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<本日のお話> 平成30年9月26日 (第1684号)
「企業分析 vs. 自己分析」で考える、ライフキャリアにおいて大切なこと
株式会社カレッジ 代表取締役 紀藤康行
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(本日のお話 1991字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は3件のアポイント。
ならびに、夜はお客様と会食。
またウェブ打ち合わせなど。
来月、友人が教授を勤めるある大学にて、
「キャリア論」をテーマにお話をさせていただくことになりました。
最近学生の方との接点が増えて、
とても刺激的で、楽しいですし、
新しいチャレンジで、ワクワクします。
*
さて、本日のお話です。
昨日、お世話になっている人事の方とお話をしていて、
「最近の学生の就活」について、
語り合っていました。
その方は新卒の面接をしているので、
学生の方の傾向や、面接でどんなことを聞いてくるのかなど、
「若い方」(と社会人から呼ばれる学生)について思うことがあるとのこと。
その話の中で、特に大切なテーマだな、と思うことがあり、
それは学生だけでなく、多くの方に当てはまることどと思いました。
本日はそのお話を、皆様にご共有させていただければと思います。
タイトルは、
【企業分析 vs. 自己分析で考える、ライフキャリアにおいて大切なこと】
それでは、どうぞ。
■皆様がよく利用されているであろうGoogle。
見えないけれど、精度なアルゴリズムで動いていると知られています。
そのGoogleで、
「自己分析 企業分析」あるいは、
「企業分析 自己分析」というように、
ダブルワードで検索をすると、
「企業分析」という単語の方が前に出てくる、
そんな事実があります。
■Googleは正直です。
より興味がある、見られている記事の方が、
上位に来ます。
そんなことを考えたとき、
おそらく学生にとって、
「企業分析 > 自己分析」
という優先順位になっているのかもしれないね、
だとしたら、非常に憂うべきことだ、
人事の方とそんな話をしていたのでした。
■就職活動は、大変な「戦」です。
特定の企業の内定を目指して、
みんなが決まった席を奪い合う。
だからみんな真剣になります。
私は当時そんな活動の中、
評価されるのがイヤすぎて、早々に内定が大変取りやすい飲食店に決めて
終了してしまいました。(そのあと苦労するのですが、、、汗)
私のような場合は、置いておいて
就活とはそれくらいハードなものである、というのは理解しています。
ですから、
『敵を知り、己を知れば、百戦危うからず』
の言葉にもあるように、
そのように「企業」のことを深く、広く知ろうとする。「企業分析」をし、
そして、「自分」をどう見せたらいいか、
どのようにアピールすれば評価されるか、を考える。
というのはごく自然なことかもしれません。
つまり、「主」が会社で、「従」が自分である。
おそらくそれが一般的な流れなのでしょう。
■しかし、短期的にはそうだとしても、
よくよく考えると、本当は違うのではなかろうか、
実は「順序が逆」ではなかろうか、
そのようにも思うのです。
世の中は変わり、時代が変わる中、
ルールは変わりました。
よく言われるように、たしかに昔は、
「会社」を「主」にしても
十分すぎるメリットがあった。
一生面倒を見てくれる、のが前提でした。
「従」でいる価値がありました。
でも、今は、これからはどうか。
そう考えると、未来のことを多少なりとも考えている方であれば、多くの方が、
"自分が「従」でいたところで、
誰か(会社)が人生全てを救ってくれるわけではない"
ということも、間違いなく感じているはずなのです。
■そんなことを考えると、
確かに戦いの中、「敵を知る」ごとき行為が大事なのはもちろんですが、
「本当はどちらにエネルギーをかけるべきなのか」
いうことを、もう一度深く考えてみる必要がある、と思うのです。
相手は変わります。
自分も変わりますが、
自分は一番ユニークで、替えが効かないのは自分です。
だからこそ「企業を知る」以上に、
「自分を知る」
ことにエネルギーと時間をかけること。
それが、短期的にもそうですが、
何より中長期的に大変重要なことである、
そのように思うのです。
■『自分という「鍵」はどんな形をしているのか?』
を知ること、そして、
『適切な「鍵穴」はどこにあるだろうか?』
を見つけようとすること、
あるいは
『一生懸命鍵穴に合わせようともがく中で、
自分の「鍵」のリアルな形を認識していく』
ということ。
それを繰り返すことが
”自分が「主」となるキャリアを創る”
上で大切である、
そのように思うのです。
■「自分のことを知る」
というのは、想像以上に大変で、
骨の折れるプロセスです。
時間もかかります。
企業分析と自己分析の検索結果の順序、
という小さなことかもしれません。
もし自分の中で、
そのような順番になっているとしたら、
それは実は考えべきことではないでしょうか。
「自分のことを知る」こと。
学生だけでなく、私たち全員が
より深く考えるべきことだろう、
そんなことを思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。
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<本日の名言>
自分自身を愛することは、
一生涯続くロマンスを始めることである。
オスカー・ワイルド
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<編集後記>
本日、今まで交流会などに参加された一部の方に、
特別なお誘いをお送りする予定です。
新しい企画、どんどんやっていきたいと思います。
<皆様のご感想お待ちしています!>
ぜひ、率直なご意見など、
皆さまのご感想、ぜひお聞かせください。
皆様の言葉が、力になります。
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