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<本日のお話> 平成30年10月16日 (第1704号)
「黄金時間」を作り、1/3の時間で仕事を終わらせる技術
株式会社カレッジ 代表取締役 紀藤康行
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(本日のお話 1657字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は税理士の先生とのご相談。
ならびに、オフィスにて、研修企画の準備。
またその他、読書1冊、英語学習などでした。
*
さて、早速ですが本日のお話です。
私は、これまで飲食や営業を中心に活動をしてきましたが、
起業をしてから、マーケティングや企画、
経理的な仕事をすることも増えてきました。
(本当に何でも自分でやるため、
仕事の量がものすごく増えました。
自由ではありますが。)
そんな中、自分の”生産性”を考えたとき、
『いかに、ゾーンを作るか』
が、良い仕事をするポイントだな、
と、よくよく感じるようになりました。
今日はその話について思うところ、
そして自身の経験から学んだことを
皆さまにご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「黄金時間」を作り、1/3の時間で仕事を終わらせる技術】。
それでは、どうぞ。
■『黄金時間』。
そう、心の中で決めている時間があります。
英語にすると「ゴールデンタイム」ですが、
テレビみたいなので、あくまで個人的に、
「黄金時間」と呼んでいます。
これは、平たく言えば、
「”その事”だけに、集中する時間」
のことを指します。
言い換えれば、
”その事以外は、絶対に何もしない時間”
とよんでも良いかもしれません。
■例えば、”研修プログラムを作る”とした時。
この時間のときは、
「そのことだけ」に集中できるようにする。
そのための”セッティング”と”ルール”を決めるのです。
私の場合、具体的には、
・電話もとらない
・メールも開かない
・耳栓をして外界を100%遮断する
・話し声が聞こえない、話しかけられないスペースに移動する
・その直前はご飯を食べない(眠くなるから)
・コーヒーを飲んで頭を冴えさせる
というように、集中できる環境を整えます。
そして、意図的に
”それしかできない状況”
”集中しやすい状況”
を創り出す、ということをしています。
■すると、面白いのですが、
開始して20分ほどすると、かなりの確率で、
『ゾーン』
と呼べる状態に入っていく感覚を覚えるのです。
「ゾーン」とはスポーツの用語で、
”そのことに100%集中できていて、
力も解放させられている状態”
と言える状態のことです。
その状態になると、
”時間”もあっという間に過ぎます。
しかし”仕事の進み具合”も
圧倒的に高まるのです。
だから、本当に気持ちよく仕事ができるし、
成果も高まるし、当然、生産性も高いのです。
■私達の日常には、
”竜巻”
と呼べる、意識していない、
「日常業務」というなのタスクが
そこら中に転がっています。
・上司からの一言、
・お客様からの急な問い合わせ
・メールの対応
・やり忘れていた仕事を思い出す
そんな事が溢れていて、
「今日は未来のために、これをやるぞ!」
と息巻いても、結局できずに終わってしまう。。。
そういう事が、ままあると思うのです。
しかし、そればかりやっていても、
まるで同じトラックを走り続けるごとく
”自分の人生もキャリアも前に進まない”
と感じたりすることもあるのです。
■そんな中、「これは大切だ』と思う仕事について、
先述のような、
『黄金時間』
なるものを、
強制的に手帳に書き込む。
そして、絶対に集中出来る環境も用意する。
そうすることで、
大切な仕事に対して、
”意識的に「ゾーン」が作り出せて、
生産性を飛躍させられる”
のです。
■世界的ベストセラー『7つの習慣』では、
”第3の習慣 最優先事項を優先する”
という「時間管理」にまつわる話が登場します。
そこで、
『「第二領域(=緊急ではないが重要なこと)」は
意識しなければ、作り出すことができない』
と言っているのです。
しかし行動すれば、
仕事の成果にも人生にも、
多大なインパクトがもたらされるのです。
■だからこそ、
その名称は何でもよいですが、
「第二領域」を天引きする、
『黄金時間』
なる、絶対に集中できる、
「ゾーン」を作り出す時間を意図に作り出すこと。
このことがとても大事である、と思うのです。
そうすることで、
”やったほうがいい、クリエイティブな仕事”
にも取り組めるし、かつ集中でき、
仕事も、一気に前進させることができるようになる、
そのように思うのです。
人によって、具体的な手法は多少違えど、
心がけと、スケジューリング、環境設定こそが、
【「黄金時間」を作り、1/3の時間で仕事を終わらせる技術】
であろう、そのように思う次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
時はその使い方によって
金にも鉛にもなる。
プレヴォ
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<編集後記>
もっともっと負荷をかけて、
出来ることを増やしていこう、と思います。
負荷をかけてこそ、筋肉も、能力も成長するもの、と信じて。
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