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<本日のお話> 平成30年11月17日(第1735号)
「研修のモト」をとるために、絶対的に必要な心構え
株式会社カレッジ 代表取締役 紀藤康行
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7つの習慣や体験談を元にした、「人生にちょっと役立つ考え方」を通じて、
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(本日のお話 1885字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は3件のアポイント。
ならびに、11月以降実施をする、
『7つの習慣』研修に向けて、
”上司の方向け研修説明会”
の開催でした。
意外と知られていないのですが、
実は「研修効果」に対して大きな鍵を握るのは、
『上司の方からの事前の声掛け』
であることがわかっています。
「いってらっしゃい、、、、」
と一言だけ、言うのではなく、
ちょっと熱を込めて、
「なぜこの研修が大事なのか」
「1日しっかり学んできてほしいという期待」
「今回の研修に対する参加者への安心感」
などをメッセージとして伝えるだけで、
受講者が研修にかなり前向きになります。
(ほんとうにそうなのです)
もし、上司の方で同じような立場の方は、
ぜひ参考にされてみてくださいね。
※参考記事:
(第55回 部下を研修に送り出す時にどんな声をかけていますか
https://www.nikkeibp.co.jp/atclhco/15/249752/091600020/?P=3)
*
さて、本日のお話です。
先日、『7つの習慣』の研修実施の際、
フランクリン・コヴィーの講師の方と、
そして企業の人事に方と、
「研修への参加姿勢」
について、ランチの際に会話をしていました。
その中で出てきた話が、
「そうだよなあ、、、」と心に残るものがありましたので、
本日はそのお話について、皆さまにご共有させて頂きたいと思います。
タイトルは、
【「研修のモト」をとるために、絶対的に必要な心構え】。
それでは、どうぞ。
■「学び」というのは、
人生においてとても大切な要素ですね。
私の話になりますが、
仕事柄、またそれ以外でも、
「セミナー」とか「研修」
と呼ばれる類がかなり好きで、
色んな種類の研修に参加をしてまいりました。
それらを含めた、自己投資額は
1000万円を超えております、、。
それが良い、とか悪いとかではなく、
「研修での学び」が当たり前になってくると、
良くも悪くも、
”目が肥えてくる”
という現象が起こります。
参加しながら、
こう思ってしまうのです。
「この講師の方は、”喋り方”がイマイチだな」
「”立ち居振る舞い”が自信なさそうだ」
「この部分の説明、抽象的でわかりづらい」
、、、と。
挙げ句のはてには、
・服装がどう
・表情がどう
・会場がどう
・音楽がどう
、、、というように、
「自分の中の基準・正解」
に照らし合わせて、
批評家のような思考になってしまう。
そんなことが、ややもすると、
つい頭の中に湧き上がってきたりするのです。
それをしたからといって、
得られることは一つもないにも関わらず。
■しかしながら、先日、
研修の合間に、講師の方、
そして人事の方と、
『参加者の研修に対する姿勢』
に対して、あれこれ話をしていたとき、
行き着いた話が、実に的を射ていたのでした。
それは、
こと”学び”については、結局
【「素直な人」が一番、得をする】
ということ。
その結論で満場一致にて、
盛り上がったのでした。
*
何を当たり前の話を、と思われるかもしれません。
でも、「素直」でいることとは、
意外と、難しかったりするのです。
どんな「学び」が来ても、
聞いたことがある話があっても、
「まだ、何か学べることがあるのではなかろうか?」
「まだ、やりきれていないことがあるのではなかろうか?」
と己を律し続けるのは、
謙虚さ、向学心、成長意欲などを、
フル活用させねば、実はできなかったりする。
もし、その場に時間を使い、
「学ぶこと」を選択したのであれば、
苦行のようですが、
与えられたエッセンスの中から、
・わずかでも持って帰ろう、
・実生活に活かそう
とするスタンスことが、
非常に重要な考え方であろう、
そのように思うのです。
■「批判的に物事を見る」ことは、
大切なスキルです。
本質を探求するために、
身につけるべきスタンスでもあると思います。
しかし、
「批判的に物事を見る」
と、頭が良さそうに見えるから、
などということで、
”いついかなる時も、闇雲に批判的である”
というのは、また別の話。
問題を探求するときは良くても、
こと「学び」の分野においては
批判的に見て、得られることはあまりない、
そのように思うのです。
それよりも、何よりも、
「素直であること」
を出来る限り、意識したほうが、
自分自身にとっても吸収出来ることが多く、
有意義な時間になるもの。
そんなことを思うのです。
■色々な企業、そして個人のセミナー参加者と
これまでお会いしてきましたが、
”「学び」に対して、批判的、受動的、
自分のことは棚に上げて、上から入る”
という方で、高い評価を得ている方は、
正直、ほぼいませんでした。
逆に偉い人は、いつも謙虚。
社長が一番熱心に聞いていたりします。
やっぱり、謙虚さが大事。
素直さこそが大事。
それらが「自己の成長」のために、
必要不可欠な要素であり、またいくばくかのお金もかかる
【「研修の元をとる」ために、絶対的に必要な心構え】
であろう、
そのように思った次第。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も皆さまにとって、素晴らしい1日になりますように。
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<本日の名言>
20歳だろうが、80歳だろうが、
とにかく学ぶことをやめてしまったものは老人である。
学び続ける者は、みな若い。人生において
一番大切なことは、頭を若く保つことだ。
ヘンリー・フォード
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<編集後記>
とはいっても、熱量がない学びの場、
本当に質が低い、時間を投資する価値がない場に対しては、
時間を投資する必要もないかもしれません。
その判断は判断で、また大切そうですね。
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