配信日時 2019/11/07 09:36

「スパルタ英語塾」から学ぶ、忙しい中での『時間の作り方の原則』の話【カレッジサプリ】

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皆さまの1日を5%元気にするビジネス系メルマガ『カレッジサプリ』
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 令和元年11月7日(第2087号)  

「スパルタ英語塾」から学ぶ、忙しい中での『時間の作り方の原則』の話


株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 3002字/読了時間4分) 


■おはようございます。紀藤です。

昨日は、実行文化を作るための、
4DX(実行の4つの規律)のコーチ向けのセッションの実施でした。

また、夜からは1件の個別コンサルティング。

その後、自宅に帰ってコーチングの練習会。
加えて、昨日から入塾した「スパルタ英語塾」の宿題など。

もりもりの1日でした。



さて、本日の話です。

来年1月末に参加するカナダのワークショップを踏まえて、
「スパルタ英語塾」なるものに通い始めたと、
昨日のメルマガにてお伝えいたしました。

本日もその「スパルタ英語塾」からの気づきと学びを、
皆様にご共有させていただきたいと思います。

タイトルは、


【「スパルタ英語塾」から学ぶ、忙しい中での『時間の作り方の原則』の話】


それでは、どうぞ。


■『NCC総合英語学院』という英語塾が、
西新宿にひっそりとあります。

広告も出しておらず、
教室も、雑居ビルの中です。

加えて「NCC総合英語学院」で検索してみるとわかるのですが、

失礼ながら、
時代錯誤なホームページで、昭和感満載。

不思議な赤色のフラッシュと
気合の入った筆のようなフォントで、

「こんなところに人が集まるのだろうか、、、」

と思ってしまいます(失礼)。

しかし、
ホームページの深い部分までよくよく見てみると、
通った人のほぼ100%が劇的な成長の実感をし、

口コミだけで生徒が満席になり続け、
入塾するためにに2ー3ヶ月待ちになっている、
というなかなか稀有な英語塾であることがわかります。

(余談ですが、広告をたくさん使う、
 高いネイティブの英語塾と一線を画した戦略で、
 「広告ゼロ ✕ テナント費極小化 ✕ 事務社員ゼロ」で経費を極小化。

 その減った部分を
 「講師の質 ✕ 授業のクオリティ ✕ 授業費の低減」
 に活用し、一点突破で突き抜けている塾です。

 マーケティング的な視点からも、大変参考になります)


■さて、この英語塾に、
説明会の申込みのために電話してから、入塾するまで、
一貫して伝えられるスタンスがあります。

それが、

『真剣に努力する人のみ募集』

というスタンス。

決して塾生には迎合せず、
「真剣なる学習者のみ応援する」のです。

そのスタンスは、
説明会の申し込みをする時から始まります。

初めての電話で、説明会の申込みをするとき、
担当の人から淡々と、このように伝えられました。


「、、、恐縮ながら、
 当塾のホームページを拝見いただきましたか?

 そこで、”真剣に学習する人のみ募集”とありましたが、
 その方針はご理解いただいておりますか?
 そして、その上で、
 説明会をご希望されるということでよろしいですか?」

と確認。

全く、お客様!という感じではなく、
最初からなんだか怒られている気がするほど(汗)


説明会に実際に、参加した際も、

「、、、再三となり恐縮ですが、
 ”真剣に学習する人のみ募集”というスタンスは、
 十分、ご理解いただいておりますか?」

と確認があり、

事前のテキストの名前も、
なんと「スパルタ式」(期待通りです)。

その態度も、方針も、
塾生に媚びると言う事は一切なく、

「英語能力の向上にコミットする」

という1点突破で価値貢献をする、
(でも、本当に情熱的なのです)

そんな「本気」のスタンスが、
ビリビリと伝わってくるのでした。



■…と、前置きが長くなってしまいましたが、
そんな英語塾の入塾説明会にて、担当の先生が、
「英語の勉強時間の作り方」

について、こんな話をしていたのが印象的でした。

説明会が一通り終わった後、

「おそらく、皆様ここまでお話を聞かれて、
 膨大な宿題な量があると知り、

 ”そんなにたくさんの英語の勉強する時間はない”
 と思われたかもしれません。

 仕事が忙しくて、もう30分も時間を取ることができない、と
 ご不安になられているかもしれません」


「ただ、塾に入られた方で、
 ”最初は30分も時間を取る事は難しい”と言っていた生徒さんが、

 私たちのレッスンについてくるために、
 1日、もう1時間の時間を作れないかと模索していったら、
 
 お昼の15分の時間や、移動時間の隙間、
 電車の待ち時間、小休止の際など、積み重ねていき、

 結果1日2時間勉強できるようになった、
 という話は、珍しくないのです。」


「皆様が、『真剣に学習しようとした』結果、
 その時間を捻出できたという人が多く、
 それは多くの方に当てはまると思っています」

、、、という話でした。


■そして、この話は、
私は大変共感、そして納得したのです。

よく耳にするのが、忙しい方が多く、
「時間がない」と思われる方が多い、ということ。

そして、その気持ちも状況も、
大変よくわかります。
本当にそうだと思います。

ただそんな中で、
この英語塾の先生の話を聞いて共感したのが、


【「時間が全然ない」と言っていても、
 『真剣に学習しようとした』ら、時間を捻出できた】


という話です。

確かに、時間というのは有限。
日中働き、学ぶ時間なんてないのも事実でしょう。

しかしながら、

「自分の中で、絶対これをやる!」

と決意し、その時間を作るために何とかならないだろうか、
と創意工夫したら、「絞り出せる時間」というのは、
多少なりとも、絶対にあるはずなのです。


■例えば、普通にやっている

・メール返信の雛形を作って、
 1日5分間、捻出することはできないだろうか、

というアイデアも浮かぶかもしれないし、

・いつも作っている会社の議事録を簡略化して
 1日10分間の時間を生み出すことができないだろうか、

と思うかも知れないし、

・家に帰って、ぼーっとしてしまう15分の時間を
 学習に当てることはできないだろうか、

と考えつくかもしれない。

1日のどこかには、なんとなく過ごしている
”時間の空隙”が確かにあるはずで、

もしその隙間を活用しきれていないというのは、
「時間を絞り出す」とため努力をしていない、

または、そこまでして時間を絞り出す意味を、
見出していない、と言うことでしょう。



■世界的名著『7つの習慣』では、
「第3の習慣 最優先事項を優先する」において、
未来に繋がる時間の使い方として、

「緊急ではないが、重要なこと(=第2領域)」

に時間を投資することが重要だといいます。

(例えば。”勉強、計画・準備、健康維持、人間関係づくり”など)

それらに時間を投資をしていくことが
自分の未来を作り出していく、といいますし、
その感覚は、皆様もよくよくおわかりのはず。

しかし、ではどうやったら、
それらの「第2領域」に時間を使えるかというと言うと、
わかっていても、なかなか難しいのです。

なぜなら、人は流されるから。

その中で「第2領域」に時間を投資するには、
青臭い表現かもしれませんが、


『真剣にそれをやりたい、やらねばと思う「情熱」』


があることが極めて重要なのです。

それがなければ、「忙しい」という、
便利な三文字を持ち出し、
すぐ今の状況のままであることを、
自分で容認してしまうのでしょう。

■ゆえに、厳しいかも知れませんが、

日々忙しくて、
本を読む時間がない、
勉強する時間がない、
資格を取るための学習時間がない

と言っているとしたら、
それは英語塾風に言えば、


『真剣にやろうと思う気持ちが、実はない』


ことに他ならない、と思うのです。


■「7つの習慣」でも、
「第3の習慣 最優先事項を優先する」の前に、
「第2の習慣 終わりを思い描くことから始める」があるところに、
大きな意味があります。


”自分のミッションを持つこと”

すなわち、何がしたいか、
どうなりたいのかを自分自身に問い、心に落ちていなければ、
(第2の習慣 終わりを思い描くことから始める、がなければ)、

何が自分にとって優先順位が高いかもわからず、
時間を使おう、第2領域に投資しようと思わず、
流れ流されてしまうことになる
(第3の習慣 最優先事項を優先する、ができない)

となると伝えています。

ゆえに、本日のテーマである、
【「スパルタ英語塾」から学ぶ”時間の作り方の原則”】とは、

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1,真剣にやる、という「情熱」を醸成すること

2,その情熱を維持・サポートしてくれる「環境」を整えること
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

この2点が鍵になるのでしょう。


皆様は、時間を捻出してでも「真剣にやりたいこと」は、ありますか?


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<本日の名言>
人生には何よりも
「なに、くそ」という精神が必要だ。

嘉納治五郎(講道館柔道の創始者・教育者/1860-1938)
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【編集後記】
という私が、
「真剣に英語を学習したい」と燃えるように思っていたかというと、
そうではなくて、
「真剣に学習したいけどできない」から環境を選んだというのが本音。

真剣に学習したい、と思うところから、
一歩踏み出すところが勝負だと思います。

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