配信日時 2018/11/12 09:42

人前で話をするときに、一体感を持ち、相手に伝わる「心の持ち方」とは【未来習慣】

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<本日のお話> 平成30年11月12日(第1730号)


人前で話をするときに、一体感を持ち、相手に伝わる「心の持ち方」とは 
 

株式会社カレッジ 代表取締役 紀藤康行

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(本日のお話  1885字/読了時間2分)

■おはようございます。紀藤です。

昨日日曜日は、友人の経営者と共に、
『アチーバス×ストレングス・ファインダー コラボワークショップ』
の実施でした。

世界で1億冊売れた自己啓発書である、
『思考は現実化する』(著:ナポレオン・ヒル)の内容を
ゲーム化したのが「アチーバス」と言うゲーム。

それを日本に持ってきた、
「アチーバスジャパン株式会社 代表の梅村武史さん」と、
初めてのワークショプで、楽しい時間でございました。

(ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました!)

また、夕方からは、
お世話になっている企業様の人事合宿にて、

『人材育成の本質』

とのテーマで講話をしてまいりました。

皆さんに何か残ったものがあったように感じられて、
嬉しい1日でございました。



さて、本日のお話です。

最近、人前で話をすることが増えています。

人前で話をするときは、

「相手に伝わるよう、一体感を持って話をすること」

をできるだけ意識して、
実現できるように考えております。

今日は、その「人前で話すときの工夫」について、
思うところを皆様にご共有させて頂きたいと思います。

タイトルは、


【人前で話をするときに、一体感を持ち、相手に伝わる「心の持ち方」】


それでは、どうぞ。


■「人前で話をする」ということ。

得意な方もいると思いますが、
緊張してなかなか上手く話せない、

という方の方が、
何となく多いように思います。


”誰かの視線にさらされる”

というのは、人からのエネルギーを直接受けることであり、
やっぱり緊張してしまうもの。

話すほうも、気を引き締めていないと、
つい「空気に飲まれてしまう」ということ、
あるのではないでしょうか。


■私自身の話になってしまいますが、
私は6年くらい前まで、

「赤面症」

の傾向がありました。

誰かの前で、話をしようとすると
顔が真っ赤になるのです。

会議で当てられると、真っ赤になる。
人前で手を上げても、真っ赤になる。

確か小学校5年生くらいからでしたが、
しかしながら、ふと思えばいつの間にか、
その赤面症は消えていたのでした。

そして先日、ふと、考えたのでした。

「当時、赤くなっていたときの、
 自分の人前で話すときの”心の持ち方”と、
 現在の”心の持ち方”は何が違うのだろう?」

、、、と。

もちろん、色んな理由があるのですが
その中で、考えて見つけたこと。

実にシンプルな、一つの理由がありました。

結論から言うと、


【「意識が自分に向いている」と混乱する、赤くなる。
 「意識が相手に向いている」と伝わる、赤面も気にならなくなる】

ということなのでした。


■私達は、おそらく誰もが、
「自尊心」というか「自分を守りたい」という気持ちを、
多少なりとも、持っているのではないでしょうか。

だから、人前でプレゼンをするときも、

「失敗したらどうしよう」
「ダメなプレゼンと思われないだろうか」
「能力がないと思われたら恥ずかしい」
「ここでミスしたら、評価に響く」

、、、というように、
「相手に話を届ける」というシーンなのに、
実は「考えているのは自分のこと」ということ、
あるように思うのです。

すなわち、

『意識が自分に向いている』

ということです。

でも、そういう状態だと、
不思議なもので、相手に伝わるのです。


「この人、何か考えながら話してるな」

「自分たちに伝えよう、という思いより
 混乱している、緊張している想いが伝わるな」

「自分の殻に閉じこもって話しているな」

、、、というように。


■しかしながら、私自身が思う、

「相手に伝わる瞬間」

というのは、

”自分がどう見られるのかが、
全く頭の中にない状態である”

からこそ、実現されると感じるのです。

自分の評価はどうでもいい。

・このことだけは、聞いている人に伝えたい
・何かメッセージを届けたい
・相手にプラスになれば、別にどう思われてもいい
・赤面しようが、なんだろうが、伝わればそれでいい

そういう思いが伝わること。

その「心の持ち方」になれると、
不思議なもので、

・場が一つになる
・聞いている方とシンクロしている
・相手の心の動きがわかるような感覚がする

というような、「一体感」を持てるのです。
相手に、伝わるのです。


■人前で話をするときに、
とても大切なこと。

それは一つだけ。

根性論のようですが、

【相手に意識を向け、自分を捨てる】

このことに尽きると私は思います。

結局、

”「自分の殻」に閉じこもりながら話をすると、
 伝わるものも伝わらない”

ものです。

だからこそ、

・次何言うんだっけ?と、自分に意識が向かないように、
 きちんと準備をすること

・事前にその場の空気や雰囲気に、
 自分をなじませること

・伝えたいという思いを、集中し、
 蓄え、醸成しておくこと

それらの工夫をし、相手に適切に伝える
「心の持ち方」をキープすることが、
多くの人に伝える上で、とても重要になってくるのだろう、

そんなことを思った次第です。


「想い」に偏りがちな
私個人の意見ではありますが、ご参考になれば。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日も皆さまにとって、素晴らしい1日になりますように。


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<本日の名言>

勇敢な男とは、
自分自身のことは最後に考えるものである。

シラー
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<編集後記>

とはいっても、想いだけではだめで、
伝える技術も非常に大切なことは言うまでもありません。

なので、本当に人前で伝えるのが上手になるためには、
技術と想い、どちらも大切なのですよね。

私も、まだまだ未熟でありますので、
もっともっと頑張ります。

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