配信日時 2018/09/28 09:18

「結果」につなげるためには、「考え方」と「スキル」の二つを揃えること【未来習慣】

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<本日のお話> 平成30年9月28日 (第1686号)


「結果」につなげるためには、「考え方」と「スキル」の二つを揃えること
 

株式会社カレッジ 代表取締役 紀藤康行

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◎本メールマガジン(未来習慣)は、

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 として人材育成に関わる著者が、
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(本日のお話  1556字/読了時間1分半)

■おはようございます。紀藤です。

昨日は大阪に出張。

ある金融系の会社様の一般職の皆さんに

「7つの習慣研修」

の実施の立会いでした。

また終わった後は、大阪で働いている姉と共に、
(コスパが良い)カジュアルフレンチにて会食。

久しぶりに兄弟で色々な話をしました。




さて、本日のお話です。

個人的な話になりますが、
昨日会食をした私と姉は、まるで性格が逆です。

(きっと皆様もご兄弟/姉妹がいる方は、
 同じような方もいるのでしょうね)


私は、”外交的いろんな人と会うのが好き”。

姉は、”いつも同じ特定の人といるのが好き”。


私は、”向こう見ずに始める「石橋を叩いて当たらないタイプ」”

姉は、”色々と考えて慎重に「石橋を叩いて渡るタイプ」”。


私は、”理想を語るのが好き”

姉は、”現実を見るのが好き”。


同じように育ったのに、
こうまで性格が違うのかと、大人になってから分析すると改めて思うほどです。


そんな「違うよね」という話をする中、


「自分の理想を描く」という、

『7つの習慣』でも関連しそうなテーマについて、
少し語り合ったのでした。

その内容が、興味深く思えるものでしたので、
本日はそのお話を皆様にご共有させていただきたいと思います。


タイトルは



【「結果」につなげるためには、「考え方」と「スキル」の二つを揃えること】



それではどうぞ。



■先日、姉がある研修を受けてきたそうです。

それが「ソリューション営業」のアプローチ、
と呼ばれる内容だったとのこと。


内容は、


”お客様の「現状」と、そして「理想」を描き
 そのギャップを埋めることが「ソリューションセールス」だ”


という話だったそう。

非常にシンプルな話なのですが、
この後に盛り上がった話が、


「それは人生も同じだよね」

「、、、でも、”理想”を描くって難しい」


そんなお話なのでした。



■「理想を描こう」。

というのは、どこかしこで言われるお話です。


実際、世界3000万部のベストセラーの
『7つの習慣』においても、


”第2の習慣 終わりを思い描くことから始める”


という「習慣」は、
自分の人生を成功させるための超重要項目である、
とお伝えしています。

また、それが、”世の中の原則”でもある、とも。


ですから、

「自分の人生の理想の状態(ミッション・ビジョンなど)」

を”思い描くからこそそれに近づく”、
というのも一つの事実なのです。


■しかし姉は言います。


「確かに大切だと思う。

「理想」をラクに描ければ苦労はない。

 しかし、実際どうやったらいいかわからない」


、、、と。


確かに、「考え方」はわかっても、
実際のハウツー、いわゆる、

「スキル」

というのは、ある場合と、ない場合があるものだよな、

そのことにハッとさせられたのでした。



■少し話が横道にそれますが、

”自分の強み”を相対的に分析することができる、
1900万人が受ける、米ギャラップ社のアセスメント

『ストレングス・ファインダー』

というものがあります。

アメリカの世論調査の会社、
研究機関を持つ分析機関が発行しているため、
精度はかなり高いものです。



その「ストレングス・ファインダー」の「姉と私の結果の違い」から、
”考え方の傾向”ってあるよなあ、と思ったのでした。




私は「未来志向」と呼ばれる資質が高いのです。


未来のことを考えて、
「こうなったらいいな」「ああなったら最高だな」
と考えることが、大好きなのです。

だから、「理想の自分」は簡単に描けます。



しかし、姉は逆です。

「原点思考」と呼ばれる資質が高いのです。

原点は、すなわち「過去」。
未来とは違うものです。

過去の自分が来たルーツを考え、当時のことに思いを馳せる。

そのことが今の自分がある、と思えることは
とても心地良いし、納得ができるという資質なのです。

しかし、「未来志向」は低いゆえに、

「未来のことを考える」

ということがあまり得意ではない。

どうやったらいいかわからない。

つまり、「スキル」がない。


そんなことを話しながらふと思って、
はっとさせられたのでした。



■私たちは何かを実現しようとするときに、
誰にでも、

「自分の思考の習慣」

のようなものがあります。

世の中のビジネス書や成功本では、
あらゆるところで

「理想の自分を明確に」

とか

「自分のビジョンを持て」


と語っていますが、
実際そういうことが大切だとわかっていても、


”自分の思考の習慣”


によっては、良い悪いではなく、
なかなかできない人がいるというのも事実なのです。


■では、その場合、どうしたらいいのか?


シンプルに、


『それが(例えば、理想の自分を描くことが)得意な人に、

 「スキル」を聞く」


これに限ります。


決して考えられないわけではない。

でも上手にできないことがある場合、

誰かの力を借りる、
真似るということは非常に役に立つものなのです。


一つ、確かに言えることは、


【物事を実現するためには「考え方」に加えて、
 
 『スキル(=やり方)』で正しく実行されること】


によって、結果につながること、

これは事実だと思います。


だからこそ、
「自分の思考の習慣」を考えつつ、
得意なスキルは使い倒す、そうじゃないものを補う、

ということを意識しつつ、



”「考え方」と「スキル」の二つを揃えること”



ということを、一つのテクニックとして
覚えておくといいかもしれませんね。


「ビジョンの描き方」については、
ワークショップでもやろうと思いますので、
詳細は、その時にでも、ぜひ。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

本日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。


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<本日の名言>

人というものは、自分自身より高く、
優れた物差しや手本を見つめる心がない限り、
決して、自分を変えようなんて思いもしない。

トライオン・エドワーズ
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<編集後記>

台風が近づいていますね。
気圧の変化が激しいと、体調を崩しやすいな、と感じるたび
「人間は動物だな」と思わされます。

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