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皆さまの1日を5%元気にするビジネス系メルマガ『カレッジサプリ』
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令和元年9月13日(第2032号)
「言語化スキル」は、仕事と人生をサバイブする一つの武器である
株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 1818字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は4件の個別コーチング。
また1件のアポイント。
夜は久しぶりに、ムエタイジムで練習でした。
いやはや、めちゃくちゃ疲れました(汗)
*
さて本日の話です。
最近、コーチング祭りのように、
コーチングをやらせていただいておりますが、
その中で、思うことがあります。
それは、
”自分の思考や気持ちを、
「言葉にできる人」と苦手な人がいる”
という事。
そしてこの両者には、
仕事上の成果にも、違いがあると感じています。
今日は「言語にできる力」について、
気づきと学びをお伝えできればと思います。
タイトルは、
【「言語化スキル」は、仕事と人生をサバイブする一つの武器である】
それではどうぞ。
■コーチングをしていて、
様々な方とお話をすると、
「言葉にできる力」に違いを感じます。
質問をした時に、
「何か大変」
「結構、重要」
「イマイチ、よくわからない」
とふわっとした答えを返す人もいる。
一方、豊富な感情のボキャブラリーと、
比喩、たとえ話を用いて、
自分の思考と気持ちを、明確に表現して、
答えることができる人もいます。
当然、後者のほうが、
「優秀な人だなあ」
という印象を受けるのは、いうまでもありません。
■私の個人的な感想ですが、
コーチングで関わらせていただいていて、
・企業の役員、経営者
・コミュティーリーダー
・優秀なセールスパーソン
・コーチとか教育者
などは、
「言葉できる力」が高く、思考や気持ちを、
的確に表現できるように表すことが得意である、
と感じます。
どうやら「言葉にできる力」と、
人を巻き込んだり、成果を生み出す力は、
なんとなく相関関係があるんじゃなかろうか、
と、ふと思ったわけです。
■これは一つ断言できるのは、
『「言葉にできる」は武器になる』
ということ。
*
「言葉にできる」のは、大きく、
2つのメリットがあると思っています。
まず、1つ目。
『他者に自分の思考や気持ちを伝え、
納得させ、巻き込むことができる』
こと。
人の気持ちは複雑に絡み合っています。
そしてそれが集団になれば、
なおのこと複雑さが増します。
そんな中で、人を動かすには
「論理的に」かつ「感情的に」
相手に納得してもらう必要があります。
(この「感情的に」が大事なのです)
その時に、
「みんな色々あるんだよ」
「とにかくやるべきなんだよ」
ではわかりません。
巻き込みたい、情報を受け取って欲しい人の気持ちを、
こちらが理解していることを、「言葉」として共感を示せること。
その上で、
相手がその状況をありありと想像できるよう、
論理的かつ感情的に伝える。
それを然るべき表現で伝えれば
100パーセントとは言わずとも、
誰かを巻き込み、動かしやすくなるもの。
『ペンは剣より強し』です。
■そして、2つ目。
『自己コントロール力が上がる』こと。
人は、自分の事をわかっていそうで、
わかっていないものです。
・今自分にはどんな感情があり、苦しんでいるのか。
・何に悩んでいるのか。
・何が課題で、どこへ向かっていきたいのか。
、、、
心の中にある、
もやもやとした雲のような”なにか”。
確かに、感覚はあり、
確かに存在はするのだけど、
つかもうとすると消えてしまう曖昧な”なにか”は、
曖昧がゆえに触ることができず、
取り扱い方がわからないわけです。
それらを
「言語化する」
ことができれば
その”曖昧ななにか”は「実体化」するのです。
モヤモヤしているとき、
人は、自分の気持ちや感情を、
的確に言い当てられると、
「そうそう!そういうこと、そういうこと!」
とスッキリする、アレです。
言葉にすると、クリアになり、
「自分がわかった」ように感じるのです。
課題も、実体化するのです。
■「言葉にできる力」が高く、
自分自身で、自分の状況を言葉にできるならば、
『自分の思考・感情・行動を客観視し、
見つめる力がある』
ということになります。
それはすなわち、
『自己コントロール力が高い』
と言い換えられるのでしょう。
■人は、「言葉」によって思考します。
あらゆる学びも体験も思いも、
「言葉」にできなければ、
曖昧模糊とした気体のようなものです。
自分で見つめることもできないし、
当然、相手に伝えることもできません。
大きな話のようですが、
人は言葉によって歴史と今をつなぎ、
文明を紡ぎ、 人と人を繋いできました。
言葉は「人類の最も偉大な発明」である、
私はそう思います。
ゆえに「言葉にできる」と言う事は、
1つのスキルであり武器だと思います。
「言葉化スキル」を高めることは、
・人付き合いにおいても、
・キャリアにおいても、
・感情に振り回されない自分を作るためにも、
大変、有用なものだと思います。
■そして、どうやって「言語化スキル」を鍛えるかというと、
紀藤のおすすめとしては、
1,本を読む
2,言葉のメモ(言い得て妙、とか人の良い例え話をメモする)
という「言葉のインプット」と
3,ブログ/メルマガを書く
という「言葉のアウトプット」。
これをぐるぐる回していくことがオススメです。
積み重ねですが、 言葉にできると、
本当に人生が生きやすくなりますし、
人に伝えやすくなるな、と感じます。
一つの武器になるのです。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
最も美しい勝利は、おのれの心情を克服することだ。
ラ・フォンテーヌ(フランスの詩人/1621~1695)
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【編集後記】
ムエタイでトレーナーに、
足が上がらなくなるまで追い込まれましたが、
こういう”ケツ叩き役”がいるから、人は伸びるんだなあ、
と思いました。限界を超えねば、新しい世界は見えない!ですね。
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◯日時:11月1日(金)15:00~18:00
◯対象者:企業の人材開発に関わる方(人事・部門長など)
◯費用:無料
◯詳細・お申込み:
https://forms.gle/sXPGrzjyYBb3VQc27
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