配信日時 2018/11/29 08:49

強くなりたければ、「優しさ」の中に「小さなドス」を持つこと【未来習慣】

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<本日のお話> 平成30年11月29日(第1747号)


強くなりたければ、「優しさ」の中に「小さなドス」を持つこと 
 
 
株式会社カレッジ 代表取締役 紀藤康行

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(本日のお話  1789字/読了時間2分)

■おはようございます。紀藤です。

昨日は1件のアポイント。
ならびに、4件の個別コーチングでした。

コーチングをする度に思うのですが、
本当に多くの方が、「より良くなりたい」
「周りに貢献したい」という思いを、
胸に秘めているものだ、と強く感じます。

しばしば、彼/彼女のここがよくない、
あそこがよくない、と「弱点」に注目して
語られちですが、心より、

その人が持っている

「強み」

にフォーカスできる、
そんな世の中をもっともっと
作り出したいものだ、

改めてそう思った次第です。

(そして昨日コーチングにご参加頂きました皆さま、
 Hさん、Mさん、Sさん、Hさん、ありがとうございました!)



さて、本日のお話です。

昨日、コーチングをする中で、
思うことがありました。

それは、「優しさ」について。

今日は、その「優しさ」という言葉について、
思うこと、考えたことを皆さまにご共有できればと思います。


タイトルは、


【強くなりたければ、「優しさ」の中に「小さなドス」を持つこと】。


それでは、どうぞ。



■その人が、そこにいるだけで、

なんだか癒やされる、和まされる。

ぱっとその場が明るくなる。


そんな人、しばしば見かけますね。

彼/彼女は、
まるで包み込んでくれるような、
「柔らかさ」や「受け止める力」があるように見える。

だから、なんでも語れるし、語りたくなる、

そんな、”母のような強さ”を持つ人、

本当に貴重ですし、
私もそんな人が、とても好きです。


■そういった方は、一言でいえば

「良い人」

なのでしょう。

・心根が優しい
・他の人の気持ちがわかる
・相手の状況を類推することができる
・人の違いを受け止めることができる
・喜怒哀楽を感じる力が強い

そんな能力があるがゆえ、

相手に気遣ったり、
相手の意見を尊重したり、
強引に押し通そうとすることを避けたり、
笑顔や対応を心がけたり、

という行動を自然とできるのです。


これらの能力を高めていくと、
本当に微妙な”心の機微”を察知できて
今流行りのAIでも真似できない、

「人間こその強み」

足り得るのでしょう。

本当に貴重な能力です。


■しかし、一方。

こういった「優しい人」「良い人」とお話をしていると、
同時にこんな”課題”を聞くこともあるのです。

それは、時に


”後回しにされる”、とか
”ないがしろにされる”


という課題なのです。

もちろん、状況、
人によります。

あくまでもそういう話がある、ということ。

しかし、確かに蛍光として、

人はうるさい人、手がかかる人、に
意識が向いてしまうもの。

結果、時間とエネルギーを、
「よく騒ぐめんどくさい人」に
持っていかれたりします。

すると、

”相手の状況を配慮できる、良い人、優しい人”

は、後回しにされたり、
意見が通りづらくなること、

あるように思うのです。


たとえ、その意見が、

「的を射た、真っ当な事」

だったとしても。


■以前、私が尊敬する人から、
こんな言葉を聞きました。


『”強さなき優しさ”は、時に”弱さ”になる』


と。


相手の心がわかる。
色んな人の、葛藤がわかる。
喜怒哀楽を大切にできる、

そういう「温かい心」というのは、

”本当に何が大切なのか?”

を問われ始めている現代社会において、
最も大切な「感性」の一つです。

しかし、

本当は、人を変えられる力を持っていたり、
その人の意見が、貴重なものであったり、
言っていることが、”真”を捉えたものであっても、


「”いい人”がゆえに、後回しにされる」
「”何でも受け止める”から、言われたい放題になる」
「”優しい”がゆえに、舐められる」


ということが、あったとしたら、
それは実にもったいないことだ、

と思うのです。


それは、本人にとっても、
周りにとってもそう。

それは、実に寂しく、
何よりもったいないことではないか、
と感じるのです。


■先程、お伝えした、

『”強さなき優しさ”は、時に”弱さ”になる』

という言葉ですが、

逆に言えば、

【「優しさ」に「強さ」が加われば、
  自分と他人を変えうる力となる】

ともいえます。


いつも、穏やかだけど、
いざというときは、とことんやる人だ。

いつも、優しいけど、
その気になると、迫力がある。

いつも、いい人だけど、
敵に回すと、こわさを感じる。


そんな、


【「優しさ」の中にも、小さな「ドス」を持つ】、


ことができれば、
優しいだけでなく、

自分を変える、周囲を変える、
そんな「強さ」足り得るのでしょう。

そしてそのためには、

「言うときは言う」
「戦うときは戦う」

という腹決め、覚悟というような
『小さな小刀(ドス)』を持つのことです。

実は、言いたいように言ったほうが、
自分や周りのためだったりするのです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

本日も皆さまにとって、素晴らしい1日になりますように。

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<本日の名言>

勇気とは、恐怖心を抱いていないことではなく、
恐怖心を抱いていていも行動する度胸があることだ。

アレクサンダー・ロックハード

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<編集後記>

これから、コーチングまつり。
とても楽しみです。

<皆様のご感想お待ちしています!>

ぜひ、率直なご意見など、
皆さまのご感想、ぜひお聞かせください。
皆様の言葉が、力になります。
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