配信日時 2018/11/21 08:24

「いつもやってるこの活動、短くできないだろうか?」という問いを持つことで、 「生産性」は着実に向上していく【未来習慣】

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<本日のお話> 平成30年11月21日(第1739号)


「いつもやってるこの活動、短くできないだろうか?」という問いを持つことで、
「生産性」は、着実に向上していく

 
株式会社カレッジ 代表取締役 紀藤康行

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◎本メールマガジン(未来習慣)は、

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として人材育成に関わる著者が、
7つの習慣や体験談を元にした、「人生にちょっと役立つ考え方」を通じて、

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(本日のお話  2063字/読了時間3分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件のアポイント。

ならびに、某不動産会社のお客様に
「組織コンサルティング」の実施などでした。

また22時からは、読書。
ムエタイのジムなどで汗を流してきました。
やっぱり運動をすると、体の調子がよいですね。



さて早速ですが、本日のお話です。

個人的な話なのですが、最近、
「家のプリンターの配置」を変更しました。

その行為の中で、
ふと10数年前の話を思い出し、
かつ「生産性」という旬なキーワードについても、
思い巡らせたのでした。

本日はそのお話について、
皆さまに気付きをご共有させて頂きたいと思います。


タイトルは、


【「いつもやってるこの活動、短くできないだろうか?」という問いを持つことで、
  ”生産性”は、着実に向上していくもの】


それでは、どうぞ。


■プリンターの場所の変更をしながら、
あることを思い出していました。

それは、10数年前の、
新卒で入った会社の話です。

少し、私の個人的な話をご共有させてください。



私は大学卒業後、有名な、
某飲食店に新卒として入社しました。

1年目は主に、

「居酒屋のキッチン」

が役割で、”キッチンリーダー”なるポジションで
働いていました。

キッチンには、

・刺し場(サラダ・刺し身など)
・コンロ場(チャーハン・焼きそばなど)
・揚げ場(唐揚げ、天ぷらなど)
・焼き場(串モノなど)

と分かれています。

特に金曜日や週末などのピーク時は、

”いかに大量にくるオーダーを短時間で作り、さばくか”

というのが、キッチンの腕の見せ所となります。


■そして、その「短時間でさばく」(=生産性アップ)のために、
どのような工夫が必要か?という時、
非常に重要な要素が、


『棚割り』


と呼ばれる行為なのでした。


この『棚割り』とはなにか?というと、

”冷蔵庫の中の食材を、どこに配置するか”

ということを表します。


もし、「だし巻き卵」が一番人気商品なら、
観音開きの冷蔵庫の、左側の扉を開けた、
一番上段、真ん中に、「卵とだし」をおいておく。

1日に、数回しか出ない人気がないメニューなら、
その材料は、取り出しづらい冷蔵庫の下段、右奥におく。

、、、

そんなイメージが「棚割り」です。


■そして、些細なことのようですが、この、

『「棚割り」が命』

なのです。これによって、
料理の作成スピードが圧倒的に変わる、、、

そう言ってもよいくらい、
重要なことである、

私はそう認識していました。


■人は”、”慣れる生き物”です。

それが、例えば、
「無駄な動き」であっても、
少し繰り返すと、それが習慣化する。

意識せずに、繰り返すようになる。


たとえば、先の例でいうと、
人気の「出し巻き卵」の”卵”の位置が、
たくさん出るのに、すごく取り出しづらい奥の方にあり、

「なんかやりづらいなー」

と思っていてたとしても。

無駄な動きでも、繰り返していると、
”奥の方から取り出すこと”が
習慣になってしまう。

そして何も疑問を持たなくなってしまう。

つまり、

「無意識で、時間を失っている」

ということになってしまう。。。

そんなことが起こっていたのでした。


■そして、思うのです。

実はこの話、私達の日常の仕事にも、
そのまま当てはまる話ではなかろうか、

、、、と。


先日ふと、上記に記載した
「棚割り」の話を思い出して、
自分の”普段の活動”を、少し、考えてみたのです。


そして、問うてみました。


【いつも普通にやってる活動で、短くできるものはなかろうか?】


と。


すると、やっぱり、あるのです。
”無駄”を思いつくのです。

そしてそれが、私の場合、
冒頭にご紹介した、

「プリンターの配置」

だったのでした。

現在、自宅も仕事用のスペースとして、
家の半分ほど使っておりますが、
これまで、机から10歩くらいのところに
「プリンター」の設置をしていました。

印刷をするたびに、
席をたち、そして取りに行く。

職場ではそうしていたから、
それが普通でした。だから、気にも留めなかった。


でも、よーく考えると、

(あれ、この「10歩」って、無駄じゃね?、、、)

と思い至るのです。

そして、狭い机の後ろに、
無理やりプリンターを押し込んでみました。

レイアウト的には不格好ですが、
それだけで、格段に便利になりました。

そして、机の周りに、

・本棚、・プリンター、シュレッダー、

全てが振り返るだけで、
椅子から降りずに作業ができる、
そんな状態を作り出し、大変、便利になったのでした。


■思うのですが、「時間管理の秘訣」とは、


『”本当に重要な活動”に時間を使う工夫をすること』


である、と常々感じます。

例えば、

・誰かと深い会話をする時間
・クリエイティブな仕事を計画する時間
・心を豊かにする読書
・将来のための学びに投資する時間
・健康をメンテナンスするための時間

、、、

このような、貴重で、充実した、
人生を豊かにする時間を確保するために、
”工夫”をすることこそが

「時間管理の本質」

ではなかろうか、と私は思います。


そんなとき、先程お伝えした、


【 いつも普通にやってる活動で、短くできるものはなかろうか?  】

という問いを常に持ち続け、改善し続け、
それが仕組み化されていけば、
「生産性」は着実にアップしていくものである、

否、しなはずがない、

そのように思うのです。


■ということで、私の実体験から、
「仕組み化」して、最高に生産性が上がったと感じる、
成功事例&おすすめをご紹介します。

もしご興味があれば、是非試して見てください。

3位: 衣料スチーマー(シャツのシワを伸ばす時間が短縮されました)
2位: ルンバ(我が家は1LDKと狭いですが、十分すぎるほど機能します)
1位: ドラム式・全自動洗濯乾燥機(時間が最高に節約されます)

(※特に、1位と2位は、本当にオススメ)


着実に、ひとつずつ、無駄をなくしていきたいものですね。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日も皆さまにとって、素晴らしい1日になりますように。


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<本日の名言>

大切なのは、問うのをやめないことです。
好奇心は、それ自体で存在理由を持っているのです。

アルベルト・アインシュタイン

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<編集後記>

昨日の『「強制こそが慈悲の心」の意味を知れば、人は必ず変われる 』のメルマガに、
ご質問をいただきましたので、こちらで回答いたしますね。

(他にもご感想をいただきました皆さま、ありがとうございます。
 いつもきちんと目を通させていただいております。)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私は日々様々な業務に追われていますが、
本日の「強制」のお話の中でいくと、私の上司は日々仕事のなかで
「強制されるからやらざる得ない」という習慣を私に身に付けさせようとしているのだと感じることが出来ました。

自分自身で強制によって律する場合は異なりますが、
上司や上席の者からの「教育・部下育成・指導」という形での強制の場合は、
私の世代や下の世代の人達からすると「丸投げ、パワハラ」と感じてしまうかもしれません。
「親の心子知らず」というようになかなか想いまでは伝わらないですし、
今の若手世代からすると少し馴染み辛いものではないかと思いました。

また、今の若手世代の中には「やらなきゃいけないと分かっているけど、進められない」
と感じている方もいるのではないかと思います。

単に仕事に対する責任感の欠如によるものなのか、考え方の違いなのか、
はたまた病なのか、私自身もそうですし、部下の育成という面でも悩んでおります。
お悩み相談のようになって申し訳ございませんが、
機会があればメルマガの中でご教授いただけると幸いです。

O様(男性)26歳

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  

O様、ご感想ありがとうございました。

さて、こちらあくまでも、私の見解ですが、

”「強制」はあくまでもツール”であるため、
本人の「こうなりたい意志」が先にこなければ、
おっしゃる通り、ただの「パワハラ」になりかねません。

だからこそ、

・自分はこの仕事を通じてどうなりたいのか
・これをやり遂げるとどんなメリットがあるのか
・今はわからなくとも意味を、何となくでも感じられるか

等々の「目的」がなければ、なかなか取り組むことが難しいのかな、
と思っています。

信頼している先輩から「お前のためだから、俺を信じてやってみろ」と言われたらやりますが、
いつもサボってばかりの「あなたには言われたくない」という人から
「とりあえずやってみろ」では、「やろう」と思う度合いが違うものです。

ですから、「(強制的にでも)それをやる『目的』を理解してもらうこと」は
現状を前進させる一歩になりうるのかな、とも思いました。

ご参考になれば幸いです!

<皆様のご感想お待ちしています!>

ぜひ、率直なご意見など、
皆さまのご感想、ぜひお聞かせください。
皆様の言葉が、力になります。
ご感想・ご意見は、ぜひ、こちらまで。↓

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