配信日時 2019/07/19 08:54

「肉体的な挑戦」によって、なぜ自分のことが好きになれるのか?を考えてみた【未来習慣】

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<本日のお話> 令和元年7月19日(第1976号)


「肉体的な挑戦」によって、なぜ自分のことが好きになれるのか?を考えてみた     


株式会社カレッジ 代表取締役 紀藤康行

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(本日のお話 1758字/読了時間4分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は午前中、税理士さん(従姉妹)と打ち合わせ。
午後から、アポイント2件、夜は来週に控えた企業研修について
WEBでの打ち合わせでした。



さて、早速ですが本日のお話です。

177キロマラソンが終わり、早いもので3日経ちました。
、、、が未だ興奮覚めやらず。
足の痛みも収まらず、です。

本日は改めて177キロを振り返り、
私が思う「人が自信を持つための方法」について
感じたことをご共有させていただきたいと思います。

タイトルは、


【「肉体的な挑戦」によって、なぜ自分のことが好きになれるのか?を考えてみた】


それでは、どうぞ。


■人材育成の中で、

「セルフ・コンパッション」

という言葉があります。

これは自分への愛情、思いやりという意味で、
他人が辛い時に優しくなるのと同じように、
自分にも優しくしてあげること。

そのことによって、自己効力感が高まり、
自分は更に成長できる、という「成長思考」の考えに近づく、

、、、というような話。

平たく言えば、

『自分で自分のことを認められる人は、継続的に成長できる』

といえるでしょう。

(※逆を言えば、自分のことを認められないと、
「自分なんてこれからも変わらない」という固定思考になりがち、とも言える)


■そんな背景を踏まえつつ。

177キロマラソンを走って、
そしてこれまで経てきたウルトラマラソンや、
トライアスロンや、フルマラソンなどの

”肉体的な挑戦”

の意味を改めて考えていました。

これは私のあくまでも、一意見にしか過ぎませんが、
思うに、「肉体」というのは極めて動物的で、
本能に訴えかける苦難があり、誰にとっても平等だと思うのです。

例えば、戦略的思考が得意とか、
分析思考が得意とか、人に伝えるのがうまいとか、
リーダーシップの才が備わっているとか、

これらのものは、「すごい!」と周りから言われても、
本人にとっては実は当たり前のことだったりする。

私のこのメルマガもそうです。

大変恐縮ながら「よく毎日かけますね」
「真似できないです」などと勿体無い言葉をいただきますが、

”自分にとっては努力をしている”

という感覚はないわけです。


■しかし、”肉体的な挑戦”は別だと思うのです。

課長だろうが、部長だろうが、役員だろうが、
新入社員だろうが、誰でもその人なりの、

「自分の限界を超える」

ということは、「精神の戦い」であり、
それを強いられるのが”肉体的な挑戦”です。

スピードが早い、遅い、
距離が短い、長いという問題ではなく、

「”個人個人の実感”として、
 どれほど自分に負けなかったか」

これこそが、自分に対しての「誉れ」になる、
私はそんなことを感じるのです。


■誰でもツラいのは嫌です。

私もツラいのは嫌ですし、
他のウルトラランナーも同じように、
「キツい」ことに対して微笑んでいる人はいません。

先日の超ウルトラマラソンの最中も、
多くの方は、満身創痍の顔をしていました。
(一般より若干麻痺している気がしますが)


でも、その中で涙しながらも、
一歩ずつ進むその自分の姿に、
もうひとりの自分が、
「自分、よく頑張っているね。エライね」と、

『自分のことを褒めてあげたい』
『自分のことを認めてあげたい』

そんな気持ちになり、
自分自身の可能性を拡げる「成長思考」に、
より近づけるのではないか、

と思うのです。


■一緒にランニングを走った仲間で、
不動産会社の経営者がいました。

社員数十人を抱えていらっしゃる規模の会社なのですが、
社員の方の成長の機会として「ウルトラマラソン100キロ」
を走ることを推奨しているそう。
もちろん社長は率先して走りますし、無理矢理ではありません。


そんなこと、時代錯誤ではなかろうか、、、
と思われそうですが、実際、効果があるそうです。

「100キロなんて、
 絶対無理と思っていたことができた」

この感覚は、他の感覚に転移します。
その自信はその人自身の基盤を強化します。

そして、全員ではないにせよ、
仕事にも良い影響がでるそうです。


■嘘がつけない挑戦。

それが、”肉体的な挑戦”かもしれません。

そしてそれは、実は”肉体的な挑戦”ではなく、
「自分自身の精神への挑戦」だと思います。

そして、自分に打ち克ったとき、
より自分のことを好きに、認めてあげられるようになる。
(と、私は思っております)


ということで自分を超えた挑戦をしたい方は、
「マラソン」、強くオススメしたいと思います。

34時間のレースで、身体の疲れ、痛みが残るうちは、
ついランニングネタばかりになってしまい、恐縮でございます(苦笑)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆様にとって素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

自分に打ち勝つことは
勝利のうちで最大のものである。

プラトン
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<編集後記>
ようやく体力が回復してきました。
レースの後は、しばらく夢の中にいるような感覚がします。
現実感がない(睡眠がとれるだけで幸せ)という不思議な感覚になります。
今日から、本格的に始動したいと思います。

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