配信日時 2018/12/23 01:01

空手から学ぶ「本気になること」の意味と価値【未来習慣】

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<本日のお話> 平成30年12月22日(第1770号)


空手から学ぶ「本気になること」の意味と価値  

 
株式会社カレッジ 代表取締役 紀藤康行

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(本日のお話  2059字/読了時間2分半)


■こんにちは。紀藤です。

昨日は、『実行の4つの規律』のワークショップの実施。

お世話になっている企業の、
ある部門にといて「重要な目標」について考えましたが、
”皆が目線を合わせることの難しさ”を改めて感じた1日でした。

やはり、「同じ目線を持つ」ためには、
然るべき時間が必要なのだな、と感じた次第。

ならびに夜は、某有名の先生である空手の師範と共に、
空手の稽古、ならびに1年間の慰労会でした。


本当に、激しい空手を始めて早1年。

いろんなことを空手から学び、
そして、それは仕事にも、人生にも活きている、
そのように感じています。

本日はそんな武道から学んだ、
「生きる姿勢」について、
皆様にご共有ささていただきたいと思います。

タイトルは、


【空手から学ぶ「本気になること」の意味と価値】。


それでは、どうぞ。


■しばしば友人から聞くのが、

”子供に「武道」を習わせたい”

という話。

私の周りだけかもしれませんが、
そのように思う親御さん、意外と多いようだと感じます。


その理由は、

”護身術を身に着けさせたい”

という意味もあるようですが、
私の友人の場合、子供に「空手」などの武道通わせている理由は、


・「礼儀」を身に着けてほしい

・「精神性」を磨いてほしい


という理由を挙げていました。

そして、私の友人だけでなく、
そんな成果を「武道」に期待している人は、
少なくないように思います。


■馴染みにない方にとっては、
少し分かりづらい話かもしれませんが、

「武道とは何か?」

について、思うところをお伝えしたいと思います。



これは、当然といえば当然ですが、

”武道”とは「武の道」と書きます。


つまり、「道」なのです。

マーシャルアーツ(総合格闘技)は、技。
「相手を倒す」という技術が非常に科学されている。

素人ながら、私はそのように解釈していますが、

例えば「武道」の場合、
それが、技術を越えた「精神性」に重きを置いていること
多いように思うのです。

例えば、

・合気道
・空手道
・柔道
・剣道
・弓道

、、、

あらゆる「道」の背景にあるメッセージは、
その「道」を歩む過程で身につける、

”技術を超えた「生き方」”

ではなかろうか、
と思うのです。


■そんな背景を込めて、私の「空手」の話に戻します。

私が師範から学ぶ空手は、
普通の道場ではありません。

40前後のおじさんが参加者。

そして、いわゆる

”極真空手(ただし顔面もあり)”

というかなり激しい部類になります。



私も大学時代ボクシング部でしたが、
それでも、稽古が近づくと、
本当にドキドキしますし、怖さも感じます。


もちろん師範がいるので、
大事になることはありません。

それでもやはり、激しいのです。

だから、痛い。

そして、怖いのです。



■そんなことを妻や友人に話すと、


「なんで、そんな思いをしているのに続けるの?」


と聞かれるのです。

その理由はなんでなのだろう、、、
と自分でも考えてみたのです。

それは、まだ明確に答えられるわけではないですが、
敢えて、その理由をあげるとしたら、


『本気になることの価値』


を身をもって知ることができたから、、、、

そう思ったのです。



■少し抽象的なお話なの、
補足させていただきますと、

おそらく、多くの方が、
これまでの人生で、なんとなく感じたことがあると思うのですが、


『本気の相手と向かい合う』


とき、「迫力」のような、
オーラのような、説明がつかないけれども、
圧力を感じること、あるのではないか、と思うのです。


本気で、語る人。

真剣に、取り組んでいる人。

目の前の相手に本気で向かい合っている人。

魂を削りながら生きている人。

、、、

そういう人からは、
”独特のオーラ”が放たれます。


そしてそれは、理屈や論理を超えた、

”人を動かす力”になり得る、

そのように思うのです。


■しかし、同時に、
”本気になること”とは、
リスクもあります。

それは、

・自分を晒す怖さ、や、

・誰かと向かい合う時に本気になることで
 相手を傷つけてしまうかもしれない恐怖、や

・本気になることで、
 相手を本気にさせてしまい、自分が返り討ちに会う怖さ

などがあります。

それが、「本気になろうとする」と
全身を駆け抜けるのです。

そんな恐怖に対峙し、
相手を通じて、自分と向かい合い、

その怖さを含めた上でも、

「本気になることの意味」
「本気になることで、越えられる壁(人の心の壁、自分の限界の壁)」

を学び、


【自分の意志で、本気になれる自分を鍛錬する】


場を設けている、、、

それが、私が「空手」をやる理由なのかもしれない、

そんなことを、感じたのです。


■多くの価値観の中で、

”本当の自分を晒して生きていく”

のは、とても勇気がいることです。

空手で受ける肉体のダメージより、
自分を晒して、心に受けるダメージのほうが、
何倍も破壊力があるのです。


「本気になる」という行為は、
「自らを晒すこと」と同義です。

傷つくリスクを負うのです。


それでも、自らを晒し、
”本気で生きる姿勢”を身につけること、

それで得られる果実は、

・人間関係においても、
・ビジネスの成果においても、

根本的な生きる姿勢にといて
多大なものがある、

抽象的ですが、そのように感じるのです。


「学び」とは、あらゆることから得るもの。

マラソンも、トライアスロンも、空手も、
”生きる姿勢”を学ぶためのものである、

そんな理解をされづらいことを、
少しご共有をさせていただいた次第です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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<本日の名言>

批判を受けないための方法。
何もしない。何も言わない。存在すらしない。

エルバート・ハバード
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<編集後記>

本日はストレングス・ファインダーのワークショップでした。
日本酒を飲みすぎて、メルマガを書くのに、
大変時間がかかってしまいました、、、。

が、本日も楽しかった!
連休、研修の企画、ガッツりやろうと思います。

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