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皆さまの1日を5%元気にするビジネス系メルマガ『カレッジサプリ』
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令和元年10月1日(第2050号)
赤本ならぬ「自分の傾向と対策」をハッキリさせると、仕事もぐっと捗る(はかどる)もの
株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 1876字/読了時間2分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は4件のアポイント。
並びに1件のWEBミーティング(実姉と)でした。
*
さて、早速ですが本日の話です。
昨日、一昨日と連続して、
愛知にいる姉(普通のSE)に、
開発中の研修について、意見をもらい続けております。
もう、株式会社カレッジは、
妻、姉、従姉妹と、助けられております。
ありがたや、ありがたや。
そんな「姉への研修の相談」のプロセスの中で、
ふと「自分の傾向と対策を知る」というテーマに関して、
思うことがありました。
本日はそのテーマについて、
皆様に気づきをご共有させていただければと思います。
タイトルは、
【赤本ならぬ「自分の傾向と対策」をハッキリさせると、
仕事もぐっと捗る(はかどる)もの】
それでは、どうぞ。
■受験勉強のお供、
「大学の赤本」なるものがあります。
(大学受験をされた方は、きっとやられたのではないかと)
私は高校時代、
真面目に勉強している方ではなかったので(汗)、
赤本もそんなにやっていませんでしたが、
とはいえ、高校3年生になって受験が近づいてくると、
一応、自分の志望校の赤本を買って、
「志望校の傾向と対策」
をそれなりにしていた(ように)思います。
■同じような学科の大学でも、
・この大学はこんな問題の傾向があるとか、
・この手の出題が多いとか、
・小論文でこんな傾向がある
などがあり、それらの、
「傾向」を知ることによって
上手に志望校への「対策」ができる、
というのが赤本のテーマだったように思います。
(違っていたらごめんなさい)
■この「傾向と対策」という言葉について、
あらためて思うことがありました。
それは私達は、
他者(学校とか人)への傾向と対策は考えるものの、
『自分自身の”傾向と対策”』
は意外と弱いこともあるのではないか、
と思ったのです。
”自分の事は知ってそうで、意外と知らない”
(ぼんやりと知っているくらい)
のことが結構多いから。
■当たり前の話といえばそうですが、
「自分をもっと改善させたい!」
と願っていても、
そもそも、
・自分のどこが強くて、どこが弱みなのか、
・どんなやり方が得意で、どんなやり方が苦手なのか、
という、
『”明確な”自己認識』
がなければ、改善のしようもありません。
(”明確な”、がポイントです。
ぼんやりでは、患部が曖昧で、具体的かつリアルな対策が打てません)
ゆえに、「明確な自己認識」が、
自己改善の一丁目一番地になる、
と言えるのではないかと思うのです。
■そんな「自己認識」に役立つ1つのおすすめツールは、
以前からも何度かお伝えしている、
「ストレングス・ファインダー」というアセスメント。
アメリカの世論調査会社Gallup社が開発した
「自分自身の強み」を知るための177問のテストで、
”自分の強み”がわかる、というものです。
血液型などと違い、統計会社が作った質問から
「自分の思考、行動、感情のパターン」を明確にしてくれます。
(そのパターンを、「才能」と呼んでいます)
そしてこれを使って、
「自分の傾向と対策」を立てるわけです。
■例えば、私の場合は、
『コミュニケーション』
という資質があります。
これは、「話しながら考えることが得意」という”才能”。
逆に言えば、
1人でじっと頭の中で考えていても、
全然アイデアは広がらない。
しかし、誰か聞き相手がいて、
「うんうん、なるほど」などと言ってくれると、
そのリアクションによってどんどんアイデアが引き出されていく。
その「傾向」が自分の中で特に強いと、
アセスメントを通じて認識しました。
*
同時に、『内省』という資質は低い。
これは1人で考える、1人で脳内会議をする才能と言われています。
この資質は低いので、1人で考えているときはアイデアが一向に広がりません。
こういったことを、
「ストレングス・ファインダー」というツールを活用して、
『明確な自己認識』
に繋げる、そして、「自分の傾向と対策」を立てるのです。
すると、非常に”仕事が捗る”わけです。
■これは一例ですが、
おそらく、皆様にも、
”自分にとっての、やりやすいやり方”
があるはず。
そして、それを、
”シーン別アクションリスト”
としてどれだけ持っているか。
ここが「自己改善」の大きなポイントであると思うのです。
先程の、私(紀藤)の研修企画ではないですが、
「このシーンではこういう風にやるとベスト」
という「傾向と対策」を持っていること。
このことが、
個人の生産性に大きく影響を与えているし、
日々の進んでる感も醸成してくれると思っています。
■繰り返しになりますが、人には、
”やりやすいやり方と、やりづらいやり方”
があります。
他の人がそのやり方がいいからといって、
自分にも当てはまるわけではない。
ゆえに、
・自分が最もやりやすいやり方は何か、
・自分が最もパフォーマンスを出せるやり方は何か
こういったことを常に考え続けること、
「自分の傾向と対策」を明確にすることが、
日々の歩みの中で大事なのであろう、
と思った次第。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
進歩とは反省の厳しさに正比例する。
本田宗一郎(HONDA創業者/1906-1991)
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【編集後記】
ストレングス・ファインダー、改めて大事だなあ、と思います。
人の違いを明確にわける西洋的考え方は、多様性を求める時代には、
大変機能すると感じています。
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