配信日時 2019/02/06 14:30

「誰かの力を使う」ことを学んだとき、人生は新たなステージに突入する【未来習慣】

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<本日のお話> 平成31年2月6日(第1816号)


「誰かの力を使う」ことを学んだとき、人生は新たなステージに突入する  


株式会社カレッジ 代表取締役 紀藤康行

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(本日のお話  2100字/読了時間2分半)

■こんにちは。紀藤です。

昨日は3件のアポイント。
ならびに、税務署、法務局などに、諸々の書類提出など。

また夜は、久しぶりの英語塾。
「グローバリゼーションが減速している」という深く広いテーマについて、
皆で英語でディスカッションするという時間でしたが、
全く歯が立たず、ただただ冷や汗をかくばかりでした(汗)

しかしながら、こういう「汗をかく」環境があるからこそ、
勉強しようと思えることもまた事実。

これらの”刺激物”を大切にしていきたいと思った次第。
環境は大事です。



さて、本日のお話です。

最近、「自分1人で何にも出来ない」ということを、改めて痛感する毎日です。
今日は、そんな私の体験から感じたこと、学んだことについて、
皆様にご共有させていただきたいと思います。

タイトルは、


【「誰かの力を使う」ことを学んだとき、人生は新たなステージに突入する】。


それでは、どうぞ。


■2018年11月末にカレッジの1期目が終わり、
1月末に、決算報告書を提出しました。

しかしながら、私がこれまで歩んできた畑は「営業」のみ。

もちろん、その過程で諸々勉強会や、
人に教えるという経験もしてきましたが、
基本は「攻める」という仕事です。

ですから、出来上がってきた価値観としては、

・0→1を作ることが大事
・人と会い、どんどん攻め続けることが大事。
・目標数字を達成しなければ評価されない

そんな世界観で生きてきたわけです。

そして、元々そういう性格でもあったので、
おそらく生き抜いてこられたのでしょう。


■しかし、起業をして会社経営となると、
小さいながらも、やっぱりやることは格段に多くなります。

例えば、

・社会保険料の支払い
・印鑑登録の手続き
・納税証明書の取得

みたいな、「国」が関わる手続きですと、
私のように本当に大雑把な性格だと、遅々として進みません。

ちゃんと慎重に読んで、プロセスを見ればよいのですが、
そういうのは極めて苦手で、やりながら考えたいタイプ。

ゆえに、「納税証明書」をもらうだけでも、
手順が抜けていたり、判子が1つ足りない、等々で受領してもらえず、
後日もう一度行く羽目になる。。。
そんなことが、(恥ずかしながら)幾度も発生するのでした。


他にも、

・経理業務(支払い、請求)
・オフィスの契約、支払い、手続き
・パソコン・プリンターの調子が悪い時のメンテナンス

などもあれば、

・研修教材の印刷
・メールの返信
・資料郵送の対応
・ホームページの修正

などなど、細かく積み重なっていくつも増えていき、
全部やっていたら、本当に何もできなくなる。。。

こんな中で「埋もれていく感覚」を覚えていたのでした。


■そんな中ですが、改めて「誰かの力」を痛感することが増えています。

例えば、私の場合、

・妻 ・・・ 研修教材のデザイン、修正、作成
・姉 ・・・ 事務サポート、資料作成
・従姉妹 ・・・ 経理業務全般
・講師仲間 ・・・ 研修業務のサポート
・分析が得意な友人 ・・・ 経営の戦略立て・頭の整理

というように、「自分ができないこと」を“委任する”ようになりました。
でもこれだけで、急激に負担が減り、エネルギーが増すのを感じているのです。

そして、本来の

・”自分がやるべきこと”
・”自分だからこそできること”
・”自分がやっていて楽しく、貢献できること”

にフォーカスをできると、成果も当然変わる。

自分の力を発揮できれば、当然楽しい。
また”自分の提供できる価値”を最大化できれば、
誰かの役に立っている感も高まるので、幸福感も増します。
成果が出ないはずがありません。


■以前、私がまだ「社員」として働いていたとき、
私が師匠と仰ぐ方に、このような相談したことがありました。

「もっと成果を上げるために、どうすればいいでしょうか?」

その答えが、

「『時間をお金で買うこと』を覚えてください。
 例えば、秘書を雇うとか。誰かに手伝ってもらうとか。
 そうしないと、限界が来ますよ」

そんな解答でした。


、、、当時思ったことは、
「いや、サラリーマンだし、秘書とか無理でしょ」
という率直な意見であり、ゆえに秘書を雇うこともありませんでした。

でも、今は本当のそのとおりだよな、と思うのです。

「自分のなすべき貢献を最大化させようとする」。
そうすると、絶対的に誰かの力が必要になります。

ゆえに、「誰かの力を使う」という感覚は、
どんなステージでも重要なことではないか、と改めて思ったのです。

■組織に所属していて、立場も上ではなく、
「秘書を雇う」ことはできなくとも、補い合うこと、
強み弱みを認め合うことは、チームでもできる。

【「自分が得意で成果を挙げられること」にフォーカスするために、
 「自分が苦手でできないこと」を、得意な誰かにやってもらう】

この発想は、

生産性という観点でも、働きがいを高めるという視点でも、
どの立場にあっても大切にしたいことである重要事項である、、、

そのように感じるのです。


■世界的なベストセラー『7つの習慣』では、
”第3の習慣 最優先事項を優先する”という項目で、
「最も大切なことを、最も大切にせよ」と語ります。

そのためにできることは、「時間管理」であり、
時間管理のために大切な思考・技術が、

”デレゲーション”(=委任する)

である、と語ります。

お互いの得意なこと、苦手なことを、理解し合う。
そしてその上で、双方がWIN-WINになる形で、補い合う。

誰か得意な人にお願いをしつつ、
自分は最も貢献できる分野で、一点突破で突き抜ける。

それこそが、イノベーションの源であり、
生産性の飛躍であり、働く幸福感に繋がるのであろう、

そのように思った次第です。

私自身、「誰かの力」を「自分の力」にするという意味では、
本当にまだまだ駆け出しもいいところですが、

【「誰かの力を使う」ことを学んだとき、人生は新たなステージに突入する】  

という感覚を覚えている今日この頃。

もっとその感覚を加速させていきたいと思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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<本日の名言>

真心を持って人を助ければ、
必ず自分も人から助けられる。
これは人生の最も美しい補償の一つである。

エマーソン
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<編集後記>

今日の話は、私もこうなれたらないいな、というこれからの目標でした。
本当にまだまだです、、、。

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