配信日時 2019/02/21 09:27

「一時的な停滞・減退」を受け止めることが、自分の能力と可能性を解放してくれる【未来習慣】

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<本日のお話> 平成31年2月21日(第1831号)


「一時的な停滞・減退」を受け止めることが、自分の能力と可能性を解放してくれる  

 
株式会社カレッジ 代表取締役 紀藤康行

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◎本メールマガジン(未来習慣)は、

*『7つの習慣』のフランクリン・コヴィー・ジャパン 正規代理店
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として人材育成に関わる著者が、
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(本日のお話  1885字/読了時間3分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は3件のアポイント。
並びに夜は、人材開発に関わる皆様(お友達)と懇親会でした。



さて、早速ですが本日のお話です。

私事ではありますが、最近、
「メルマガの書き方」を変えようとしています。

様々な葛藤や思うことがあるのですが、その思考の中で、
”自らの能力を飛躍させるためのヒント”があるように感じました。

今日はその話について、皆様にご共有させていただきたいと思います。


タイトルは、


【「一時的な停滞・減退」を受け止めることが、自分の能力と可能性を解放してくれる】


それでは、どうぞ。


■これまでメルマガを1800号、粛々と毎日書いてきましたが、
「書き方」の中でいくつか転機がありました。

それは、

・タイピングで書くか
・音声入力で書くか

この2つのやり方の間で、揺れてきたのです。


一時期、私は「音声入力」にハマり、
音声入力でメルマガを書くことにしていました。

しかしながら、最終的には、
「タイピング」に落ち着いてしまいました。

それは手を動かしながらメルマガを書くときの

・ノっている感じ
・一発でかける感じ
・うまく言葉が溢れてくる感じ

が、圧倒的に早くて気持ちいい、と感じ、
結局タイピングに戻ってしまうのでした。

不思議なもので、指を使って言語化するのと、
口頭で喋って言語化するのは、
同じ「言語化」でも全く違う行為と感じるのです。

しかし、結局タイピングでのメルマガ作成では、

『時間がかかる』

という制約から縛られ続けます。

手を動かすので、どれだけ速く書いても、
1記事2000文字で30分はかかってしまう。

だから、限界を感じていました。


■一方、今の”音声入力”は違う技術です。

今のiPhoneやアンドロイドの音声認識の機能を持ってすれば、
かなりの精度で、言語化してくれます。

タイピングよりも、圧倒的に早い。

(やったことがない方は、試していただくと驚くはず)

私の勝手な予想ですが、
あと数年後にはおそらく、タイピングは旧世代のものとなり、
時代は音声入力になってくることは間違いない、と思っています。

なので、「未来」を考えると、
圧倒的に音声入力のほうが効率がよいし、
時流にも乗っている、そう感じているのです。


■しかし、それでもなお。

やはり「今日、メルマガを書く」ときの

・乗っている感じ
・一発で書ける感じ
・うまく言葉が溢れてくる感じ

が手放せなかった。

ゆえに、2年ほど前から「音声入力」でメルマガを書いたり、
「タイピング」でメルマガを書いたりを繰り返し、

「結局タイピングのほうがいい」

となっていたのです。

その理由は、ひとえに、

『今の状態が、手放せなかったから』

に他ありません。

時間かかる、クオリティー下がる、
書いているときの気分が下がる、、、
これを、手放せなかったのです。


■慣れていたことを手放すのは、”勇気”がいります。

しかしながら、
今までのやり方の延長線では、
限界があることもわかっているのです。

何か新しい境地を目指そうとするなら、

”プロゴルファーが、新しいゴルフのフォームを身に付けるために、
自分がこれまで長年かけて築いてきたフォームを崩し、

一度成績は下がるかもしれないが、未来に向けて、
「ゼロから新しいフォーム」を獲得しようとする”

そのような覚悟を持つこと。

それが、自分の能力を高めるために、
とても大切なのことだと感じるのです。


■繰り返しになりますが、

「今の自分のフォーム(やり方)」に限界を感じているならば、
「新しいフォーム」を身に付けなければレベルはこれ以上、上がらないもの。

そして、

”「新しいフォーム」を身に付けようとする過程には、
  必ず一度、停滞や、減退が起こる”

のです。

その減退、停滞を甘んじて受け入れること。
今までのやり方を超えるまで、ゼロから粛々と練習をし続けること。

そんな覚悟が、”自らの能力と可能性を解放する”ためには、
大変重要なことではないか、と思います。


そして、私の今感じている

「メルマガを、音声入力に”完全に”変える」

という小さなアクションも、そのプロセスなのでしょう。

今、音声入力で書いたものを再度調整して書き直していますが、
修正だらけで切なくなるほど。時間も通常よりかかっています。

しかし、「必要なプロセスなのだ」、そう言い聞かせています。


■そしてこれは、私のメルマガの音声入力の話だけでなく、
あらゆることに言えると思います。

自分自身のキャリアもそう。
皆様のキャリアもそうだと思います。

同じ仕事の繰り返しで、
自分の能力に限界を感じはじめていたとしたら、
それは「今のフォーム」を手放すときかもしれません。

今の自分の範囲を超えて、

・今までやったことがない領域に手を出す
・違うやり方で仕事をしてみる(人の力を使う)
・不安を感じるチャレンジをする

そんなこれまでの延長線にない行動が必要になるかもしれません。

それは、これまでと同じようには上手くいかないでしょう。

しかしながら、その経験を経ることで、
自分の中に新しい可能性が生まれ、
そして未来に向かって、さらに飛躍することになります。

停滞を受け止めること。
それこそが、自らの人生の可能性を解放することに繋がる重要な姿勢ではなかろうか

そのように思う次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

本日も皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。


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<本日の名言>


革新の鍵は、捨てることにある。

ピーター・ドラッカー
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<編集後記>

予測できないことへの挑戦は、不安ですし、
必ずしも気持ちが良いものではないかもしれません。
でも、大事なことだな、と思います。

<皆様のご感想お待ちしています!>

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皆さまのご感想、ぜひお聞かせください。
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