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<本日のお話> 平成30年9月19日 (第1677号)
「リーダーシップ」とは、”生き様”を問うことである
株式会社カレッジ 代表取締役 紀藤康行
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(本日のお話 1556字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は3件のアポイントでした。
ならびに夜は、
「リーダーシップ論」についてひたすら読書。
改めて、「リーダーシップ」とは
色んな捉え方があるのだなあ、と感じた次第です。
*
さて、本日のお話です。
『リーダーシップの旅 見えないものを見る』
http://amzn.asia/d/6qPTpEO
という、大変な名著があるのですが、
この本を改めて読み返しながら、
その通りだなあ、と深く心に刺さる言葉がありました。
本日はそのお話について、
皆様にご共有させていただくと共に、
思うところをお伝えさせていただきたいと思います。
タイトルは、
【「リーダーシップ」とは、”生き様”を問うことである】。
それでは、どうぞ。
■リーダーシップ系の研修を行っていて、
その前後に、しばしば耳にする言葉が、
「リーダー(管理職)にはなりたくない。
なぜなら、大変そうだし、あんまりメリットがなさそうだから」
とか、
「そもそも、自分はそんな器じゃないし」
という話を聴くことがあります。
*
実際、今の時代、
必ずしも成長しない世の中において、
それは一つの本音であり、そう思うのも、
もしかすると当然なのかもしれません。
■しかしながら、
”では、誰かに依存して生きていける世の中なのか?”
と言われると、
確かにある程度の保障はあるかもしれませんが、
やはり基本のベースとしては、
「自分の人生は自分で切り開くもの」
であるのではないだろうか、
私は個人的には思います。
■そんな中、先日『リーダーシップの旅』を読んでいて、
こんな文言が出てきました。
それは、以下のような話。
日本を代表する次世代リーダーを育てるNPO法人を運営している、
「日本のリーダーシップの大家」とも言える野田智義氏の言葉です。
(以下、引用いたします)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「すごいリーダー」というイメージ、
「幻想」とでも呼ぶべきイメージこそが、
リーダーシップを考える上での諸悪の根源だと考える。
(中略)
確かにリーダーはすごい。
けれども、すごさを知り、そこに着目すれば「するほど、
リーダーシップは特別な人が発揮するものであって、
自分には無理という受け止め方になってしまう。
リーダーシップなんて自分には関係がない、興味もわかない。
リーダーシップなんてつまらない、、、。
「すごいリーダー幻想」は、私達をリーダーシップから
一気に遠ざける負の力を持っているのだ。
引用 『リーダーシップの旅 見えないものを見る』より
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■いかがでしょうか。
皆様は「リーダーシップ」について、
上記を読まれて、どのようにお感じになられましたでしょうか?
私は、この話を聞いて、
「本当にその通りだな」と強く共感いたしました。
*
リーダーシップと言うと、誰か特別な人が持つもの。
ガンジーとか、マザーテレサとか、
リンカーン、坂本竜馬、西郷隆盛。
それこそがリーダーである。
だから、
「私たちのような一般庶民は関係ない話である」
、、、
なぜだかそう思わせる力があるのです。
■しかしながら、この『リーダーシップの旅』では、
別のパートで上記を否定して、
リーダーシップのことを以下のように結論づけます。
【リーダーシップとは、私たち一人一人の自分の生き方、
仰々しく言えば、”生き様”を問うことである】
、、、と。
「リーダーシップは、生き方である」
そして、それによって、
自分の人生が切り開かれ、人がついていくるのである、
と言うのでした。
■まずは、自分がやりたいこと、
目指したいことに向けてひた走ること。
その中で「協力したい」と思う人が、ついてくる。
”言うは易し行うは難し”の話ですが、
それがリーダーのあり方のように、私は思います。
「まず自分がどうなっていきたいか」
「自分がどういう生き方をしたいか」
そんな”自分の内側の声”に正直に、
そして真剣に向き合って見る必要があるのだろう、
改めてそのように思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。
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<本日の名言>
いかに生きるかを学ぶには
全生涯を要す。
セネカ
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<編集後記>
「内なる声を聴く」こと。
これがリーダーシップのはじまりだ、と言われます。
『7つの習慣』のコヴィー博士も、
第8の習慣にて「find your voice」(=心の声を見つけよ)
といっています。
原則は同じ。
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