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<本日のお話> 平成30年11月10日(第1728号)
「いついかなる時でも、結果を出すプロ」になるために、心がけるべき大切なこと
株式会社カレッジ 代表取締役 紀藤康行
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★紀藤康行プロフィール
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(本日のお話 2156字/読了時間2分半)
■こんにちは。紀藤です。
昨日金曜日は、
4件の個別コンサルティング。
ならびに1件のアポイント。
その他、自宅に帰ってからは
1冊の読書と英語の勉強でした。
今週は、研修が2本。
個別コーチング/コンサルティングが10件。
営業のアポイントも多数と、
なかなか濃厚な1週間でした。
*
さて、本日のお話です。
起業後、自分で幾つかのサービスを提供しております。
その中の「隠れサービス」の一つで、
『個別コンサルティング』
と称したものがあります。
(ほとんどサービスの案内はしておりませんが、
密かに&限定的に行っております)
「個別コンサルティング」と称するのは、
”コーチング”のように、”聞くこと・引き出すこと”以上に、
「こうしたらどうでしょうか?」
「こんな考え方があります」
という提案や情報提供を行うことこそが、
実はクライアントのお役に立つのではなかろうか、
というスタンスから、
「個別コンサルティング」
という名前で提供しております。
そして最近、その
『個別コンサルティング』を行う中で、
「仕事のスタンス」について、自分自身を振り返り、
感じることがありました。
本日はその内容について、
思うところを皆さまにご共有させて頂きたいと思います。
タイトルは
【「いついかなる時でも、結果を出すプロ」になるために、
心がけるべき大切なこと】。
それでは、どうぞ。
■前職でお世話になった社長が、
「一流の条件」について、こんな話をしていました。
それは、”2人のあるマネージャー”を
比較して教えてくれた話でした。
「A課長は、どんなときでも、
メンバーの営業同行に行く際は、必ずお客様から、
”いやあ、さすがAさんですね!”
とメンバーからも、お客様からも言われるんだよ。
必ず、期待する成果を出すんだ。必ずね。」
「でも、B課長は、営業同行に行く時は少し違う。
すごく調子が良いときは、
”さすが、B課長ですね!”
A課長以上に、評価を受ける。
でも、日によっては、あるいはお客様によっては、
”はあ、、、そうなんですね”
と全然、振るわない時がある。
どちらも優秀なんだけど、
やっぱり、本物はどちらか、となるとAなんだよね」
そんな話でした。
■その話を聞いて、私もこれまでの
仕事経験を振り返って、同じようなことは感じます。
例えば、上記と同じように、
「営業同行」を依頼する、というとき。
『いつ何時でも、この人に言えば、
何かしらのヒットを打ってくれる』
という、イチローのような上司もいれば、
『お客様との相性を上手くコントロールできれば
ホームランを打ってくれる』
という、条件つきの代打的な上司がいた時。
では、どちらの方を
”真のプロフェッショナル”
として信頼していたかと言うと
間違いなく”前者”の、いつでもヒットを打てる上司のことを、
尊敬し、憧れていたな、、、と思うのです。
■「強み分析」のアセスメントで有名な、
”ストレングス・ファインダー”においては、
「強み」という言葉の定義について、
このように語ります。
”『強み』とは?・・・
特定の作業において、ポジティブな結果を一貫してほぼ完璧に生み出す能力”
(強み分析で有名な米Gallup社の定義)
と。
ポイントは、
”一貫して、ほぼ完璧に”
生み出せる、ということ。
雨が降ろうが、槍が降ろうが、
どんな強敵やシチュエーションになろうと、
きちんと対処し、結果を出せる、、、
それこそが、
「強み」
である、その言葉がとても印象的だったのでした。
■少し話は代わりますが、
田坂広志さんという、リーダーシップ論で有名な方の講演を、
以前聞いたことがあります。
魂を打つ、
素晴らし講演をすることで有名な方です。
これは関係者から聞いた話なのですが、
氏は、講演の前30分間は、
絶対に、誰も部屋に入れないそうです。
それは、集中して、
今日の瞬間、100%力を発揮するため、とのこと。
それくらい、
・聴衆の方に対しての覚悟を持ち
・この瞬間を、真剣に対峙する
というスタンスを、いつなんどきも持ち、
何度も何度もその”瞬間”が勝負である、
そう考えている証拠なのだろう、と
いたく感動したことを覚えています。
「これぞ、プロフェッショナルである」
そのように、思ったのでした。
■そして、そんな話の流れで、
自分自身のことも、振り返り、思うのです。
何度も行うコーチングの中で、
振り返り、反省をするのです。
”本当に、目の前にいるクライアントのために、
真剣にこの時間を共にできただろうか?”
”頭をフル回転させて、そこにエゴはなく、
100%奉仕の気持ちで臨めただろうか?”
”満足いただく、知識・スキルを提供できただろうか?”
、、、と。
そう問うてみると、
100%のつもりでも、まだまだ出来たことはあったはず、
と口惜しいことを感じることも、やっぱりあるのです。
”調子が良いときだけ、ヒットが打てるのは二流である”。
この言葉が、胸に刺さるのです。
■そして、思うのが、
いついかなる時も確実にヒットを打てるようになるためには、
【仕事に立ち向かう「姿勢」、結果を出す「知識・スキル」。
これらを弛むことなく磨き続けること】
このことに向かい合い続けることに相違ない、
ということだろう、と思うのです。
人間、慣れが生じる生き物です。
つい気の緩みや、惰性というものが入ることもある。
でも、それは”相手に伝わる”のです。
だからこそ、この瞬間は一瞬である。
打席に立つからには、
必ず、相手に価値を届ける、必ず、ヒットを打つ。
そのために、ただただ、学び続ける。
そのために、ひたすら、技を磨く。
瞬間瞬間、真剣さを持ち退治する。
その覚悟を、己を律しつつ、
改めて保つ必要があるのだろう、
そう思った次第です。
お客様に、価値を提供できる人物になりたい、
ゆえに、もっと学び、経験を積んでゆきたい、
そう、切に思う今日この頃です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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<本日の名言>
多くの犠牲と苦労を経験しなければ、
成功とは何かを決して知ることはできない。
マハトマ・ガンディー
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<編集後記>
家からテレビがなくなりました。
が、意外と困らないものですね。
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