配信日時 2018/09/21 12:54

「ダブルゴール」を設けることが、自らの力量を高める【未来習慣】

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<本日のお話> 平成30年9月21日 (第1679号)


「ダブルゴール」を設けることが、自らの力量を高める  
  

株式会社カレッジ 代表取締役 紀藤康行

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(本日のお話  1777字/読了時間2分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日は3件のアポイント。
ならびに夜は、経営者の会合に参加。

また仕事をした後、ムエタイのジムで、
久しぶりに汗をかいてまいりました。

ムエタイを激しくやりすぎて、
今朝あ若干寝すごし、メルマガが今になってしまいました(汗)

反省です。



さて、本日のお話です。

昨日、Nexing経営者倶楽部という経営者が集まる勉強会にて、

「スポーツ心理学」博士の布施努さんのお話を聞いてきました。

ちなみに布施さんは、

・高校野球で甲子園準優勝、大学野球では全国優勝
・その後、住友商事にて14年のビジネス経験を経て、
・ノースカロライナ大学にて、スポーツ心理学の博士号を取得。

現在は、慶應義塾大学、筑波大学などに、
メンタル指導を行うことで、全国大会優勝などの実績を量産している、

「ご自身の経験」×「アカデミックな知識」

を融合され、結果を出されているスゴい方です。


その布施さんのお話の中で、
興味深く、参考になるな、と思ったお話がありましたので、
本日はその内容について、皆様にご共有させていただきたいと思います。

タイトルは、


【「ダブルゴール」を設定することが、自らの力量を高めてくれる】


それでは、どうぞ。


■「スポーツ」には、多くの学びがあります。

たとえば、一度100キロマラソンを走ると、
「人生への波及効果」が尋常じゃないです。

自信が生まれ、やればできる、
というようにマインドセットが圧倒的に変わったりするのです。



少し話がそれますが、
実は私、大学時代のとき、

「スポーツとビジネスの成功者の共通点は何か?」

というテーマで、卒論を書いたことがあります。
(心理学系の専攻でした)


適当な大学生だったので、
何を書いたか詳しくは覚えていませんが、

結論、わかったことは、
「スポーツの成功者」も「ビジネスの成功者」も、

・目標を持っている

・自責の意識がある

・努力を継続できる

・人の力(助け)を使うことができる


というような話に帰着しました。

これは、『7つの習慣』にも通ずる”原則”のような話であり、
「ああ、結局同じなんだな」と思ったことを覚えています。

そして、そのことは、「スポーツ心理学博士」である
布施さんが強く伝えていることの一つなのでした。


■では、具体的に、どのような
”スポーツから学ぶ、仕事・人生への活かし方”
があるのでしょうか。


このことについて、興味深いお話がありました。

その中の一つの話が、


【「ダブルゴール」を設けることが、自らの力量を高める】


というお話だったのです。


ちなみに、ダブルゴールとは、何か。

それは、

『「最高目標」と「最低目標」の2つを設定する』

という意味です。



スポーツでも、あるいはビジネスでも、
同じことが言えると思いますが、

”必ずベストが出せるとは限らない”

ものです。

例えば、スポーツであれば、
相手との相性や、相手の力量により、
自分の力を出させてもらえないこともあります、

ビジネスでも、本当に素晴らしいプレゼンや
営業ができるときもあれば、参加者によっては、
空振りに終わるときもあるかもしれません。

それくらい、「最高の結果」がいつも出せるとは限らない。

しかし私達は、こと「目標」というと、

『「最高目標」 =こうなったらベスト』

というものを描きがちです。

しかし、達成できないと自分を責めたり、
自信をなくしてしまったり、結果、
「継続的に、楽しく努力する」ことに対して、
マイナスに働いてしまうことがある。

または偶然うまく言ったことに喜び、
勘違いすることもあるかもしれない。


■しかし、「最高目標」だけではなく、

『「最低限」=これだけは達成する(=最低目標)』

ということを設定することで、
また違った視点で、目標を持つことができるのです。


”最低、これだけはできたからよしとしよう”

と思えることで自分を認めすくなるし、
自己効力感を持ちやすくなる。

また、あれもこれも、ではなく、
1つ2つの、本当に守りたいものを、絞り込むこともできる。

選択と、集中ができる。


■スポーツ心理学の大家の、布施さん曰く、

「一流選手は、”最低目標”にフォーカスする。
 そして、それを引き上げていく習慣を持っている」

と言います。


それは、

「最低限、これだけは達成する(=最低目標)」

のレベルを、少しずつ高めることは、
”安定感”につながる、というのです。

そして、一流とは、

”継続的なパフォーマンスが出せる安定感”

を持っている人のことを言う。

それこそが、一流と二流の違いである、
そんなお話をされていたのでした。



■「ダブルゴール」を設けること。

「最高ここまではいきたい」という目標を描くと共に、
「最低これだけはできる」という目標も考える。

そうやって、少しずつ、

【自分がどんな状況でも出来ること】

を増やしていくことで、
自らの力量の底上げができ、
そして、それが一流への道に繋がるのだろう、

そんなことを思った次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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<本日の名言>

平凡は妙手にまさる。

大山康晴
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<編集後記>

運動をもっとしたいですが、
体力の回復までの時間も考えないと、
翌日に響くな、、、と最近感じます。
生産性を高めるなら、やりすぎはよくないな、と思った朝でした。

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