが大変深く、
全部、説明してしまうと、
もう3号分メルマガが必要になるので割愛しますが
今日はその中でも
「3,主体的な言葉を使う」
について、ぜひ皆様に、
その効力をお伝えしたいと思うのです。
そう、特に、
「自分がネガティブだ」と苦しんでいたり、
あるいは無自覚だったとしてもマイナスの影響を、
自分や他人に向けて放っている人には、
ぜひお伝えしたい、と勝手ながら思っております。
■ちなみに、ですが、
「主体的」
とは、どういう意味でしょうか?
、、、
、、、
この問いについて多い答えが、
「受動的」という回答です。
ですが、こと「7つの習慣」では、
「主体的」の反対は「受動的」ではないのです。
そのように定義をしていません。
主体的の反意語を、
『反応的』
と定義しています。
「反応的」と言うのは、
例えば、何かネガティブな刺激があったときに、
・自分でリアクションを選ぶことができない、
・出来事をどのように捉えるかと言う選択肢が自分にはない
と解釈すること。
「ただ出来事に選択もなく反応しているだけ」という意味で、
「反応的な人」が「主体的な人」の逆と表現しています。
例えば、
・あの人が、こんなこと言ったから怒って当然だ、とか
・会社がこの状況だから自分にできることがない、とか
・上司からの命令だからこれをやるしかない、とか
・自分はもともと頭が良くないから、そもそもできるはずがない、とか
・自分が、このような提案をしても認めてもらえるはずがない、とか
・あの人が変われば私は幸せになる、とか、
、、、
(ああ、、、なんだか書いていて
気分が重くなってきました 汗)
これらの言葉が「反応的な言葉」であり、
このような言葉をよく使う人は「反応的な人」となります。
主体的ではないのですね。
■そして、皆様も見てお分かりの通り、
上記のような「反応的」な言葉は、
極めて「他責」の匂いがし、
愚痴っぽく、ただ言葉を聞いているだけで
なんとなくエネルギーが下がっていくような感じがしませんか?
、、、実際、そうなのです。
言っていると(聞いていても)、
どんどん沈んだ気分になるのです。
ワークセッションで試しにやっても、
ほぼ100発100中、皆、
気持ちが沈む方向の影響を感じられます。
■ちょっと抽象的な話ですが、
この「”言葉”により沈んだ気分になる構造」を、
少し解き明かしてみたいと思います。
まず、「言葉」というのは、
「思考」を反映させたものです。
ただ「思考」よりも「言葉」の方が、
物理化していて(声になってますし)、
よって、内外に与えるパワーが強いです。
結果、
『”言葉”に思考が引っ張られる』
という作用が起こるのです。
■もうちょっとわかりやすく言うと、
例えば、1つの実験として、
〇〇しなければいけない。
〇〇しなければいけない。
〇〇しなければならない。
〇〇しなければならない。
〇〇しなければならない。
…と、今日のタスクを全部、
「~しなければならない調」で言ってみてください。
すると、楽しかったはずの予定も、
「義務感」や「窮屈な感覚」が沸き上がってきて、
重たい気持ちになります。
これが、いわゆる、
『”言葉”に思考が引っ張られる』
状態です。
■「思考」と「言葉」(そして「行動」)は、
相互に影響を与え合っているもの。
ゆえにいずれかを変えると、
どちらかも何かしらの影響を受けるものです。
ネガティブな「思考」をすると、
ネガティブな「言葉」が表出され、
ネガティブな「言葉」を言うと、
ネガティブな「思考」が湧き上がる。
”棒の一端”を持ち上げられると、
反対側も持ち上がるように、連鎖するのです。
■「言葉」と「思考」の生まれる順番は、
卵が先か鶏が先か、と言うように、
なかなか難しい議論ではあります。
しかし、1つお伝えできる事は、もし、
【「言葉」を、強制的にでも変えたとしたら、
「思考」もそれにつられて変わっていく】
ということ。
ちょっと、自己啓発的で、
怪しげに感じられる方もいるかもしれませんが、
”口癖を変えると、考え方も変わる”。
本当にそんなものです。
■「ついそう思ってしまう”思考”」は、
なかなか沸き起こるのをセーブするのは難しい。
でも、
「どういう言葉を口から出すか、出さないか」
については、思考よりも、
比較的コントロールしやすいものです。
もちろん、 思っていないことを口に出す、
気持ち悪さや、居心地の悪さはあるでしょうが、
それでも意志力を働かせやすい部分です。
そしてどんな動機であれ、
その「言葉」は無意識下で「思考」に影響を与えます。
■ゆえに、もし
「ネガティブな思考ばかりが湧き上がってくる」
ことで苦しまれている方は、
まるでリハビリのごとく、
”「反応的な言葉」は封印し、
代わりに「主体的な言葉」のみを使ってみる”
ことをオススメします。
つまり、
・私は、別のやり方を探そう
・私は、自分の気持ちをコントロールする
・私は、〇〇を選択する。
・私は、〇〇しよう、
・私は、自分で決める
に差し替えて全ての「言葉」を発することを、
ひたすら繰り返し続けること。
最初は間違いなく違和感があり、
その違和感の期間は、半年なのか、1年なのか、
3年なのか、、これまでの歩んできた道のりによりますが、
「言葉を変える」ということで、
「思考も(望ましい方向に)変える」ことも可能です。
■もちろん、何でもかんでもポジティブに、
できないことも「ゼッタイできる!」と、
目をランランと輝かせて常にいる必要はありませんが、
もし、ネガティブな思考にとらわれて、
日々自分が疲れてしまっているのであれば、
”心のストレッチ”と思って、
【「反応的な言葉」から「主体的な言葉」へ変えていく】
ことをすると、思考のチューニングが、
少しずつ出来上がってくるはずです。
皆さまは普段、
「主体的な言葉」と「反応的な言葉」、
どちらをより多く使われていますか?
そしてそれは、皆さまの、
どのような”考え”の反映なのでしょうか?
===========================
<本日の名言>
「困った」「弱った」「情けない」「悲しい」
「腹が立つ」「助けてくれ」「どうにもならない」、、、
消極的な言葉は絶対に口にしない。
中村天風
===========================
【編集後記】
よく、こういう話をすると「洗脳か?!」などと、
思われてしまいそうですが、洗脳は特定の思想に対してで、
今回のような話は、「愚痴っぽい」とか「依存的」を、
「主体的」とか「自分でコントーラブルなものに変えていく」ということで、
皆にとって必要なことだと、私は思っています。
◎昨日の英語学習:1,5時間
(カナダのワークショップ参加まであと77日)
(累計16,5時間/目標学習時間あと383,5時間)
----------------------------------------------------------------------------
【近日開催予定のイベントのご案内】
■(第三回)現役人事役員と学ぶ「人事の✕✕」~会社では聞けない人事の話~
◯日時:12月1日(日)8:30~11:30
◯対象者:企業の人材開発に関わる方(人事)
◯費用:5,000円
◯詳細・お申込み:
https://forms.gle/3sga8rPJFssodok46
----------------------------------------------------------------------------
【ご意見・ご感想、お待ちしています】
皆さまの、率直なご意見、ご感想、ぜひお聞かせください。
こちらからどうぞ。↓↓
https://goo.gl/forms/n7AoHT0xVK3ICcdz2
----------------------------------------------------------------------------
【メルマガ登録・解除について】
※メールアドレスの変更について
⇒「現在のメールアドレスの配信停止」→「新アドレスでの登録」にて
ご対応お願い申し上げます。
※メルマガのご登録はこちらから
⇒
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=HSfoIRnMfw
※メルマガの配信停止はこちらから
⇒
https://1lejend.com/stepmail/delf.php?no=HSfoIRnMfw
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
メルマガホームページ
https://www.courage-sapuri.jp/
facebookページ
https://www.facebook.com/couragesapuri
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■