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<本日のお話> 平成30年9月13日 (第1671号)
「ピア・プレッシャー」を上手く使えば、“自然な努力”ができるようになる
株式会社カレッジ 代表取締役 紀藤康行
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(本日のお話 1654字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は朝から個別コンサルティングの実施。
その後、4件のアポイント。
夜からは改めて始めた「英語塾」への参加でした。
*
「英語塾」は1年半前に通っていて、
そのときは結構、英語力が伸びていて、
思ったことが言葉に出せるなあ、という感覚がありました。
、、、が結局、やらなければ落ちていくのみ。
(当然ですね)
ですが最近、英語が必要な環境になりつつあるため、
学習を再開することにしたのでした。
ぶっちゃけ大変ですが、いい感じの「外圧」がかかり、
また英語力を鍛えられる予感があります。
がんばります。
*
さて、本日のお話です。
「英語塾」の再開にあたって、改めて感じていることが、
『外圧の効力』
です。
そして、何かを成し遂げる時に、
この『外圧の力』を上手に活用することが、
とても大事なのだろうな、と思いましたので、
本日はそのことについて、
皆様に気づきをご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「ピア・プレッシャー」を上手く使えば、“自然な努力”ができるようになる】。
それでは、どうぞ。
■最近、ある流行の本があります。
組織開発に関連する本ですので、
人事系の皆様、経営に関わられる方はご存知かもしれませんね。
その本とは、
『ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』
(著:フレデリック・ラルー)
http://amzn.asia/d/aJ3DBIU
というもの。
*
この本で書かれていることは、
ものすごーく平たく言うと、
「未来の組織の形とは、
皆が自主的に運営する組織になる」
というお話です。
その「次世代型組織(=ティール組織)」とは、曰く、
・目標も、管理も、役割もない
・問題や課題に気づいた人が、自ら仕事をする
・自分の全てをさらけ出せる場である
とのこと。
そして、実際にその「ティール組織」にて運営をし、
そして成果を出している会社が世の中に現れ始めている、、、
そんなことを実例を踏まえながら、語っている本です。
■しかし、読みながらふと思うのです。
「、、、いやいや。
目標も、管理も、指示もなくて、本当に仕事をやるの?
サボるんじゃないの?」
、、、と。
そんな声も聞こえてきそうです。
だって、想像してみれば、
”自分のため”として始めたはずの
・ダイエットだって
・英語の学習だって
・資格の勉強だって、
・筋トレだって
結局、皆続けられないじゃないか。
なんだかんだで「言い訳」をつけて、
やらなくなってしまうのが人間ではないか。
そんな自由にしていたら、
「組織の目標」なんて達成できっこない!!
、、、
とも思えるから。
少なくとも、私は始めに読み進めるとき
そう思いました。
■しかし、この「ティール組織」。
続きの話があります。
この次世代型の組織を運営する上で、
大切な「歯車」があるというのです。
指示、管理をせずとも、
皆が自主的に動ける「歯車」。
それが、
『ピア・プレッシャー』(=仲間の圧力)
である、いうのです。
■上司から、部下への圧力ではありません。
”命令や指示”ではないのです。
あくまでも一緒に働く仲間たち。
そこに上下関係はない。
でも、
1,「皆でやろう!」って決めた
2,「自分もやる!」って言った
というこの2点セットが働くと、
心的な状況が変わるのです。
ちょっと専門的な言葉で言えば
”アカウンタビリティ”(説明責任、という意味です)
と言います。
■我々は、
「めんどくさいなあ」
で始まっても、
「いやはや、皆やってるし、
自分もやるって言ったし、やんないとなあ、、、」
という心境に、”自然と”なる。
そして、実際にやると、
意外と気持ちよかったり、達成感があったりして、
自己効力感が増したりするのです。
そして、これこそが、
『ピア・プレッシャー』(=仲間の圧力)の効力
なのです。
*
次世代の組織だろうが、
ティール組織だろうが、
いつの世も人の弱さはもちろんあるわけです。
しかし、それを補うために、
上手に「プレッシャー」を活用しようじゃないか。
この『ティール組織』を読みながら、私はそのように感じ、
「なるほどなあ」と、至極納得をしたのでした。
■「プレッシャー」という単語は、
少しネガティブな印象があるかもしれません。
しかし、
”プレッシャーは使いようによっては武器になる”
のです。
上意下達型の、一方的なプレッシャーでなく
「自分がやる!やりたい!」という意志を決めた後の
『自ら選んだプレッシャー』
であれば、やる気を後押ししてくれたり、
絶え間ない努力を形にする手助けをしてくれるのです。
そしてそれは、自尊心を高め、
自己効力感を満たしてくれます。
それこそ、私が「英語塾」を再開しようと思ったのも、
そのプレッシャーを活用しよう、と思ったからに相違ありません。
■「毒薬変じて薬となる」。
という言葉がありますが、
”要は使いよう”、ということ。
ですから、
【「ピア・プレッシャー」を上手く使えば、“自然な努力”ができる】
ことも可能なのです。
ということで、
プレッシャーも、
ストレスも、
上手に活用して、
自らを前進させる武器としていきたいものだ、
そんなことを思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
流れに逆らおうとしたところで無駄なことだ。
流れに身を任せれば、どんな弱い人でも岸に流れ着く。
セルバンテス
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<編集後記>
ちなみに、このメルマガも、
「ピア・プレッシャー」(=仲間{読者の皆様}のご期待)
により、“自然な努力”の結果として、1671号を本日で迎えました。
そういう意味でも、いつも、ありがとうございます。
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